【奈良】奈良市最古の神社で大神神社の摂社。”子守明神”率川神社(奈良市・御朱印)
久しぶりに奈良市へぶらり。奈良駅を起点にならまち方面へ向かっている途中、立派な神社にお邪魔しました⛩
↑近鉄奈良駅を挟んで南北に延びる大通り「やすらぎの道」沿いに鎮座する、率川神社です。初見では読めない神社の名前。これは「いさがわ」神社と読むのですね~!また一つ勉強になりましたm(__)m
ちなみに、正式名称は率川坐大神御子神社(いさがわにいますおおみわみこじんじゃ)と言い、明治時代に、桜井市にある大神神社の境外摂社となったそうです。
↑朱塗りの鳥居をくぐって、お邪魔します。この形の鳥居、もうすっかりおなじみですね!丹生都比売神社などでも見られる、両部鳥居。神仏習合の名残です。
↑率川神社のご由緒。
御祭神は、媛蹈韛五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと・御子神)、狭井大神(さいのおおかみ・御父神)、玉櫛姫命(たまくしひめのみこと・御母神)。
父母とお子が一緒に祀られています。
三棟の本殿左側には父神の狭井大神(さいのおおかみ)、右側には母神の玉櫛姫命(たまくしひめのみこと)をお祀りし、中央にお祀りするお子様(媛蹈韛五十鈴姫命)を両親がよりそうようにお守りになられる姿で鎮座されることから、古くより「子守明神(こもりみょうじん)」とたたえられ、安産、育児、生育安全、家庭円満の神様として県内外から篤い信仰がよせられています。
なんだか素敵だなぁ。このようにして祀られているため、こちらの神社は「子守明神」と呼ばれ親しまれてきたのですね。
御子神の媛蹈韛五十鈴姫命は、初代神武天皇の皇后さま。神社HPによると、全国でも皇后さまを主祭神とする神社は珍しいそうです。
飛鳥時代の593年(推古天皇元年)に、大三輪君白堤(おおみわのきみしらつつみ)という人が勅命により創祀したという、非常に古い歴史を持つ神社。ご由緒書きには奈良市最古とありますね。
ところで、大三輪君白堤(おおみわのきみしらつつみ)とは初めて聞きましたが、どのようなお方なのでしょう…。Wikipediaにもページがなく、分かりません。
↑手水舎。水が直接出てくるタイプなので、柄杓なしでも使用できて安心です。
↑手前が拝殿、奥に本殿。
↑拝殿の正面から。こちらで二礼二拍手一礼します。
写真では見えませんが、拝殿の中には「子守明神」と書かれた立派な扁額があります。その名にちなんで、安産、育児、生育安全、家庭円満の神様として信仰されています。
↑外から少し見えるだけですが、拝殿のお姿をちらりとうかがいました。
建立年代は、江戸時代初めと考えられる、とあります。詳しいことは分かりませんが、長い歴史の中で再建されてきたのでしょうね。
↑本殿の右側に、摂社が三社ちょこんと鎮座しています。
↑向かって左は、住吉社。
↑中央には、率川阿波神社。事代主神(ことしろぬしのかみ)つまり恵比須さまを祀っており、神社HPによると、奈良市最古の恵比須社なのだそうです。
↑向かって右側には、春日社。
↑拝殿の向かいには、大神神社の遥拝所もあります。ちゃんと大神神社の絵が描かれています👀
大神神社には行ったことがなく、その評判を聞けば聞くほど、行ってみたい気持ちが募ります!
