【北京】【閉店?】あのHMVのカフェが北京にも。ニッパーが可愛い♡hmv kafé
※hmv kaféは現在営業を停止しています。閉店してしまったのかこれから復活するのかは不明です。(2019年1月追記)
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7/30 10:30時点で、ブログの読者数が104人となりました。ありがとうございます。
6/1にブログを始めて丸2カ月。北京在住の方もそうでない方にも、
多くの方に読んでいただき感謝しています。励みになります!
まだまだ拙いところもあるかと思いますが、これからもお読みいただけたら嬉しいです♡
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
HMVといえば、日本でもおなじみのレコード販売大手。
イギリスの本家が経営破綻してしまってからは、
香港の会社が香港や中国本土などでの経営権を握ってきたそうです。
その香港で誕生した、HMVのカフェ形態「hmv kafé」。
約1年前に、北京にも上陸しました♪
私はオープン当初から何度か訪れています。
hmv kaféのコンセプトは“live play eat”。
音楽とカフェの融合をテーマにしています。
↑外観。三元橋の海南航空ビルにあります。
↑店内はとても広くて、天井が高く開放的。これはオープンすぐに撮った写真ですが、今は写真右側がステージになっていて、プロジェクターも設置されています。
ときどきライブイベントなども開催しているみたいです。
↑HMVのマスコットといえばこのワンさん、名前はニッパー。店内にいるので探してみてください♡
↑手前はカフェラテ(30元)、奥はアメリカン(22元)。ニッパーが取っ手に載っていて可愛い~♡
↑マグカップの受け皿にもニッパーがいます♡音楽を聴きながら、コーヒーを飲んでいるのかな?
5つ星ホテルでの経験を持つシェフが厨房を仕切っているそうで、
フードもなかなかです。
↑こちらは平日ビジネスランチセット(58元~)のメイン、ローストチキン&ニョッキ。
ちょっと前のメニューなので、現在は変わっているかも?です。
↑チョコレートケーキ。デザートもおいしかったです。
クリスマスやバレンタインをはじめ、イベントやシーズン毎に限定コースや新メニューを出しているみたいです。
そうそう、香港の店舗と同じグッズも販売しています。
どれもニッパーが主役で、可愛くてキュンキュンします。
↑トートバッグ。
↑ヘッドホンをゲットしました。自宅で愛用しています~♪
ここではお店主催のイベントを開催しており、これまでにコーヒーテイスティングやハロウィンイベントなんかを行っていました。
会社やプライベートなイベントにもよく使われているようです。
それにしても、中国でHMV自体が知られていないため、
最初このお店のことを聞いたときは、受けるのかな?ともちょっと思ったのですが。
中国では日本以上に、オンラインで音楽を楽しむことが主流になっていて、CDを買う人なんて今ほとんどいません。というか売っているところをあまり見ません。
なので、レコードやCD販売で攻め込むよりも、
あえて香港で受けているカフェの形態で中国本土に進出したことは、賢い戦略だったのでしょうね。
センスの良いカフェで、可愛いキャラクターもいて。
音楽のHMVを知らなくても、十分親しみが持てますもんね。
これからどういう展開をしていくのか、楽しみです。
hmv kafé
hmv kafe电话,地址,营业时间(图)-北京美食-大众点评网
【北京】生絞りオレンジジュースの自販機を試してみました
北京でよく見かけるようになった、生絞りオレンジジュースの自販機。
すごくのどが渇いた時、すぐそばにあったので試してみました。
↑これ。ここは工体前のショッピングモール、世茂工三の1階。他にもいろんな所にあります。
普通の日本人であれば、「使ってるオレンジは大丈夫なの?」「機械は清潔なの?」などと衛生面をいろいろ考えてためらうかと思うのですが…
私、全然平気(笑)!
気にしたら損!
気にしてたらキリがないし、中国で楽しめない!
