いくら乗っても分からない。バスに乗って遭遇する、中国あるある
私は今年転職したのですが、今は毎日、バスで通勤しています。
もちろん、それまでもたまにバスに乗ることはあったけれど、
毎日乗っていると、かなりの頻度で、何かが起きることに気付きました。
いい加減にしてよぉ~、と思うけれど、この渋滞のひどい交通状況と、譲り合いというものがない運転マナーが改善されない限りは仕方ないのだろうな。不満に思ってストレスをためても損するだけなので、割りきってネタにするしかありません(笑)。
↑どうでもいいですが、私の交通カード。798芸術区のショップで買ったシールを貼りました。面白くないですか??見つけた時は思わず買ってしまいました。
北京の人は分かると思いますが、このデザインは、路線バスの案内板。
中国発、開放行き。シュールなアイディア、よく思いついたなこれ!
話を戻して、下記は、私がここ3カ月以内で体験した事柄の一例です。
- 事故に遭う
朝通勤中に乗っていたバスが、右折し入ってこようとした乗用車とぶつかりました。
お互い譲らないから、そうなるんだよ…。
幸い、大きな事故ではなく、ちょっとかすった程度で、急ブレーキがかかりましたがけが人はなし。
しかし、バスは運転を続けられず、乗客は皆追い出されて、次のバス停まで歩くはめに。
バス停が近かったからすぐ次のバスに乗れたけれど、遠くても対応同じなんだろうな。
こういう時、車掌による車内アナウンスなんて流れるはずもありません。
周りの乗客がぞろぞろと、いきなりバスを降りだす。あれ、私も降りた方がいいのかな?そんな感じです。
乗務員がいるバスでは、「降りて降りて!」とか言われる時もあるけれど、「お客様にはご迷惑をおかけし申し訳ございません」的な謝罪は、一切ありません。
そして納得がいかないのが、バス料金分を一回清算して、次のバス停まで歩いてまた料金を払って乗ること。自分の非ではないのに、なぜまた払わないといけないのか。いくらバスが安いからって、納得いかないのは私だけ?ケチなの?(笑) - 動かなくなる
朝通勤中に乗っていたバスが、渋滞にはまりました。
渋滞のひどい北京では、なかなか進まないなんてことはよくありますが、この時は異常でした。いつもスムーズに進む道なのに、今日は運が悪いな…。
しかし、同じ場所で20分くらい動かないんです。もちろん、バスだけではなく、周りの車も全部。
朝急いでいる時にこれはないですよ…。
結局、20分後にやっと流れましたが、周りの乗客の会話を聞いていると、どうやら交通管制があって車が全部止められていたらしい、ということがうっすら判明。なぜ、通勤時間帯にやる!?
そしてここでも、止まった原因やお詫びのような、車内アナウンスは皆無です。 - 動かなくなる②
朝通勤中に乗っていたバスが、渋滞にはまりました。
またしても、よくある渋滞かと思ったら、今度は私が乗っているバスだけ動かず、周りの車は流れ出した。なぜ!?
そして数分後、車内アナウンスはなく、乗客がぞろぞろと降りだしました。慌てて私も続いて降ります。
乗務員さんが、「前のバスに乗って」と言っています。私が乗っているバスと同じ路線の一本後から来たバスが、私のバスを追い越して、前方で止まりました。
すぐ同じバスが来たから、そこまで時間のロスにはならず良かったものの…。
結局、なんで止まったの?ねえねえねえ!誰か教えてー!
と、いろいろと起こるわけです。これって、私がついていないだけ、ってことはないはずですよね(笑)。
そして、目下の私の一番の疑問は、「何が起こったの?教えてくれないのに皆疑問に思わないの?ねえねえねえ!」ということです。
車内アナウンスはないし、遅延証明とかもちろんないし。
そして、意外なことに(?)、文句を言う中国人乗客を、私は見たことがありません。
もっと皆怒ってもおかしくなさそうなのに、「あーまたか」みたいな感じなのかな?日常茶飯事で慣れているのか、細かいこと(なの?)はいちいち気にしない大陸の気質なのか、両方なのか。
皆、何で止まったか気にならないの?って、私はとても不思議なのです(笑)。
何事もなかったかのような周りの乗客を横目に、分からずモヤモヤしたままやり過ごす私。ああ、分からない!
…と、そんな、ネタに富んだバス通勤を毎日楽しんでいます(笑)。
それにしても、北京のバスは時刻表がないので、
すぐ来ればいいのですが、なかなか来ない時の焦りと心細さといったら…。
この気温マイナスの寒い夜、30分もバスを待ち、さすがに心も凍ってしまいそうでした。
(そういう時に限ってタクシーも捕まえられない)
北京に何年もいるのに寒いのが苦手なので、ひたすら春が待ち遠しいです。
↑Tous les Joursのクリスマスドリンク、ミルクティーです。ココアパウダーが可愛くて、これですら些細な癒しになる今日この頃(笑)。
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