【北京】盛岡の居酒屋を受け継ぐ呑み処、酒肴一瓢
霄雲路のストラスブールのある並びは、何もなかったのがあれよあれよという間に飲食店激戦区になったのですが、
通りに面しているお店だけではありませんでした。
この日の目的地である居酒屋は、なんとこの裏にあったのでした。
↑霄雲路沿いにたくさんお店が並んでいますが、真ん中あたりに「霄雲後街」に通じる地下道があります。このトンネル(?)を下って上って、また外に出ます。
↑すると通りの裏側にも、お店がずらっと並んでいます。
↑東側にある居酒屋、酒肴一瓢へ。でっかく「門」と書いてあるのが面白い(笑)。ちなみに、奥に見える高い建物は、北京マリオットホテルノースイーストです。
オープンした時から日本語週刊フリーペーパーのジャピオンに掲載されていて、
岩手盛岡に本店を構える居酒屋「魚酒 網玄」の姉妹店とありました。
本場の味なのかな?と、岩手出身の方々と訪問♪
↑写真は遅い時間に撮りましたが、入った時はほぼ満席で忙しそうでした。テーブル、掘りごたつ、カウンターがあります。
↑店内は普通の居酒屋の雰囲気。仕事帰りであろう日本人の姿がちらほら。同時に、中国人客も多いです。
以前は日本人が集まるお店はほぼ日本人客だったのですが、中国人の中で日本料理が本当に一般的な選択肢になってきているなぁと感じます。まあ、在住日本人が減っているというのもありますが。
↑ニンジンの箸置きが可愛くてつい。
ビールはキリンとアサヒ。生はキリンです。
メニューを見ると、海鮮を使ったお料理が豊富でなかなかおいしそう。
しかし、岩手の料理というわけではなさそうな…?
大将(日本語流暢な中国人)に聞いてみると、
大将の奥様(日本人)の家族の方が、盛岡で居酒屋をやっているので、そこの味を受け継いでいるのだとか。
↑大根サラダと、ホタルイカの沖漬け。大根サラダにイクラがのっているなんて贅沢♡
↑ゴーヤチャンプルー。岩手ではなく、沖縄…(笑)。
↑牛すじ煮込み。これ、ピリ辛でおいしいです。
他には焼き鳥、玉子焼きなどを食べました。玉子焼きはわりと甘めの味付け。
注文したお料理はどれも普通においしかったです。価格も全体的に良心的な方ではないでしょうか。
高いものを選んでいないというのもありますが、3人でお酒もたくさん飲んで、一人200元ちょっとでした。
最後はワインを飲んだのですが、
↑カブェルネ!ソーブィニヨン!そこまでためるカタカナはなかなかお目にかかれません。ということで、カブェルネソーブィニヨンを1本空けました(笑)。
岩手の郷土料理を提供しているというわけではなかったのですが、
普通においしくて、なかなか良かったです。
ランチセットもやっているそうで、近くで働いている人には嬉しいですね~。
試していませんが、海鮮たっぷりの鍋もおいしそうでした。
近くに来ることがあれば、使える一軒だと思います。
酒肴一瓢
住所:北京市朝陽区霄雲路15号霄雲美食街后街24門
http://www.dianping.com/shop/92468403