↑蛙石という、ユニークな石🐸確かに言われてみれば、カエルに見えてくるような( ´艸`)
健康回復や旅行安全などを願ってこの石を撫でるといい、とのことで、私もなでなでさせていただきました🐸
この日は週末ということもあり、駅周辺やならまちは多くの人が行き交っていましたが、そんな賑わうエリアのすぐ側に位置していながら、率川神社は人も少なく、ゆったりと落ち着いて参拝することができました。静かな空気の中で、癒されるひと時でした(*^^*)
↑御朱印をいただきました。現在は書置きのみです。丁寧にご対応いただきありがとうございましたm(__)m
神社印の上に、ゆりの花の印も押されています。これは、毎年6月17日に斎行される、三枝祭(さいくさのまつり)・別名「ゆりまつり」にちなんだものですね★
そのお祭りの特色は、
黒酒、白酒の神酒を「罇(そん)」「缶(ほとぎ)」と称する酒罇に盛りその酒罇の周囲を三輪山に咲き匂う百合の花で豊かに飾り、優雅な楽の音につれて神前にお供えする
のだそうです。ゆりの花を飾るなんて、なんだか素敵。一度見てみたいものです(*^^*)
率川神社
30年代のレトロ上海を舞台にした中国推理ドラマ『紳士探偵L 魔都・上海の事件録』
中国ドラマ『紳探』(绅探)を、YouTubeで観終えました。日本でも現在、BS11で放送中なのですね!邦題は、『紳士探偵L 魔都・上海の事件録』。邦題、長いししつこい(笑)。
1930年代、租界時代の上海を舞台にした推理ドラマです。中国ドラマで警察モノやサスペンスはいくつか観たことがありますが、探偵が出てくる推理モノは初めて。なかなか面白かったし、テンポも良くて、楽しく一気に観ちゃいました♪
『紳士探偵L 魔都・上海の事件録』(2019年中国)
原題《绅探》
出演:白宇(バイ・ユー)、尤靖茹(ヨウ・ジンルー)、季晨(ジー・チェン)ほか
予告編↓
YouTubeはこちら。全24話観られます。ただし、日本語字幕はありません。中国語の学習にもなるので、中国語勉強中の人はぜひこちらで★
Amazonプライムビデオにもありましたが、今のところプライム対象ではなく、別料金がかかります。
中国版オリジナルは全24話。しかしBS11は30分の放送枠で全40話に編集してあるみたいですね。1回30分って、ちょっと物足りないよなぁ😅
*****
1930年代の上海。警察学校を卒業したばかりの秦小曼(チン・シャオマン、尤靖茹)は、憧れの上海に降り立ち、晴れて警察署で初の女性刑事となった。
イギリス租界地区にあるサリバンアパートに住むことに決めた小曼。しかしそのアパートに入居した初日、銃声を聞き、同じアパートに住む不審な男に疑いの目を向ける。
しかし、その男・羅非(ルオ・フェイ、白宇)はなんと、小曼が所属する警察署の特別顧問を務める有名な探偵だった。さらに小曼は、羅非の指名で、共に事件捜査に当たることに…。
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1話完結型ならぬ、3話完結型で進むストーリー。この3話完結という形が、物足りなさもなく、冗長さもなく、ちょうど良い作りでした。
推理モノやサスペンスは好きなジャンルで、1話完結型の米ドラマ『メンタリスト』や『エレメンタリー ホームズ&ワトソンin NY』などを今観ているのですけど(今さら!(笑))、『紳士探偵L』はそれらにも劣らないような面白さなのじゃないかな、と個人的には思います。
1930年代の上海が舞台ということで、当時を再現したセットもレトロモダンで素敵でした。映像にや小道具などもこだわっていて、目でも楽しめます。チャイナドレスの衣装も艶やかで素敵。
私は上海に住んでいたことがあって、旧租界地区は洋風建築とオールドチャイナが入り混じる、とっても雰囲気がありおしゃれで好きなエリアでした。当時はあんな感じだったのかな、と、想像しながら楽しく観ていました♪
日本のヤクザ組織なんかも途中出てきます。片言日本語だけれど…😅
主人公の羅非役、白宇さんがとってもいい味出していますね~!ヒゲが似合ってカッコいいです。好きなタイプです(笑)。彼の他の出演作も観なくては。
そして、新人女性刑事の秦小曼を演じた尤靖茹さんも良かった。数年前に、『結婚為什幺』 というドラマで見かけたきりだったのですが、主役を演じるようになられて。キャリアを確実に重ねているようで嬉しいです(何様?(笑))
キュートではつらつとしたやる気いっぱいの新人刑事・小曼役、ボーイッシュなスタイルが似合っていました。
そしてもう一人、法医学者のベンジャミンを演じる季晨(ジー・チェン)さんもカッコいいです。羅非とはまた違ったキャラのイケメン( ´艸`)死体ばかりを相手にして、生きた人間とのコミュニケーションに慣れていないという変わり者キャラもナイスです(笑)。
沙(シャー)探長(何湧生/ハー・ヨンシェン)、葉常青(イエ・チャンチン)刑事(張衣/ヂャン・イー)など、脇役キャラも味があって良いです。
サリバン・アパートの女家主、汪蘇蘇(ワン・スースー)役の董維嘉(ドン・ウェイジァ)さん、『咱們相愛吧』の康蘭役だった人だ~。
俳優さん達の声が吹替ではなく、本人の声だったのも良かったです。これは歴史ドラマに比べて、現代ドラマの好きなところの一つだなぁ。もちろん、現代ドラマでも吹替だったり、歴史ドラマでも本人の声だったりすることはありますが。
全編ノンストップで楽しめた本作ですが、最後、最後おぉ…!!
