【大阪&和歌山&京都】2021年12月御朱印(住吉大社 / 丹生都比売神社 / 勝林寺)
2022年になりました!明けましておめでとうございます。
昨年も、たくさんの方にブログをご覧いただきありがとうございました。すっかり御朱印ブログと化してしまいましたが、相変わらず中国ドラマは毎日のように観ているし、映画も好きだし、中国語の勉強も続けているし、愛犬とはベタベタ仲良くしています(笑)。
今年ももし面白いと思ってくださる方がいらっしゃれば、ご覧いただけますと幸いですm(__)m
さて、12月にいただいた、再訪した神社&お寺の限定御朱印です。
もっとたくさん行くつもりだったのだけれど、寒さに負けて、せっかくの週末も「こんなに寒いんだから…いっか…」と、部屋から出られなくなってしまったことがしばしば😂
毎年、もしくは2カ月ごとに、季節や神事にちなんだ限定御朱印を授与されている住吉大社。
↑誰も入り込まないタイミングを狙って撮れました📷
↑この、ウサギさんの手水舎が好きなんです🐰
↑南海沿線にある住吉大社。南海電車とすみっコぐらしとのコラボで、境内にすみっコぐらしがいましたよ★
私すみっコぐらしよく知らないけれど、この巫女さん、えびふらいのしっぽって言うんですね!可愛い🍤
↑今回も、美濃和紙に丁寧に縫い上げた刺繍が素敵です。
↑右下に刺繍されているのは、神楽を舞う神楽女さん。
住吉大社では巫女を、神楽を舞うことから神楽女(かぐらめ)と呼称します。
神楽女の頭上には、松と白鷺、神鏡、日の出をあしらった挿頭(かざし)を掲げています。
神楽の奉仕の際は一人あるいは複数の神楽女が、根付松と白鷺(しらさぎ)をあしらった舞衣、緋色の袴を着用し、檜扇や鈴などの採物(とりもの)を手に神職の歌・笏拍子・笛などに合わせて舞います。
住吉大社には一社伝来の神楽が14種類現存し、祭典・神事や奉賽において奉奏されています。
舞を伴うものには、初辰神楽・神降・倭舞4段・熊野舞4段・白拍子・田舞(八乙女舞)などがあります。(「刺繍御朱印(御神楽) | 住吉大社」より)
1月も限定刺繡御朱印があります!昨年もいただいたのだけれど、昨年とは違うデザインのをいただきたいなぁと思っているところです。
高野山の麓に鎮座する丹生都比売神社へ。1月以来の参拝で、今回も、愛犬ぽー🐶を連れて行きました。
ここは犬にも優しい神社で、リードを繋いでいればワンコも境内を歩けますが、この日は雨&雪で地面が濡れていたので、抱っこで参拝しました。
↑愛犬ぽー君と🐶。拝殿も鳥居も写っていなくて、全然記念写真にならーず🤣
↑いつ見ても圧倒される拝殿。
↑雪の降る寒さの中、花手水も凍っていました❄️
丹生都比売神社さん、最近季節毎の御朱印を始められたとの情報をキャッチ🎶
冬限定の御朱印をいただきました。
↑弘法大師空海を高野山に導いたという、黒と白の犬さんが描かれています。よく見ると、雪の上を歩いた足あとまで表現されていて、これは可愛い!🐾❄🐕
これからも、限定御朱印にはこの犬さん2匹が登場するのかな?楽しみです♡
そして、境内社の佐波神社の御朱印もありました。前回はなかったので、こちらも新しく始められたのだと思います。
↑こちらが佐波神社です⛩
御朱印帳も購入しました。
↑丹生都比売神社を象徴する赤い本殿と輪橋が、紺の背景に映えます。裏表紙に描かれた二ツ鳥居は、ちょっと離れた場所にあり、私はまだ行ったことがなくて💦一度見てみたいと思っています。
オリジナル御朱印帳は他にもあり、全4種類だったかな?
