元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【北京】小さいけれど雰囲気良し。オフィスビルのブックカフェ~Wei's Cafe

オフィスやショップが集まり、いつもたくさんの人でにぎわう東直門エリア。

その中で、小さいけれど落ち着いて過ごすことができるブックカフェを見つけました。

 

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↑東直門「銀座」のオフィス棟にあります。銀座ショッピングモール内ではないので注意。

 

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↑席数は20くらいと少なめ。こぢんまりとした店内に、書店とカフェが共存しています。

何しろ小さいお店なので、本の数もそれほど多くありません。

 

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↑ガイドブックの棚の上にあるのは、「哈利・波特」。

中国語版ハリー・ポッターだ!

 

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↑海外作品の棚で一番存在感を示していたのは、やっぱり東野圭吾さんの作品。

東野さんの小説は本当に中国で大人気。どの書店に行っても置いてあります。

 

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↑アリババのジャック・マーや、アップルのスティーブ・ジョブズの本も。

スティーブ・ジョブズは中国語で史蒂夫・乔布斯(shǐ dì fū・qiáo bù sī)。

 

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↑アイスラテ(33元)。暑さに参った体をクールダウンしてくれました。

獅子?なかなかゆる可愛いです。

 

ケーキや軽食系など、フードもありました。

 

ここは小さいけれど、なかなか居心地が良くて落ち着いた時間を過ごせます。

オフィスビルの中にある、ちょっとした穴場スポット。

スタッフさんの応対も好感が持てました。

 

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雰囲気の良いブックカフェ、もっと増えるといいな~。

そして、中国語の本もスラスラ読めるくらいになりたい。

外国語の本が読めるって、やっぱりカッコいいし(笑)。

 

Wei's Cafe WEI'S書店咖啡店

住所:北京市東城区東直門東方銀座写字楼1階右側

WEI'S书店咖啡店电话,地址,营业时间(图)-北京美食-大众点评网

 

【北京】北京ダックの超有名店、全聚徳の本店(前門店)

北京ダックといえば、真っ先に名前が挙がるであろう超有名店・全聚徳(Quan ju de、ぜんしゅとく)。

創業1864年の老舗で、北京市内にたくさん店舗があります。

東京にも支店がありますよね。

 

その全聚徳の本店である、前門店に行ってきました。

ちなみに、王府井店も本店説があるらしいけど、どういうことだろう(笑)。

私の手元にある「地球の歩き方(13~14年度版)」には、この前門が本店として載っています。

 

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↑さすがの本店、堂々の店構えです。

大きくて、写真に全体を収めきれませんでした。

この門から入った所も風情があって良かったです。

 

私たちは一応予約をしていきました。

予約ができないかも、と聞いていたのだけれど、できていたみたいでホッ。

予約なしだと、番号札を取って並びます。すーごく混んでいました。

外国人客もわずかにいたけれど、ほとんどは中国国内からの観光客、といった感じです。

 

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↑レストランの入り口にて。

 

私たちは2階席へ。

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↑2階からの写真。広い~!です。

チャイナ感あふれる大きな空間。

 

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↑2階のテーブルはこんな感じ。大きめの回る円卓もありました。

どうでもいいけれど、おじさん、Tシャツまくりすぎじゃないですか…。

 

メニューはダック尽くしで、ダックを使った料理が豊富です。

店員さんに「当店はダックの料理をお出ししており、家常菜はありません」と言われました。

(家常菜は、家庭料理のこと)

なので、麻婆豆腐とか、青椒肉絲とかはありません(笑)。

 

1羽(セット)で288元のを注文。

298元のもあったけれど、違いがよく分かりませんでした(笑)。

 

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↑テーブルのそばで切り分けてくれます。

まずは、皮だけ切ったものを出されます。

 

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↑次に、こんなお皿で、花の盛り付けになって出てきました。おぉ~。

 

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↑残りはモリモリ。4人でも十分な量です。

皮に乗せ、タレ&ネギと一緒に包んでいただきます。

 

