元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

北京で中国人とルームシェアをした思い出~その1

私は北京に来て最初に住んだ家で、中国人とルームシェアをしていました。

2014年のこと。ルームメイトと住んだ期間は8カ月くらい。

駐在でいらしている方には無縁の話かもしれませんが、

これから現地採用や留学などで中国に来る予定があり、特に家賃を抑えたくてルームシェアも視野に入れているような人には、こんな住み方もできるんだな、くらいの参考になれば幸いです。なるのか?

 

まあしかし、この話を今さら書きたくなった一番のきっかけは、

夏に一時帰国した際に、当時のルームメイトと日本で再会できたからなのです。

それがすごくすごく嬉しくて。一緒に住んでいた頃が急に懐かしくなってきちゃいました。

…という、個人的な思い出話です。

 

ルームシェアの経緯

それまで私は上海で働いており、仕事で北京への異動が決定。

北京に引っ越すにあたり家探しをする必要がありました。

しかし、会社の待遇なんてないに等しく、家探しは基本自力で行います。

(中国語が話せない人は、同僚に手伝ってもらったりしますが)

家が決まるまでホテルに泊まるケースが多いけれど、いつ決まるかも定かではないし。

どうしようかと思っていたら、北京の中国人同僚が、「友人がルームメイトを探しているから、よかったらどう?その部屋はそのうち大家さんが売りに出すらしいから、短期だけど」と紹介してくれました。

家賃を抑えたいし、家探しも面倒だし、ルームシェアには抵抗がなかったので、決めました。

 

■ルームメイトについて

ルームメイトは、私より2歳上の中国人女性Eさん。

北京で日本人の彼氏と住んでいたけれど、彼氏が広州に異動になり、遠距離恋愛をしていました。

2人暮らしをしていた家が1人になったので、ルームシェアが可能になったのです。

彼氏が中国語ペラペラで、Eさんは日本語がほとんど話せず。

私も当時は中国語がまだ下手だったので、Eさんと会話をしても半分くらいしか理解できていなかったように思います(笑)。

それでも、毎日会話をしていると慣れてきて、いつからか彼女の中国語がどんどん分かるようになってきた手ごたえがありました。

Eさんは、日本人と付き合っていることもあり、日本が大好きな女の子でした。

自分より年上の女性を女の子と呼ぶのも失礼ですが、とても可愛らしい人で。

当時は、日系の某アパレルブランドで働いていて、日本のファッションやデザインが好き。日本の小説も好きで、本棚には東野圭吾さんなど日本人作家の小説の中国語訳版が並んでいました。

 

■住んだ家

Eさんが住んでいた家は、中国人の庶民が住む普通~のマンションです。

中国によくある「小区」で、敷地内に何棟もマンションが建っています。

いや、マンションというよりはアパートでした。

部屋はすごく古くて、たぶん普通の日本人が住むことはあまりないでしょう(笑)。

防犯のため?か、玄関は二重扉になっていて、外側が鉄格子みたいでした。

広くはなかったけれど、部屋が2つあって、お互いの個室として使っていました。

家電はEさんのものを借りていたし、キッチン&シャワーもこぢんまりだけどまあ使える。

小さな家でのルームシェアでしたが、個室自体はゆったりしていて、特にストレスもなく暮らしました。

古い家だったので、よく停電が起こったりしていましたが(笑)、上海の一人暮らしで、中国の家はトラブルが当たり前なことを経験していたので。トラブル時の対応や、大家さんとの交渉はEさんが全てやってくれたのもありがたかったです。

 

そして、もう一つ初体験のできごとが。

Eさんは、猫を飼っていたのです。

私は、小さい犬や猫が好きですが、ペットを飼った経験がありませんでした。

初めてのペットがいる暮らし。気ままなニャンコに振り回され、イライラした時も実はあったけれど(笑)、楽しかったなぁ。

場所は、地下鉄10号線勁松駅から徒歩10分ちょっと。シェアサイクルもまだなくて、毎朝走って駅まで行き、地下鉄で通勤していました。

 

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↑この子。よく私の荷物も荒らしました(笑)。

 

■家賃&光熱費など

古い家で、なんと3000元/月。

北京で三環路内で、破格の家賃じゃないでしょうか!?

2人で折半すれば、1500元/月です。

光熱費、Wi-Fiの費用も折半し、それらを合わせても一人当たり2000元/月には収まっていました。

 

Eさんも私も、あまり干渉し合わず、お互いの時間と空間を尊重していたように思います。その距離がちょうど良かった。

お互い働いているし、食事も別々で食べるし、週末も自由に出かけるし。

一緒に出かけたことは実はなかった(笑)けれど、夜帰宅すると、「こんなところに行ってきたよー」とか、義務ではなくて自然と話し合うような感じでした。

 

…長くなってきたので、続きは次回(あるかな?)!

 

 

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