元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【釜山】港が見渡せるカラフルな村。足を踏み入れたら、ワクワクが止まらない~甘川文化村

今月月初、中国国慶節の連休を利用し、またもや釜山に行ってきました。今年2回目です!

前回の8月と、同じ場所をまた観光しています(笑)。

8月は1人で、10月は2人で行きました。

 

minghuabj.hatenablog.com

 

8月にも10月にも訪れた観光地の一つ、甘川文化村。

釜山に行ったことのある、もしくは行く予定のある人くらいしか、聞くことのない名前だと思いますが…。

ここ、とても素敵なスポットです♡

2カ月も経たないうちに2度も訪れているので、2回分の写真を織り交ぜながらご紹介!

 

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↑こんなにカラフルな家々が、山の斜面にびっしり立ち並んでいます。ちょっと類を見ない光景ですよね。

 

一口に言うと、「アートで村おこしをした村」となるのかもしれません。

しかし、日本の●●ビエンナーレのような芸術祭とも、北京の798芸術区や草場地、上海のM50のように画家が集まってギャラリーが立ち並ぶエリアとも、異なっています。

これらは今も普通に庶民が住んでいる家です。その家々が、カラフルに塗られて、村全体がアートな一帯になったそうです。

エリア内にはカフェやショップもところどころに立ち並び、一人で訪れても散策が楽しい場所です。

 

この甘川文化村、自力で訪れるには、バスが便利です。

いくつか行き方はあると思いますが、私は2回とも、釜山駅から出ている、「マンディバス」という観光巡回バスに乗りました。

確か、一日チケット(乗り降り自由)で一人10000ウォンだったような。

 

このマンディバスがまた面白くて。

1回目は乗客があまりおらず、運転手さんも普通に黙々と運転していたのですが。

2回目の乗車は満席。ドライバーはおばちゃん、いやお姉さん(汗)。

この女性ドライバーさんがそれはそれは話好きのようで、自らガイドとして、運転しながら釜山について喋りまくります。

たまに、ハンドルを握るべき場面でも話に火がついてしまったのか、手ぶりを交えて話すものだからヒヤヒヤしてしまったりして(笑)。

甘川文化村は山沿いにあるので、結構急な坂を上るのですが、その間も話が止まらないお姉さんドライバーのおかげでヒヤヒヤしながらも楽しく到着しました(汗)。

 

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↑バス停の向かいに、村の入り口があります。ここから散策開始。

初めてなら、写真右側のインフォメーションセンターで、地図を購入すると便利(2000ウォン)。

日本語版はなく、韓国語、英語、中国語版があります。

地図は、スタンプラリーにもなっていて、ちょっと楽しい(笑)。

 

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↑全体図。がっつり回っても、ショートカットしてもOK。

 

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↑入ってすぐ。ここから、迷路みたいな冒険がスタートです。♪

 

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↑とにかく、見どころが多くて、どこを見渡してもワクワクしっぱなしです。

 

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↑全体が見渡せる撮影スポットがいくつかあります。青空に恵まれたならより素敵な画になります♪

 

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↑角度によっては、港も一枚に収められます。

 

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↑屋上から全景写真が撮れるHaneulmaruというスタンプラリーポイントには、こんな郵便箱が。

 

散策中には、軽食を売るお店もちらほら。

中には変わったものも…。

 

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↑!!!(笑)これ、もちろん回っています。

 

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↑小腹の足しにぴったり。注文すると温めてくれます。おいしかったです♡

 

このかまぼこ屋さんの2階には、食堂があります。

2回目の訪問時は、入ってお昼ご飯。

 

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↑ラーメンとキムパブ(のり巻き)のセット。

 

このお店でのできごと。

レジで注文して前払い、料理ができたら呼ばれるというシステムです。

しかし、番号札制ではなく、料理名を呼ばれるのです。

韓国語に慣れていない私は、聞き逃すまいと耳を研ぎ澄ませていたのですが、

同じものを注文したお客さんもいるし、実際韓国語がよく聞き分けられないし、なかなか自分のものが呼ばれるのが分からない。

それでもまあ、気長に待っていたのです。

しばらく待っていたら、別のお客さんが話しかけてきました。

英語を話せる女性で、私たちが外国人で言葉が分からないのに気付いてくれて、

「What did you order?」と声をかけてくれて。

韓国語で、店員さんに催促してくれました。

その女性は、「私たちはあなたたちより後から来たけれど、あなたたちのオーダーが一向に出てこないから気になっちゃって」と。嬉しかったです。

 

この場面に限らず、釜山では何度も韓国の人たちに助けてもらったし、親切にしてもらいました。

この感謝、いつか返したいなぁと思う。

 

…と、話を元に戻します。

 

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↑中に入れるのかは分かりませんでしたが…。

 

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↑このような、ミニチュアみたいな小さなカフェが何軒もあります。

 

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↑ハングル文字のアート。

 

車が通れるメインストリートと、人がすれ違うのもやっとという細い路地が入り組んでいます。

 

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↑本当に、普通の民家です。黄色く塗られたのだろうけれど、おじいちゃんおばあちゃんとペットが住んでいたりとか、小さな商店を営んでいたりしています。

 

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↑急な階段沿いに、キュートなカフェが突然現れたり。

 

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↑Houses with puppiesというスタンプラリーポイント

 

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↑ここはコミュニティセンター。昔の銭湯の様子が残っています。このちょっと不思議なソフトクリームでひと休み。

 

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↑そのちょっと不思議なソフトクリームというのは、釜山のいろんなところで見かけました。

 

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↑最後に、私が8月訪問時に集めたスタンプラリーの結果(笑)。

丸枠のスタンプ2カ所は、ポストカードが無料でもらえた所です~。

 

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釜山にこんな魅力的な場所があるなんて、全然知らなかったのですが、

出会えて良かった♡すっかり気に入ってしまいました。

そうそう、何度も述べた通り、この家々には普通に庶民の方が暮らしているので、

訪れるなら、夕方までの明るい時間帯に行きましょう。

 

時間に余裕がなければ1~2時間程度でも回れるし、時間があれば半日以上は過ごせます。

釜山に行かれることがあればぜひ!おススメです。

 

★おまけ★

 

甘川文化村に行く途中、ローカルな美容室がありました。

 

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!!!!!

PAMA!!!!!

面白すぎる~!!

 

 

甘川文化村 Gamcheon Culture Village

http://www.gamcheon.or.kr/