肉がたっぷりでジューシー。

ここのダックは、ややしっとりめです。

 

残った部位は、持ち帰るか、スープにするか聞かれました。

唐揚げはやってないとのこと。

スープにしてもらったら、白い薄味のスープになって出てきました。

 

その他は写真を撮っていませんが、サラダ、ダックの春巻き、点心などを注文。

飲み物はもちろん燕京ビールです。

 

そうそう、ここはサービス料10%がかかります。

なので、サービスもまあまあ良いし、きれいです。

前門散策と合わせて、ザ・チャイナ!って感じが味わえて楽しいです。

 

庶民的な京尊烤鴨店とは、また違った感じ。

北京ダック店の中でも、目的や予算に合わせてお店選びができるのは、北京ならではですね。

 

次回のダックはどこかな?ワクワク。

 

全聚徳(前門店)

住所:北京市東城区前門大街30号

北京全聚德(前门店)电话,地址,营业时间(图)-北京美食-大众点评网

 

 

 

映画『唐山大地震』

ずっと観たいと思っていた中国映画『唐山大地震』。

Youkuで正規版がアップされているので観ました。

 

どうしても海賊版のイメージが強い中国ですが、

最近の動画配信サービス大手は、配信権を勝ち取り正規版を流すようになってきました。

映画やドラマの正規版をネットで、多くは無料で観れてしまうんだからあなどれません。

 

(画像をクリックするとAmazonのページに飛びます)

『唐山大地震』(2010年中国)

監督:馮小剛(フォン・シャオガン)

出演:徐帆(シュー・ファン)、張静初(ヂャン・ジンチュー)、李晨(リー・チェン)ほか

 

あらすじはAmazonなどをご参照ください。

 

1976年、河北省の唐山を大地震が襲います。

地震により引き裂かれた家族の葛藤と心の傷、苦しみを描いた人間ドラマです。

 

唐山って、北京にも近いんですよね。

 

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↑北京はこの辺り。

 

拡大すると、

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↑唐山はここです。

Wikipediaによると、北京でも強く揺れを感じたとあります。

(参考)唐山地震 - Wikipedia

 

私、この映画を観て涙が止まりませんでした…。

こういう、リアルで深い人間ドラマを描く中国映画をもっと観たいです。

詳しい感想は、ネタバレを含むので下の方に。

 

キャストには、私が他作品で観たことのある俳優さんがちらほら。

一番の存在感はやはり、母親役を演じた徐帆さんでしょう。

 

そして、娘役の張静初。

私が以前ドはまりして観たドラマ『咱们相爱吧』で、主人公を演じていました。

『咱们相爱吧』の時は、あまり好きではなかったのですが、

この映画では、抑えた表現の中に心の葛藤を秘めた役柄をうまく演じていた印象でした。

baike.baidu.com

 

息子役の李晨は、ドラマや映画の常連さん。

『北京爱情故事』『天使的城』など、私も出演作品をいくつか観ました。

多くの作品に出演しているので、彼が出ているとなんとなく安心感を感じるのは私だけ?(笑)。

ちなみに、“中国一の美人”と称される女優、範氷氷(ファン・ビンビン)の彼氏としても有名。

baike.baidu.com

 

そして、李晨の婚約者役は、大ヒットドラマ『欢乐颂』の人気者、王子文(ワン・ズーウェン)。

『欢乐颂』のイメージが強すぎるけれど、この映画ではおとなしくしていました(笑)。

baike.baidu.com

 

(本当は画像を載せたいのだけれど、著作権侵害に当たるといけないので、リンクを貼っておきます。

百度くらいなら大丈夫…とは思うのですが、

中国も年々著作権に対する意識が高まってきて、

実際、中国でネットの画像を無断使用した日本人が注意された例もあるようなので、念の為。

見栄えが寂しいですが、お許しを!)