シーズン2を期待したいですよね、あのラストは!でもまあ、期待せずに待っておきます(笑)。
【大阪】阿部野神社&開口神社の限定御朱印(2021年3月拝受分)
月替わりや、行事にちなんだ限定の特別御朱印は、御朱印集めの楽しみの一つです♡再訪するきっかけにもなり、神社やお寺とご縁を結べて嬉しくなります(*^^*)
今月は、大阪の阿倍野区にある阿部野神社と、堺市にある開口神社を再訪しました⛩
月替わりの御朱印の他、行事や季節のイベントに応じて限定御朱印を授与されています♡
阿部野神社については過去記事を↓
↑今年もよろしくお願いしますm(__)m
↑澄み切った青空が気持ちいい日でした☀
↑桃色のリバーシブル和紙を、桃の花とおひなさま&お内裏さまの形に切り抜き、和布があしらわれています。とっても可愛い💛
桃の節句の3月3日、しかも令和三年で三が3つ並ぶ日にいただけて嬉しいです!
↑おひなさまとお内裏様。細部までこだわっていて素敵です。
・桜の御朱印
境内の桜が開花したと同時に授与開始された特別御朱印です🌸ちょうど開花したその日に訪れました。
↑こちらもとっても繊細で素敵!一枚一枚、丁寧に手作りされているのがよくわかります。
↑左上の桜の部分。金縁を入れたり、ピンク色も濃淡があったり、細部までこだわって作られています。
↑右下の桜の部分。
こちらの桜御朱印は、枚数限定です。まだあるかは不明です。
阿部野神社の限定御朱印は、個人的にとても好きです(*^-^*)次もまた楽しみ!
堺にある開口(あぐち)神社。インスタグラムで、初午祭(3月23日斎行)記念、境内社の豊竹稲荷神社の特別御朱印を授与されることを知り、いただきに行ってきました。今年になって初参拝です。
開口神社については過去記事を↓
今年もよろしくお願いしますm(__)m
↑豊竹稲荷神社を修繕工事中。私が行った3月7日の時点ではこの状態でしたが、23日に竣工しているので、現在はピカピカ綺麗なはずです⛩
↑改めて、拝殿を。
↑干支の大絵馬の牛さんは、凛々しいいで立ちでした🐂
↑こちらが、いただいた御朱印です。見開き。稲荷神社らしく、向かい合った狐さんが可愛いです🦊
授与期間は特に明記されておらず、不明です。
開口神社にはオリジナル御朱印帳も何種類か揃っているのですが、今回、社務所にて絵馬型の御朱印帳を発見!
絵馬型の御朱印帳って、初めて見てびっくり👀とっても気になりました~。
そして、ここの境内は鳩が多い🕊前回も今回も、社務所で御朱印をいただく際、鳩が何羽も私の周りに集まってきたのですが、なぜ~(笑)。
ヤン・ミー×マーク・チャオの大ヒットドラマ『永遠の桃花~三生三世~』 ファンタジー苦手でも楽しめた
楊冪(ヤン・ミー)&趙又廷(マーク・チャオ)主演の中国ドラマ『永遠の桃花~三生三世~』を、やっとAmazonプライムで観終えました。中国での大ヒットはもちろんのこと、華流ドラマ好きには言わずと知れた作品ですよね。華流と言えばこれ!な人気作品の一つだと思います。
中国ドラマの定番なので、気になってはいたものの、古装ファンタジー劇ということで、ファンタジーが苦手な私はずっと避けてきたのでした😅最初の数話は、神様や狐や怪獣みたいなナントカ族やら、世界観に入り込めず「やっぱり無理か…」と思いながらも、評判が良いので見続けてみたら…あら、面白い!(笑)
俳優さんの演技と脚本が特に良いのでしょうね、大人が引き込まれる魅力たっぷりのドラマでした。人気なのがうなずけます。
『永遠の桃花~三生三世~』(2017年中国)
原題《三生三世十里桃花》
出演:楊冪(ヤン・ミー)、趙又廷(マーク・チャオ)、迪麗熱巴(ディリラバ)、高偉光(ガオ・ウェイグアン)、張彬彬(チャン・ビンビン)ほか
Amazonプライムでの視聴はこちら↓。全58話です。
Amazon.co.jp: 永遠の桃花 -三生三世-(字幕版)を観る | Prime Video
予告編↓