…と思っているので、ためらわずやってみます。
1杯15元。
現金、WeChat、支付宝などで支払えます。
↑お金を払うと、早速機械で絞ってくれます。絞る様子は撮り逃しましたが。
↑進行状況が分かります。絞り中。
↑ここからストローを取り出します。
↑完成~★30秒ほどですぐにできました。
普通においしいオレンジジュースです。確かに、フレッシュな感じがする。
↑カップには、「本品は水、砂糖、添加剤を加えておりません。1杯につき3~6個のオレンジを、自動で皮をむき、ろ過して(?)絞って作ります。購入後は2時間以内にお飲みください」というようなことが書いてあります。
次々と新しい物やサービスが登場する北京。
そこにビジネスチャンスがあると気付けば、瞬く間に競合も増え…。
このオレンジジュース自販機は、売れているのか分かりませんが、
そのうち、オレンジに限らず他の果物や野菜を絞ってジュースにする自販機なんてのも出てくるかもしれませんね~。
週刊ダイヤモンドの特集『中国に勝つ 超速・変幻自在モデルに乗れ!』
週刊ダイヤモンド、これまで読んだことはなかったのですが
一時帰国中に見つけて買ってみました。
こんなに堂々と中国特集が組んであるので、気になって(笑)。
一帯一路、スマホ決済、日系企業、政治など、幅広い話題を扱ってありました。
モバイクやofo、アリババやテンセント、名創などおなじみのものから
新興勢力まで、新しい内容でなかなか読み応えがあります。
日本で出回る中国のことを扱う本って、批判的な見方のものが多いのですが、
これは、「競争するのではなく、日本の強みを生かしながらうまくつながる」ことを重視している紹介の仕方で好感が持てました。
キヤノンや日立製作所の中国社長のインタビューなども載っていました。
特集でもちょっと触れられていましたが…
私が今回、一時帰国して改めて思ったのは、
中国における、電子決済サービスの勢いのとんでもなさ。
日本とは比べ物にならないくらい進んでいると思います。
もちろん、文化や法規制など、比較できないさまざまな要因があるにしろ。
本当に変化が速い中国。
この特集の内容も、数カ月後には古くなってしまっているのでしょうけれど…。
実際現地に住んで、この変化を肌に触れて実感できることは、貴重な体験なんだろうなぁとも思います。
シェアサイクルやデリバリー、配車アプリなどはもちろん、電話ボックス型カラオケやユニークな自販機ほか、次々に出てくるサービスを日々目にしては驚いております♪♪
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北京にも店舗あり。diptyqueのボディクリーム(のサンプル)にノックアウト♡
パリのフレグランスブランド、diptyque(ディプティック)。
日本にも、南青山の旗艦店をはじめ、多数店舗がありますよね。
そして北京にも、三里屯太古里南区やSKPなどに出店しています♪
私は三里屯店の前をよく通りがかっていて、
そのたび素敵な香りに、ふわっと一瞬癒されておりました。
フランスのフレグランスブランドということで、お値段もお安くはないため
私の場合はいつもウィンドウショッピングで終わるのだけれど(笑)。
私はディプティックのアイテムは使ったことがなかったのですが、
思いがけずサンプルをゲット。
良い香りのコスメは大好きです♡
↑3つのアイテムが試せるサンプルキット。パッケージがおしゃれです。
左から、アールデュソワン サテンオイル(ボディオイル)、アールデュソワン リッチクリーム(ボディクリーム)、アールデュソワン スムーズインスクラブ(ボディスクラブ)。
私が特に気に入ったのが、真ん中のボディクリーム。
甘いバタークリームの香りに癒されます♡ずっとクンクン匂いを嗅いでいたいくらい(←やりすぎ)。
もちろん香りだけではなくて、使用感はしっとり、しっかり保湿してくれている感じがしました。
これはまた使いたい~!