 

■以下ネタバレを含む感想です■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クライマックス、母親と、死んだと思っていた娘が、32年の時を経て再会するシーン。

父親のお墓の前で、娘が母親に「对不起」と言いながら2人が抱き合うシーン。

涙が止まりませんでした。

自分を見殺しにしたも同然の母親を、恨んでもいたでしょうし、悲しみから立ち直れず32年間生きてきたはずの娘。

母親は、娘を見殺しにしてしまった罪悪感を背負って生きてきた。

あまりにも長くいろんなことがありすぎた32年間。

それでも失われなかった家族の絆に、感動しました。

 

それにしても。

唐山も、2008年の四川の地震も、多くの人が犠牲になり、残された人々の苦しみは続いているはず。

「中国は地震が少ないから大丈夫」と、超高層ビルを次から次へと建設していますが、耐震への配慮は果たして…。

過去の地震は教訓になっているのかと、疑問になります。


 

 

【北京】生絞りオレンジの次は生ココナッツジュースの自販機

先日、生絞りオレンジジュースの自販機を試したことを書きました。

minghuabj.hatenablog.com

 

同じ場所を通ったら、その隣に…。

 

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なんと!

生ココナッツジュースの自販機が登場していました。

 

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↑中には、ココナッツさんたちが整列して出番を待っています。なんだか可愛い♪

 

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↑ココナッツのイラストもなんだか可愛いぞ。

①支払い→②穴を開けるのを待つ→③取り出す と、書くまでもない工程説明。

隣のオレンジと同じく、1個(杯?)15元でした。

支払いは支付宝かWeChatペイ。

 

で、お味は…と言いたいところですが、

私、試していません(汗)。

だって、ココナッツが苦手なのです…。なのでパス。

 

あくまでも私の印象ですが、中国人は、ココナッツ好きが多い気がします。

いつも行くタイ料理店でも、お酒を飲まずに生ココナッツジュースを飲んでいる中国人女子をときどき見かけます。

スイーツもココナッツ味がよく置いてありますし。

日本だったら、オレンジの次にココナッツ、とはなかなかならないですよね。

 

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↑世茂工三の1階フロアは、こんな感じで自販機やらボックスやら増殖中です。

ちなみに、オレンジジュース自販機の右に並んでいるのは、これまたすっかりおなじみになったカラオケボックスです。

写真には写っていませんが、奥にはクレーンゲームがたくさん置かれるようになりました。

…もう、売り場の店員を雇わなくてもよくなるんじゃないか!?と本気で思ってしまいます。

 

中国は、本当にこの手の新ビジネスの展開が速い。速すぎます。

そこにビジネスチャンスが見出せれば、マネだろうがパクリと言われようが、

とにかく何でも“やってみる”。

問題が起きたら、その時修正すればいい、というスタンスです。

その中で成功するのは一握りかもしれませんが、この環境が若者の起業意識を高め、

ユニークなアイディアが形になりやすい気がしています。

 

このスピード感、日本は到底追いつけないですよ、本当に。

どちらのやり方がいい、というわけではありませんし、国民性や文化の違いもあり適しているもの・適していないものがあるので一概には言えないですけれど、

中国の目まぐるしいスピードは、見ていて面白いです。

 

(とはいえ、私も前職の中国企業で働いていた時は、あまりにも考えなしにシミュレーションもせず、見切り発車でやろうとする中国人同僚にしょっちゅうイライラしていましたが。何でもやればいいというわけではない(笑)。)

 

ココナッツジュースの次は、果たして何が来るかな?

 

★おまけ★

 

久しぶりにGroovy Schiller'sの前を通ったら…。

 

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↑外壁が白く塗られていました(驚)。

しかも、「大明」の下に「德国餐吧」(ドイツレストランバー)の文字が増えている(し、ちょっと歪んでいる)。

分かりやすくしたのかな(笑)。

 

 

桃の名産地・平谷直送。贅沢桃パラダイス♡

夏と言えば、桃のシーズンです。

友人より、桃をたくさんいただきました♡

中国きっての桃の名産地である、北京市平谷区の桃です。農家直送!