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青丘を治める九尾狐族の子孫の娘・白浅(はくせん/バイチエン、楊冪)は、男装して身分を偽り司音(しいん/スーイン)と名乗り、天族の聖地・崑崙虚にやってくる。そして、彼女は師匠である武神・墨淵(ぼくえん/モーユエン、趙又廷)の17番目の弟子として修業を始める。それから2万年後、均衡を保っていた天族と翼族との戦いが始まり、墨淵は翼族の王・擎蒼(けいそう/チンツァン、連奕名)を封じるために犠牲となる。悲しむ司音はひそかに彼の亡骸を引取り、青丘へと戻る。
司音が白浅に戻って7万年が経った頃、封印が説かれそうになった擎蒼を再び封じようとした白浅は反撃にあい、すべての力と記憶を失い人間界に落ちる。そこで、白浅は墨淵にそっくりの風貌をした夜華(やか/イエホア、趙又廷)と偶然出会う。夜華に素素(そそ/スースー)と名付けられた白浅は、彼と愛しあうようになるが……。
(「永遠の桃花~三生三世~ 【公式】 | SPOドラマ倶楽部」より)
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架空のファンタジーで、遠い昔のお話なのでしょうけれど、大まかな時代設定も全く不明。でもなんだか、中国人が抱く古代神話のイメージや世界観がなんとなく分かって、興味深かったです。セットとCGを駆使し、細部まで作り込んだビジュアルも見事。(慣れるまでは、いろいろとツッコミたくはなりましたが(笑))
狐族とか天族とか翼族とか、もうわけ分かりませんよね(笑)。翼族なんて、おでこから角が生えているし、その支族である鮫人族なんて全身青くてどこの妖怪?アバター?ってビジュアルです。
普段ファンタジーをあまり観ないので、最初は入り込めずに微妙なだぁと思って観ていました。が、10話過ぎくらいから、面白いかも?と感じるようになって。気付いたらどハマりです(笑)。
ファンタジーといっても決して子供向けではなくて、しっかり大人向けのラブストーリー。幻想的な世界観が作り込まれているし、脚本も巧みだし、何といってもやはり俳優さんたちの演技が秀逸です。
そして、中国ドラマにありがちな、”途中までは面白かったのに後半失速気味で、ラストは結局不完全燃焼”(笑)ということもありません。最後までしっかり面白く観ることができて、すっきり満足でした( ´艸`)
タイトルにも含まれる「三生三世」はどういう意味だろうと不思議だったのですが、観終えて納得。3つの世界で、3つの人生(人間じゃない時もあるけれど(笑))を生きる。そして、どの世界に生まれ変わっても、たった一人の相手と巡り合う。うーん、なるほど。原題は「三生三世十里桃花」です。
さすがのヤン・ミーをはじめ、キャストが豪華で美男美女ばかり、演技も上手いし。中国歴史ドラマだと当たり前な、俳優さんの声ではなくて吹き替えられているのがやはり気に入りませんが、それ以外は本当に目の保養でした(笑)。
主なキャストをちょっとまとめると(自分の備忘録です😅)、
<九尾狐族>
・白浅/司音/素素…楊冪(ヤン・ミー)
三役(といっても結局白浅だけど)をうまくこなしていてさすがでした。ヤン・ミー主演の歴史ドラマは安心感がありますね。現代ドラマはまあ、当たり外れあるけれど(笑)。
・白鳳九…迪麗熱巴(ディリラバ)
ディリラバの出演作を観たのは実は初めて。本当に綺麗な人です。ヤン・ミーとディリラバが叔母と姪の間柄なんて、すごい血筋(笑)。
<天族>
・夜華…趙又廷(マーク・チャオ)
趙又廷はよく中国ドラマに出てくるようなイケメンタイプではないのですが、夜華役が本当にぴったりで、雰囲気がはまっていました。どんどんカッコよく見えてきます( ´艸`)黒い衣装が似合っていました。
・東華帝君…高偉光(ガオ・ウェイグアン)