ネットで調べてみたら、日本でも販売されています。
三里屯店を覗いてみると、ボディケア系だけではなく、フレグランス、ソープ、キャンドルなどいろいろなアイテムがありました。
そこそこ値が張るので、気軽に買えるわけではありませんが
こういうアイテム、一つあるだけでだいぶ気分が上がりますよね。
北京でも、こういうアイテムをさらっと使いこなせる女性には憧れるなぁ。
diptyque(三里屯店)
住所:朝阳区三里屯太古里南区S6-19a
diptyque(三里屯店)地址,电话,价格,营业时间(图)-北京化妆品-大众点评网
diptyque公式HP
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【北京】高級寿司四葉のクオリティを、ちょっぴりカジュアルに楽しむ~萬葉
北京有数の高級寿司店・四葉といえば、北京ではわりと知られた存在。
日本から空輸する海の幸をはじめ、上質な厳選素材で作るお寿司やお料理はおいしいと評判なのですが、
何しろ、高級店のイメージが強いため、私には敷居が高くて普段は行けません。
お金持ちの中国人が訪れたり、接待で使われるような。
その四葉の姉妹店である「萬葉(まんよう)」が、昨年末から営業しています。
萬葉は、海鮮炉端焼をメインにしていて、
四葉よりも若干カジュアルで(私にはそうは見えないけれど…(汗))、利用しやすいというのもコンセプトになっているようです。
外観の写真を撮っていませんでした。
大通りからは見えないのですが、賽特飯店の南門からすぐ。大きな門構えが迎えます。
↑掘りごたつ式の畳スペース。中央の池には鯉が泳いでいました。
↑カウンターも広々としています。
個室は9部屋、最大30人まで利用可能。
ビジネスランチや会食にも使えそうです。
↑お皿と箸置きが可愛くてパシャリ。おしぼりに四葉マークが。
私はちょっと前に行った時、マグロの会席コースをいただきました。
今はやっていないかもです。コースは都度お店にご確認くださいませ~。
四葉と萬葉のお刺身は、長崎から空輸するマグロなど、日本から仕入れる魚がメインです。
四葉クオリティの海鮮を、もっと気軽に、というのも狙いの様子。
↑海鮮丼。北京で食べられるのはやっぱり嬉しいです。
↑マグロを焼きで。身がふわふわしていておいしい。
その他にもいろいろ食べたのに、写真を撮っていませんでした。
私、日本料理は目新しさがないせいか、写真をあまり撮らないのですが、
ブログで伝えるには、やっぱり写真があった方がより良いですね。
そうそう、デザートの抹茶プリンもなかなかおいしかったです。
単品料理も刺身やお寿司の他、前菜、サラダ、揚げ物、焼き物など一通りあります。
日本酒は30種類くらい揃えているそうですよ。
いくら四葉よりカジュアルとは言え、夜はやはりそこそこのお値段はすると思います。
敷居が高いならば、平日ランチでの利用が良さそう。
お昼の小会席、80元から150元まで数種類ありました。
…って、肝心の海鮮炉端焼を食べていない~!
萬葉
住所:北京市朝陽区建国門外大街16号3号楼底商W-4号
萬葉海鲜炉端烧电话,地址,营业时间(图)-北京美食-大众点评网
【北京】一度は行っておきたい。知る人ぞ知る、胡同の小さなイタリアン~mercante
おいしいイタリアンが北京にも増えてきましたが、
中でも個人的なお気に入りは、mercante。
ここ、ぜひとも一度は行っておきたい!
場所はやや分かりにくいですが、知る人ぞ知る人気店です。
でも、そのロケーションも、mercanteの大きな魅力であることは間違いないと思います。
南鑼鼓巷、什刹海、鼓楼東大街の中間あたり、
ローカル色の濃い胡同にあります。
知らなければ見過ごしてしまうくらい、周りの胡同に不思議と溶け込んでいる店構え。
↑外観。お店の前は何回も通っているのに、夜の暗い写真しか撮っていませんでした。しかも季節が違う(汗)。
周りはかなりローカルで、商店などが並んでいます。
mercanteのオーナーは、イタリア人のOmarさん。
何度かお会いしているので顔見知りになりました♪
北京の胡同が好きで、このロケーションを選んだそうです。
Omarさんの故郷はイタリアの中部よりちょっと北の辺りで、パルミジャーノ・レッジャーノや、パルマハム、ボロネーゼなどの本場。まさに美食の宝庫だと教えてくれました。
mercanteのメニューは、Omarさんの故郷の味がメインになっています。
ちなみに、麦子店のイタリアンFIUMEは姉妹店。
↑店内はこぢんまりしていて、席数は少なめ。予約して行く方がいいと思います。
夜に訪れたら、照明はわりと暗めに落としてあって、雰囲気良し。
なので逆に、写真を撮るのが難しくて、
私のスマホカメラでは、お料理が全く綺麗に撮れませんでした(汗)。
以下の写真、写りが悪くてすみません!本当はもっとお料理の色合いも良いんです~。
そして、メニューは季節によって変わったりするので、下記はご参考まで。
↑サービスのパンと、生ハムの盛り合わせ(138元だったかな)。
パンは毎日お店で焼いているそうです。ハムもチーズもおいしくて、この時点で既に幸せ(笑)。
↑ほうれん草のボロネーゼ(68元)。パスタももちろん自家製です。
麺にほうれん草を練り込んであります。これ、大ヒット。また食べたい!