 

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↑箱にはなぜか、日本語も書いてあります♪

 

平谷は、区とはいっても、どえらい広い北京市の中で立派な郊外です。

桃の名産地として知られており、春は桃の花が一面に咲いていて、

花見に訪れる観光客も多いとか。

 

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↑2種類の桃を入れてくれていました。

右半分の赤い皮の桃は、身が黄色です。黄桃の一種かな?

左側半分は、白桃です。

桃大好きです♡けれど、日本では高いイメージがあって、普通に買ったことありませんでした。

こんなに桃三昧食べられるなんて、まるでパラダイスではないですか。桃天国!

早速、一人桃パーティです。贅沢ですなぁ。

 

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↑2種類の桃を切ってみました。切り方が下手ですが(汗)。

黄色い方が、早く熟している感じがします。

どちらも甘くてみずみずしくておいしい~。

 

白い方は、すんなり皮がむけて、種を取るのも簡単。

黄色い方は、種が身にしっかりくっついていて、種を取るのが難しかったです。

桃はデリケートなので、ちょっとでも手で押さえたり力を加えたりするとすぐふにゃっとなってしまい、

うまく切れないと、痛めているようで桃に申し訳ない(泣)。

 

せっかくこんなに桃をいただいたので、

コンポートにしたり、スムージーにしたり、アイスにしたりとアレンジすれば良いのですが…。

私は、全部生で食べる!

…単に料理が下手で面倒くさがりなだけです。

 

というわけで、いただいてからは毎日、一人桃祭り。幸せ~♡

 

 

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【北京】中国の旅行会社u-tourのカフェ、U Coffee

工体スタジアムの近く、新東路を通るたびに気になっていた大きなカフェ。

中国の旅行会社、u-tour(众信旅游)が運営していることは、外観からも分かりました。

 

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どうでもいいのですが、企業ロゴの上にあるURL、いつも気になってしまいます…。

日本人なら「ウザイドットコム」って、読んじゃいますよね?

ごめんなさい~(泣)。

 

気を取り直して、ようやく潜入してきました。

 

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↑外の席もあります。

 

想定通り、店内はとても広いです。

 

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↑旅行会社のカフェということで、店内にも旅行カウンターが入っていました。

といっても堅苦しくはなく、こんなラフな感じ。

パンフレットがたくさん置いてあり、国内より海外旅行の方が目立っています。日本行きの商品もたくさんありそうでした。

 

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↑本棚には、中国語の旅行ガイドブックが並んでます。

 

私はもちろん、ここで旅行を申し込みに来たわけではなく、

ただのカフェ利用なので、この辺は見学して終わり。

レジでドリンクを注文します。

 

スイーツやフードもあったけれど、自分の中で期待しない方がいいフラグが立ったので、やめておきました(失礼)。

 

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↑ゆったり広い店内。奥にはプロジェクターもあり、貸し切りイベントや説明会なんかにも使われそうです。

 

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↑面白いクッションを発見。U COFFEEと書いてあるので、同店オリジナル?

 

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↑店員さんが、「これ差し上げます」と持ってきた、u-tourの旅行カタログと付箋。

来店客全員にプレゼントしているのかな?せっかくなのでもらいました(笑)。

私の経験上、中国でノベルティやサンプルをもらおうとすると、

ただではくれずに、もれなくセールスが始まる…ということがあったので、

旅行商品の説明をされたり、会員に勧誘されるのではないか、と一瞬思ってしまいましたが、

全くそんなことはありませんでした。疑ってすみません~。

 

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↑バニララテ(38元)。

 

読書をしながらまったり。

店内は広く、テーブルの配置も余裕があるので、

窮屈さを感じず時間を過ごすことができたのは良かったです。

 

残念だったのは、バニララテがあつあつではなかった(汗)。

せめてホットドリンクがちゃんと熱ければ、もっと気に入ったのにな~。

 

