ふわふわ北京日和

2014年1月より北京生活を楽しんでいます★北京グルメやトレンド情報、趣味の中国ドラマ&映画、本の感想など、気ままに発信します。

私が中国に来た理由

私が中国に来たのは、2012年10月。

あの大規模な反日デモが起こった直後でした。

なぜそんなタイミングで、わざわざ中国に来たのか。

 

結果から言えば、私は日本人という理由で中国で危険な目にあったことは(今のところ)ありません。

そして、本当に、来てよかったなと思います。

大したことはありませんが、私の体験談を紹介することで、もし読んでくれている人がいれば、何かのきっかけになればいいなと思い、この記事を書くことにしました。

 

私が中国に来たきっかけは、海外転職です。

大学を卒業して、新卒で就職し、東京でがむしゃらに働いていました。

特に、3年目から企画職に就いて、多忙ながらも楽しく実りある日々を送っていたように思います。

 

■海外転職のきっかけ

社会人5年目。仕事は忙しいけれど確かに楽しかった。

それでも、自分の中で、海外への興味がずっとありました。

そして、当時働いていた企業では、海外展開をしていなかったので、海外駐在の機会はありませんでした。

 

ここでチャンスがないならば、チャンスがある会社に転職しよう。

そう思ったのが、人生初めての転職の動機です。

そして、東京で、海外とつながりのある企業を求めて転職活動を始めました。

 

しかし、世間はそんなに甘くなかった。

中途採用というのは、即戦力を求めます。

それなのに、私は全く未経験の状態で、漠然と”海外とつながりのある企業”を求めて応募していたため、うまくいくはずはありませんでした。

貿易会社に興味があっても、貿易実務の経験や資格は持っていない。

翻訳会社に興味があっても、翻訳ができるほど英語や語学が堪能ではない。

やる気は人一倍あったつもりですが、それで採用してくれる企業はなく、

「あなたのやる気や人柄は評価していますが、他に弊社にとってふさわしい候補者がいますので」などの理由で断られていました。

 

日本国内での転職活動が、いよいよ厳しいなと思ってきた時、

ふと思いました。

それなら、自分から海外に飛び込めばいいじゃないかと。

当時26歳。行くなら今だと思いました。

独身でフリーでしたし(笑)、もしこれから自分が結婚して子どもを持ったら、

海外に行きたくてもなかなか自分の意志で行くことは難しいのではないか。

 

そう思って、海外転職という道で可能性を探りました。

海外にコネも何もない私が求人を探したのは、リクナビNEXTさん。

最初は、流暢ではないにしろ英語が好きだったので、英語が通じる国がいいなと思って求人を探しました。

 

タイで日本人が立ち上げたとある企業に応募し、東京で行われた説明会に参加。

説明会を経て一次面接、二次面接まで進みました。

が、先方が求めていた経験を持っていないという理由で、内定には至りませんでした。

二次面接まで進んだ時はわりと手ごたえがあり、タイで生活するためのシミュレーションまでしていたので、ちょっとショックでした。

 

次に応募した、上海に本社を構える企業。

書類選考を経て、日本人の代表の方が東京にいらした時に面接をしてもらい、

運よく採用してもらえました。

当時の私は中国語も全くできず、そのポジションの経験もなかったので、

採用してもらえたことは本当にラッキーでした。

それまでの私は、中国に留学どころか、旅行で訪れたことすらありませんでした。

が、知らない土地だろうが、不安よりもワクワクの方が大きかったのだと思います。

 

■いざ中国、上海へ!

内定が出たのが2012年8月。入社予定は2012年10月。

家族にも周りにも、「転職して上海に行く」と伝え、念願の海外転職に向けての準備でワクワクしていた頃。

あの反日デモが起きました(泣)。

 

当然、家族や周りは心配してくれました。

マスコミは連日、デモの様子を一方的に報道し、中国を知らない日本人の反中感情をどんどん煽っていたように思います。

両親はネットよりもテレビに触れることが圧倒的に多いので、テレビで反日デモの映像が出てきたら、そりゃ娘をそんなところに行かせたくない、と思いますよね。

心配してくれる人がいることは、すごくありがたかったです。

 

しかし、私は念願の海外勤務を、これであきらめたくはなかったので、何とか安心してもらおうとしていました。

上海は、世界でも有数の日本人が多い都市。無事に生活している人が大勢いるはず。

ネットでは、現地で無事に生活している日本人の声がブログなどでたくさんアップされていたのも、自分にとって安心材料になりました。

就職が決まった会社も、日本人の同僚が多くいるし、万が一デモで非常事態になったら入社を遅らせるなどの対策はすると言ってくれていました。

それに、上海は私の実家のある九州の目と鼻の先。何かあればすぐに帰ってこれるとも思っていました。

 

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↑2012年の上海。上海タワーはまだ建設中でした。

 

デモは鎮火したとはいえ、周りの心配が残る中、

私が中国に渡航したのが2012年の10月。

来てみたら、上海はとても安全で、日本人だという理由で危険を感じることはなくて。

心配する人たちに、「こっちは大丈夫」と伝え続けていました。

 

上海の生活と仕事にも慣れ、日常を楽しんでいたところ、北京異動の話をもらい、

北京での生活と仕事を始めたのが2014年1月。

それから現在に至るまで、ずっと北京で生活しています。

 

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↑初めて北京に来て天安門を見た時の写真。

 

■そして北京へ

北京で暮らしていて、最初の頃はストレスももちろんありましたし、北京がなかなか好きになれず凹んでいた時期もあります。

それでも今は、中国に来て、北京に来てよかったなあと本当に思います。

日本から見えない、現地にいて初めて知ることが多すぎる。

日本にいては決して知ることができなかった、中国の面白さが周りにあふれています。

 

私はいわゆる現地採用なので、任期はありませんし、いつ退職して帰国しようが自由です。

でも今は、日本で働くよりも、海外で働く方が断然面白いと思っています。

言語や習慣、考え方の違いにはもちろんぶつかるし、うまくいかないことも多いですが、

それを含めて、海外は面白い。

この面白さをできるだけ経験しておきたくて、北京に居続けています。

 

中国に来るきっかけを作ってくれた最初の会社は、今年に入り退職しました。

そして、自分の中で新たな挑戦が見つかったので、

これからもっと、北京を楽しんでいきたいと思っています。

 

 

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