まだあるかな?メニューから消えないでほしいです。
↑名前は忘れましたがフィレステーキ。分厚いけれどペロリと食べてしまいました♡
そういえば、イタリアンだけれどピッツァがなかったような。
しかしそれも、あえてなのだと思います。
メニューの品数はそれほど多くないけれど、無理をせず、丁寧においしいものを一つ一つ手作りしている感じがします。
↑デザートにはパンナコッタ(36元)。パンナコッタ大好きです♡
写真には撮っていませんが、豊富なワインリストを中心に、ドリンクもイタリアのものを揃えてあります。
イタリアのビールを薦められて頼んだら、ワインボトルのようなおしゃれなボトルで出てきました。面白い~。
お安くはないしアクセスも良いわけではないので、頻繁には行けませんが、
ご褒美に訪れたくなる、素敵なお店です。
このロケーションも含め楽しめるのは、北京ならでは。
他のお料理も楽しみに、また来たいです♪
mercante
住所:北京市東城区方甎廠胡同4号
Mercante商贾 意大利餐厅电话,地址,营业时间(图)-北京美食-大众点评
【本の感想】北京が舞台の史実に基づく小説『黄砂の籠城』
何年も住んでいると、日常の光景にも慣れすっかり普段の生活の中で見落としてしまうのですが、
北京は激動の歴史を刻んできた地です。
一時帰国中に出会った本の中でも、この小説は、そんな忘れられつつある北京の歴史を改めて教えてくれました。
だからと言って小難しいわけではなく、迫力ある描写で読みやすく読み応えのある小説。
この作家の本は初めてでしたが、先が気になり一気に読んでしまいました。
1900年の北京で起こった義和団の乱を題材に、史実に沿って描かれた小説です。
義和団の乱。その名前には聞き覚えがあり、歴史の授業で出てきた記憶はあるけれども、教科書では1、2行の記述で済まされていて、どういう事件かはすっかり忘れてしまっていました。
北京の中心を舞台に、大勢の中国人と外国人が犠牲になり、世界情勢をも揺るがそうとしていたほどの大きな出来事だったとは。
北京に住んでいるのに知らなかった自分が恥ずかしくなるくらいでした。
舞台は天安門の東南側にある、日本や欧米列強の公使館があるエリア「東交民巷」。
この小説に出てくる柴五郎という日本人は、実在の人物です。
外国人排斥を叫び、暴徒化する集団・義和団に、東交民巷が襲われます。
欧米列強は自国の利益ばかりを考え、犠牲者も日に日に増える。
この地獄の籠城で各国をまとめ、指揮し、守り抜いたのが柴五郎でした。
もし、彼がいなかったら。日本は、北京は、世界はどうなっていたのか。
そう考えると、ぞっとします。
彼らが身をもって示した日本人としての生き様。
この籠城で必死に戦った日本人の姿には、素直に感動しましたし、誇らしいと思えました。
それは、昨今メディアで不自然に伝えられる、偏った日本人賛美(と、私は疑問の目で見ています)とは、違ったものです。
決して手放しの日本人賛美ではない、非常に考えられる小説でした。
本としては、とても面白く感動する作品。久々に本を読んで涙腺が緩みました…。
ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、
特に北京に住んでいる人にも、ぜひ読んでほしいです。
北京に住んでいるからこそ、余計ハマってしまったのかもしれません。
多くの人の血が流れ、いろんな思いが交錯した場所。
普通に生活しているこの地に対しての見方が、ちょっと変わった気がします。
そして、住んでいる以上、この国の歴史をもっと知らなければ。そう思いました。
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