それにしても、空前の旅行ブームである中国。

このカフェみたいに、旅行会社が旅行の枠を越えていろいろな形で存在感を示すというのは、これからも増えてくるかもしれませんね。

 

U Coffee 悠咖啡

住所:北京市朝陽区新東路8号首開鉑郡北区3号楼1階-001室

UCoffee 悠咖啡电话,地址,营业时间(图)-北京美食-大众点评网

 

世界遺産・清西陵と、ラストエンペラー溥儀のお墓へ

行ってからやや時間が経ってしまったのですが(汗)、

4月に清西陵に行ったので、その時のことを覚えているうちに残しておきます。

 

清西陵は、世界遺産「明・清王朝の皇帝墓群」の構成遺産の一つ。

そのうち、北京には「明の十三陵」、北京から日帰りで行ける距離として

河北省の「清東陵」「清西陵」があります。

 

この清西陵、北京から西に約140kmの位置にあり、北京中心部からはとても行きにくい。

バスで頑張れば行けますが、今回は車をチャーターしてもらいました。

交通状況にもよるものの、北京中心部から車で片道3時間以上は見ておいた方がいいです。

 

清西陵には、4人の皇帝が眠っています。

それぞれ泰陵(雍正帝)、昌陵(嘉慶帝)、慕陵(道光帝)、崇陵(光緒帝)。

 

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↑日本語の説明もあります。

 

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↑清西陵と言っても、それぞれの陵墓がかなり離れた所に点在していて、一気に回るのは簡単ではありません~。

全部回るつもりはあまりなかったけれど、とりあえず共通券(120元)を購入。

 

一般的には、清西陵で最大の陵墓である、泰陵をメインに見学するのでしょうが…。

私たちは、雍正帝より光緒帝の方に行きたかったので、崇陵から散策を開始しました。

 

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↑崇陵の入り口。この時点で既に、広大さに圧倒されます。

 

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↑ちゃんと世界遺産の証拠もありました。

 

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↑崇陵の石碑坊、龍鳳門。

 

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↑光緒帝の棺が納められている地下宮殿に入ります。

私たちが行った時、外観は修復工事中でした。

中には問題なく入れました。

 

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↑ここから地下へ。

 

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↑この日本語は、変えた方がいいと思うのですけれど…。

 

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↑地下の通路。ひんやり涼しいです。

 

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↑手前は光緒帝、奥は皇后の棺。

光緒帝は、西太后が他界した前日に亡くなっていますが、死因が毒殺であることが後の調査で明らかになっているそうです。

…というような説明も、棺の前に書いてありました。 

 

さて、実は私たちが清西陵まで来た一番の理由。

崇陵の裏側にある、ラストエンペラー溥儀のお墓に行きたかったからなのです。

溥儀のお墓には一度行っておきたくて、ここまで来てみたというわけです。

 

溥儀も皇帝なので、本来は清西陵にお墓が造られる予定だったのですが、

清朝が滅亡して未完に終わり、さまざまな事情の上で、清西陵の北側にある民間の墓地に納められることになったそうです。

 

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↑崇陵の北側にある墓地、華龍皇家陵園。ここを上っていきます。

入り口の駐車場まで来て、門は閉まっている感じだし入っていいのか分からなかったのですが、

運転手さんが警備員に話をしてくれて、入れてもらうことができました。ありがたい。

 

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↑↓やっと来れました、溥儀のお墓。両側には、正妻の婉容と側室の譚玉齢のお墓があります。

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ラストエンペラーの激動の人生に思いを馳せると、感慨深いです。

 

この後、清西陵最大の陵墓である泰陵に行ってみたのですが、

想像以上に大きすぎて敷地内をさまよい、歩き疲れ、中に入らず写真も撮らず帰ったという…(笑)。

 

それでもこの日は、溥儀のお墓に行けたので、満足でした。

遠いけれど、歴史好きな人には行く価値のある場所ではないでしょうか。

 

 

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