元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【北京】イートインは最低消費額のある高級店。パリ発のスイーツBerko(三里屯店)

Berko(ベルコ)は、フランス・パリに本店を構えるスイーツ店。

パリの本店は、チーズケーキとカップケーキの専門店で、人気を博しているそうです。

 

そのBerkoの店舗が、北京の西単と三里屯にもあります。

昨年三里屯太古里北区にオープンした店舗は、北京の女子に大人気らしい。

 

私は三里屯のBerkoに行く前に、本場パリのBerkoはどうなんだろうと思ってネットで見てみたのですが、

スイーツは本格的だけれどもカジュアルで気軽に買い求められるような、どちらかというと(パリでは)庶民的で愛されるお店なのかな、という印象を受けました。

 

しかし、北京のBerkoは…

訪れてびっくりのゴージャスなお店。(私の感想)

 

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↑外観。

 

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↑この内装の写真は2月に撮ったもので、服装を見るだけで暑くなってしまいすみません(汗)。

 

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↑一番大きなテーブル。

 

足を踏み入れてすぐ、これは中国人女子に受けるだろうなぁと感じました。

白が基調の店内は、可愛くてエレガントで、さながら西洋の豪邸のような内装でございます。

空間もまるごと楽しんでほしいと設計されたそうで、フランスのオーナメントが飾ってあります。

 

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↑カトラリーも写真に撮りたくなるくらい可愛い。

 

そしてここ…何しろ、お値段が、高い!

パリのBerkoは、ネットで見た限りだと高級店には見えず、お高い感じはしないのですが、

なぜ、北京は、こんなに、ゴージャス志向になったんだーっ!?

 

カップケーキは1個40元。

Pantry's Bestカップケーキ(25元~)も安くはないと思ったけれど、それを軽く上回っています。

そして、ケーキの単品はだいたい70元。

Toshi Yoroizuka Beijingと変わらないくらいです。

 

さらに、店内で食べる場合は、最低消費額一人150元。事前の予約がおすすめ。

どんだけ高級店なんだー!

…と、叫びたくなる私。

 

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↑ル・フレーズ・ピスターシュ(70元)。苺とピスタチオは相性が良い。

この手、もちろんこういう柄のお皿です。

 

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↑シャルロット・オー・フリュイ・ルージュ(70元)。苺とフランボワーズ、グロゼイユをあしらった人気商品だそうです。

 

普通においしいのだけれど、感動するほどではなく、

ここまでお金を払ってまで食べたいかと言われれば、個人的にはノーですなぁ。

スイーツに同じお金をかけるなら、迷わずToshi Yoroizuka Beijingに行く!!

 

しかし、これが中国人女子に受けているそうなんですよね~。

私が思うに、スイーツの味そのものを楽しむというよりは、

スイーツ、内装共に、見た目に惹かれてやってくる人が多いのではと予想します。

一般的に、中国人は日本人以上に写真好きの人が多くて、

いかにも、インスタ映えならぬ”WeChatのモーメンツ映え”するお店ではあると思いますし。

(中国でインスタグラムは規制対象です)

 

北京のBerkoにもフランス人が関わっているらしいですし、

本場の流れを受け継いでいることは間違いないとは思いますが、

カジュアルな印象のパリのお店に対して、三里屯のお店はあまりにもゴージャスで高級志向に見えたので、面食らってしまったのでした。

 

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もちろん、テイクアウトなら最低消費額はありません。

アフタヌーンティーもやっていますし、

季節限定やコラボ商品などのスイーツも時々出しているようです。

予算が許せば、乙女心をくすぐるエレガントな空間で、リッチに楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

 

私は、眺めるだけにしておきます(笑)。

 

Berko (太古里店)

住所:北京市朝陽区三里屯太古里北区15号楼101室

Berko(太古里北区店)电话,地址,营业时间(图)-北京美食-大众点评网