高偉光は相変わらずカッコいいですね~。でもやっぱり、白髪より黒髪が好きです(笑)。人間界での修行で皇帝になっていた時は笑いました。
・司命星君…王驍(ワン・シャオ)
あ、この俳優さん!『流金歳月』の楊柯役だった人じゃないですか!飄々とした感じがとても良いです👍彼は声が吹き替えられていなくて、本人の声だったように思います。
・素錦(素錦族だけど)…黄夢瑩(ホアン・モンイン)
『楚喬伝~いばらに咲く花~』にも簫玉役で出ていましたね。端正で綺麗なお顔立ちの美人な女優さんですが、楚喬伝もこっちでも、憎まれ役というか、残念キャラなのが惜しいです。この素錦は本当に憎たらしかった(笑)。
<翼族>
・離鏡…張彬彬(チャン・ビンビン)
張彬彬さんはイケメンですね~。整ったお顔立ちで、目力があります。離鏡はちょっと残念キャラでしたが。
・玄女…祝緒丹(ジュー・シューダン)
素錦と並んで、とってもイライラさせてくれる女キャラでした。
・臙脂…代斯(ダイスー)
初めて見る女優さんですが、可愛くて好感が持てました。百度で調べてみたら、ディリラバさんと同じウイグル族の方なんですね。ディリラバやヤン・ミーと他の作品でも共演しているみたいで、そちらも観てみたいです。
<崑崙虚>
・畳風…頼藝(ライ・イー)
私の好きな頼藝!(笑)しかし、この役柄はちょっと地味だったかな。彼の魅力は『扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~』の方がずっと発揮されていると思います。
・子闌…劉芮麟(リウ・ルイリン)
俳優さんの名前、どこかで聞いたことがあると思ったら、ヤン・ミー主演の映画『見えない目撃者』でヤン・ミーの弟役だった人ではないですか!あちらでは姉弟で、本作では修行仲間。
他にも、見たことのある俳優さんや、良い味出している俳優さんが揃っていました。
本作はこれで完結していますが、その後桃花シリーズとして『運命の桃花~宸汐縁~』『夢幻の桃花~三生三世枕上書~』の2作があります。
『運命の桃花~宸汐縁~』は張震(チャン・チェン)×倪妮(ニー・ニー)主演。『夢幻の桃花~三生三世枕上書~』は白鳳九と東華帝君が主役のスピンオフで、演じるのはもちろんディリラバと高偉光。どちらも観るのが楽しみです。
チャオ・リーイン主演の歴史アクションドラマ『楚喬伝~いばらに咲く花~』
中国ドラマ『楚喬伝~いばらに咲く花~』を、Amazonプライムで観終えました。中国の超人気女優、趙麗穎(チャオ・リーイン)主演の歴史ドラマです。
大ヒット作だけあって、なかなか面白かったです。途中止まらなくなって、ノンストップで観ちゃいました。ただ、流血や残酷なシーンは多いし、ラストの終わり方は「えっ!?」って感じだったし、私の中では手放しで大好き!というわけではない位置づけですけれどね。
『楚喬伝~いばらに咲く花~』(2017年中国)
原題《楚乔传》
出演:趙麗穎(チャオ・リーイン)、林更新(ケニー・リン)、竇驍(ショーン・ドウ)、李沁(リー・チン)、鄧倫(ダン・ルン)ほか
Amazonプライムでの視聴はこちら↓。全58話です。
Amazon.co.jp: 楚喬伝~いばらに咲く花~(字幕版)を観る | Prime Video
予告編↓
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南北朝時代の西魏。戦乱の世で困窮した民は奴隷として駆り立てられ、奴婢の命は軽んじられていた。記憶を失った奴婢の少女・荊小六(けいしょうろく/ジン・シャオリウ、趙麗穎)は、貴族の息子たちの娯楽”人間狩り”のために他の奴婢の少女たちと共に狩場へ連れて行かれる。残酷な人間狩りで、ただ一人だけ生き残った小六は、有力貴族の宇文玥(うぶんげつ/ユーウェン・ユエ、林更新)の屋敷に仕えることになる。
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架空の物語ですが、一応大まかな時代設定はあるんですよね。西魏、となっていますから。ということは、『独孤伽羅~皇后の願い~』の一つ前の時代、と考えていいのかしら?まあ、独孤伽羅はわりと史実を取り入れているのに対し、楚喬伝はファンタジーですけれどね。
Amazonプライムでは、レイティング(年齢制限)がかかっていない「NR(No Rated)」になっているのですけど、いいんですかこれ(笑)。結構残酷な流血シーンは多いし、凌辱もありますから(直接的なビジュアルはないものの)…。
第1話から、人間狩り、ですよ(+_+)貴族の息子たちは奴婢の命を虫けら同然に扱い、逃げ場のない狩り場で、彼女たちに矢を放って命中させるという遊びをするんです。矢だけではなくて、狼まで放つ。もちろんこんな状況で、生き残れるわけがありません。
私は第1話のこのシーンを見て、悪趣味すぎるというか、言葉は悪いけれど「胸糞悪い」ムカつきを覚えて、見るのをやめようかと思いましたよ💦
まあそれでも、評判が良いので見続けていたら面白くなってハマったんですけれどね。
宇文懐(うぶんかい/ユーウェン・ホアイ、王彦霖)や趙西風(ちょうせいふう/チャオ・シーフォン、金瀚)ら、門閥のどら息子たちは本当に腹立たしかったです。
そんな中で、2人の貴公子が荊小六に近づきます。一人は宇文玥。他のどら息子たちとはつるまず、ポーカーフェイスで与えられた仕事を黙々とこなす有能な人物です。小六は宇文玥に仕えることになり、星児(せいじ/シンアー)という名を与えられます。星児に素質を見出した宇文玥は、剣や格闘の訓練をさせます。
↑林更新演じる宇文玥。よく見る若手イケメン俳優のような雰囲気ではなくて、どことなく渋くてクール。趙麗穎とお似合いでカッコ良かったです。
もう一人は、燕洵(えんじゅん/イェン・シュン、竇驍)。西魏と友好関係を結んだ燕北国から、燕北が謀反を起こさないようにと人質で幼い頃長安に送られた、燕北首領の息子です。
彼は他の貴族のどら息子たちとつるんではいるものの、小六のことが気になります。そして、平和に過ごしていた燕洵に悲劇が降りかかり、彼は復讐の鬼として生きることに…。
↑竇驍演じる燕洵。竇驍さんは、デビュー作の映画『サンザシの樹の下で』で観て以来のお久しぶりです。すっかりカッコよくなりましたね~!
後半、笑顔がなくなった燕洵がとても不憫でした。怖さを出すためか、アイメイクまでしてましたよね…。
小六は、自分が実は楚喬(そきょう/チュー・チャオ)という名前だった過去を思い出します。宇文玥の訓練を受け、戦闘力を身に着けた楚喬は、乱世の権力争いに巻き込まれて過酷な運命に身を投じます。
演じる趙麗穎は、中国では超人気女優なので名前と顔は知っていましたが、出演作を観るのはこれが初めて!とっても可愛らしく綺麗な女優さんです。華奢なスタイルながら、アクションシーンは圧巻で、すごく努力と特訓を重ねたのだろうなと思いました。様になっていましたよ。
もう一人の主要な女性キャラクターは、皇帝の娘である元淳(げんじゅん/ユエン・チュン、李沁)。子供の頃から一緒に育った燕洵に思いを寄せています。この皇女がもう、やたらとイライラさせてくれました(笑)。
そして、鄧倫がチョイ役で出ているのにびっくり。彼は主役クラスの俳優だと思っていたけれど、この頃はそうでもなかったのかな?
あと、『家族の名において』の斉明月役だった孫銥(スン・イー)さんもチョイ役で出ていました。
権力争い、恨みに嫉妬、復讐と、血が絶え間なく流れるなかなかハードなドラマでしたが、展開が気になって面白く鑑賞できました。恋愛要素も、感情面はわりと丁寧に描かれていますが、ラブシーンはとても少ないです。
シーズン2の噂もあるようですけれど、どうなんでしょう~。あまり期待せずに待ちます(笑)。
~以下ネタバレ含みます~
やはりあのラストは…あの終わり方、「えっ、ちょっと待って!これで終わり!?」って、なりますよね~!
ちょっとブツ切りすぎなんじゃないでしょうか(+o+)
宇文玥の忠実な部下である月七(げつしち/ユエチー、邢昭林)もラスト直前で力尽きてしまいました😢。彼結構好きだったのにな。
ラストではないですが、憎き宇文懐の最期も。主要キャラの一人とだった割には、なんだかさらっと消えてしまいました。楚喬がとどめを刺したのは良かったのかもしれないけれど、あれだけ悪さを重ねてきたのだから、もうちょっと反省させてほしかったです😅
燕洵の復讐も結局、果たせていないですよね。その辺はシーズン2を想定しているのでしょうか。
【大阪】「こつま南瓜」に「だいがく」?”上の天神”生根神社(西成区・御朱印)
大阪の西成区にある、生根神社(いくねじんじゃ)を訪れました。
南海本線または高野線の岸里玉出駅から西側に、徒歩5分くらいの場所にあります。 いつも東に歩いて阿部野神社の方に向かっていたのですが、今回は西へ。生根神社は西成区、阿部野神社は阿倍野区ですな。
玉出本通商店街を抜けてすぐの所に、ありました⛩
↑鳥居。神社名の右上には「上の天神」と書いてあります。
生根神社の創建年は不詳。もともとは、住吉大社の摂社である住吉の生根神社から、御祭神の少彦名命(すくなひこなのみこと)の御分霊を受けて、玉出の産土神として祀ったのが始まりとされています。御祭神は、少彦名命、蛭児命(ひるこのみこと)、菅原道真。
そうそう、住吉大社の近くにも同じ名前の「生根神社」があるんですよね。地図上ではわりと近い位置関係に、同じ名前の神社が2つあって、気になってはいました。このような関係があったとは👀
この、西成区の生根神社が「上の天神」と呼ばれるのに対して、住吉区の生根神社は「奥の天神」と呼ばれています。住吉の生根神社にはまだ行ったことがなく、そちらにも行ってみたいです。
(参考:「上の天神 生根神社>生根神社由緒沿革」)
↑拝殿・本殿。こちらで二礼二拍手一礼します。コロナ対策のためか、鈴緒は撤去されていました。
近所の方らしきおばさまが、社殿の前のピンクの花を愛でながら神社の方と話していらして、地域で親しまれている神社だな、という感じが伝わってきました(*^-^*)
↑社殿がなかなか立派で、横からもパシャリ。綺麗でまだ新しいのかと思ったら、やはり昭和41年に再建されたものだそうで。それ以前の社殿は、昭和20年に戦災で焼失してしまったそうです。
摂社・末社もいくつか鎮座しています。
↑大楠社。三輪大神、大楠龍王、金森天神を祀ります。右側には大きな御神木がそびえています。
↑近づいてみました。小さな鈴が三つ並んでいて、なんだか可愛らしいです( ´艸`)
↑由加神社と稲荷社。
↑こちらは何でしょう?天瓊矛立太子禮記念、とあります。天瓊矛とは、調べてみると「天沼矛(あめのぬぼこ)」という、イザナギとイザナミの二神が、国生みの時に使った矛のことのようで。しかしこちらの神社とどのような関係があるかは、分かりませんでした😅
↑とっても気になったのが、このカボチャが描かれた碑!「こつま南瓜塚」とあります。こつま南瓜とは、初めて聞きました(゜o゜)
この玉出の辺りは昔、勝間(こつま)村と呼ばれていたそうです。そしてここの特産物であるカボチャは、「こつま南瓜」と称されていました。江戸時代に飢饉が起こった時、村の人々は保存していたこつま南瓜を食べて飢えをしのいだそうです。
また、古くから生根神社では、こつま南瓜神事が行われ、参詣者は一年の平穏無事と無病息災を祈願していたとか。
現在は、毎年12月の冬至の日に、こつま南瓜祭りが行われています。
ここにそんなカボチャのお話があったなんて、なんだかほっこり(´・ω・)
そしてもう一つ、生根神社で忘れてはならないのが「だいがく」です。「だいがく」?大学?いや、違います(/・ω・)/
「だいがく」はWikipediaによると、漢字では「台楽」または「台額」となり、古来から雨ごい神事に利用された櫓のこと。高さ約20mの柱に、約70個の提灯を飾り付けたもので、生根神社では毎年夏祭り(7月24・25日)に公開しているそうです。見てみたいー!
(参考:生根神社 だいがく)
↑左上に、ひらがなで「だいがく」の印があるのが、なんだか可愛いです♡
一緒にいただいた挟み紙に、御朱印の説明が書いてあってとてもありがたい!それによると、真ん中の墨書き「天神瑞降」(てんじんずいこう)は、
この「だいがく」に天の神様が宿り鈴の音と共にご参詣の方々に良い事をお授け頂ける様を表しております。
とのことです。
大きくはない神社ですが、こつま南瓜にだいがくと、初めて出会うユニークなものがあって興味を惹かれる神社でした(*^^*)だいがく、見てみたいです。
【大阪】10mの准提観音が圧巻!心温まるお寺 興徳寺(天王寺区・御朱印)
玉造周辺で御朱印さんぽ。
どんどろ大師善福寺から歩いてすぐの所にある、興徳寺を訪れました。
インスタグラムで知って、気になっていたお寺です。そしてお寺のHPを拝見すると、とっても可愛らしくて好感度UP。行く前からワクワクしていました(*^^*)
お寺のHP→高野山真言宗 興徳寺
↑山門。小さなお寺に伺う時は、どことなく「入っていいのかな」とちょっと緊張してしまいがちなものだけれど、「ご自由にお入りください」の文字が嬉しいです。
↑山門をくぐると、手入れが行き届いた綺麗な境内が広がります。緑やお花、そしてお地蔵さんや置物も多く、明るい気分になれます(^^)
↑可愛いフクロウさんたちにほっこり🦉
興徳寺は、聖徳太子の頃に「薬師院」として創建され、天平年間(729~749年)に行基によって再建された、機内49ヶ院の一つといわれています。ただし、大阪大空襲で山門以外全て焼失してしまったため、詳細は不明だそう。
現在の本堂は、1952年(昭和27年)に再建されました。宗派は高野山真言宗です。
(参考:興徳寺について | 高野山真言宗 興徳寺)
↑本堂。こちらでお参りを。
↑「御自由にお上りになってお参り下さい」とあったので、上がらせていただきました。堂内は撮影禁止です。
こちらに、御本尊の薬師瑠璃光如来が安置されています。が、御本尊は秘仏のため、御前立(おまえだち)を祀っています。
本堂で心安らかに手を合わせた後は、楽しい境内散歩♪決して広くはないものの、小さな楽しみがいろいろあって面白いです(^^)
一番目を奪われるのが、なんといってもこの巨大な観音様。
↑奥に見えるのが、准提観音さまです。大きい!33尺(約10m)あり、遠くからでも目立っているので、迷わずにたどり着けました(笑)。足だけでも大きいですね~👣
↑まだ新しそうな、綺麗な観音様です。手は18本あるそうで、それぞれに仏具を持っています。何持ってるんだろう、と見ているのが楽しくて(笑)。
無数の仏を産んだことから仏母と呼ばれ、子授けと安産の観音さまといわれています。
また、観音様の台座の周りには、西国三十三カ所霊場のお砂踏みがあり、歩くと西国を回ったことと同じ功徳があることになるんですって。
↑不動明王像。怖い顔の不動明王さんですが、小さくてちょっと可愛いです(笑)。
↑融通地蔵尊。お地蔵様の足元にいる、ミニ地蔵さんたちが可愛いです。これは「お願い地蔵」で、願い事を記入し奉納できます。
↑本堂の横にある、三宝荒神。木の鳥居が風景になじんでいて、なんだか素敵です。
↑三宝荒神は、火の神、台所の神といわれ、家内安全を願う人から信仰されています。
↑本堂前の、六地蔵尊。地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天道のそれぞれをお地蔵様が救ってくださる、のだそうです。
↑放生池(ほうじょうち)には、色鮮やかな鯉がたくさん泳いでいます。私が近づくと、口をパクパクさせて集まってきました( ゚Д゚)エサ持ってないんだよー、ごめんよー😅
もう少し水温が上がって鯉の動きが活発になったら、訪れた子供さんたちがエサやりできるように、鯉のエサを置くのだそうです。(ご住職の奥様談)
鯉の他、本堂前には大きな亀さんもいましたよ🐢
寺務所で御朱印をいただきました。どなたの姿も見えず、インターホンを押すと、明るい女性の声で応対してくださいました。
出てきてくださったのは、ご住職の奥様。とっても気さくな方で、御朱印を書きながらいろいろとお話していただき、嬉しかったです。
↑2種類いただきました。右が御本尊の薬師如来、摂津国八十八カ所の第12番札所でもあります。左は准提観音。どちらも、右下でほほ笑んでいる小さなお地蔵様が可愛いです♡
桜のスタンプは、3月限定です🌸今年から、月替わりの御朱印を始められたそうですよ(*^^*)
小さなお寺ではありますが、境内の随所に、来た人が年齢を問わず笑顔になれるようにとの気遣いやおもてなしが感じられ、とても心が温まる空間でした。心を落ち着かせたい時に気軽に立ち寄れるような、開かれた場所だと感じました。
寺ヨガや編み物教室など、イベントも開催されているそうですよ。
またふらっと訪れたくなる、癒しのお寺でした(*^-^*)
興徳寺