11月に初めて訪れた時に、切り絵御朱印を拝受したのですが、その他にもたくさんの御朱印があって気になっていました。
郵送対応もされていると知り、私が訪れた11月紅葉の時期の御朱印を郵送で拝受しました。ありがとうございますm(__)m
こちらから郵送申し込みができます→勝林寺オンライン注文 / 全商品
今回申し込んだのは3種類。
↑華やかな花手水の見開き御朱印❁「天無私」と墨書きされています。御朱印帳に貼りやすいように、あらかじめ折り目がついています。
そうそう、郵送で拝受すると、日付が書かれていないのですね。やっぱり現地でいただく方がいいなぁ😅
御朱印に写経用紙が同封されていたので、大みそかに家で写経しましたよ🖋
↑なぞるだけなので簡単です。漢字ばかり並んでいると、どうしても中国語読みしてしまう(笑)。次勝林寺さんに伺う時に持って行きます。
愛犬ぽー🐶がのぞいている…( ´艸`)
この写経は短いものだったので、いつかもっと長い本格的なものにも挑戦してみたいです。
もう少し近ければ、毎月でも伺いたいのですが、同じ関西とはいえちょっと遠くて💦授与品の郵送対応はありがたいです。
★過去の勝林寺訪問記&御朱印★
1月は初詣御朱印も楽しみです。今年もたくさんのご縁が結べますように。
【大阪】境内には柚子がたくさん!弘法大師ゆかりの柚子みそが伝わる、盛松寺(河内長野市・御朱印)
大阪・河内長野市の盛松寺(せいしょうじ)を参拝しました。
インスタグラムで、こちらが”柚子みそのお寺”と知り、興味を惹かれて訪れたいと思っていた場所です🍋←これはレモン
車で向かいました🚙公共交通機関だと、南海高野線千代田駅から徒歩約15分の場所にあります。
境内は広くはなく、こぢんまりと落ち着いています。
↑本堂。
御本尊は、弘法大師(空海)。ここでは、厄除け柚子みそ大師とも呼ばれます。なんだか可愛い( ´艸`)宗派は高野山真言宗です。
弘法大師が808年(大同3年)、泉州槙尾山へ修行に向かう途中、この地で昼食を摂った時のこと。この地では疫病が流行り、大勢の人が苦しんでいました。
それを聞いた弘法大師は、
先ず第一にきれいな飲み水の確保、井戸に汚水が入り込まないために排水路の設置など衛生的な面を指導されると共に冬至に柚子と味噌で柚子味噌をつくり、それを食することによって身体が健康になり、かかる疫病にかかって苦しむことは無いと教えられたのです。
(盛松寺HP「盛松寺について」より)
だそう。
(柚子みそを伝えただけでなく、しっかり衛生面の指導をしているという点が良い!👏)
この伝承にちなみ、毎年12月21日の終い弘法には、盛松寺で参拝者へ柚子みそが振舞われます♡
本当は12月21日に行きたかったのだけれど行けず。いつかは終い弘法の日に参拝し柚子みそをいただけるといいなぁ😋
柚子みそについてはこちら→柚子みそ
↑柚子にちなんで、境内にはちょこんちょこんと柚子が♡可愛い~(〃艸〃)
↑柚子の前には、どなたでしょう?
↑ここにも柚子♡
↑柚子のおみくじと、柚子絵馬🍋
↑こちらは六角堂。入ってみます。
↑本堂裏手にあった四国八十八カ所霊場を、先代のご住職が四国の霊場を巡り、それぞれのお砂を持ち帰り建立したのだそう。
↑暗くて夜は怖そう😅ですが、ぐるっと回ってみましたよ。中心の大きなお地蔵様は、立江地蔵菩薩というそうです。河泉二十四地蔵霊場の第10番札所にもなっています。
御朱印をいただきました。庫裡のインターフォンを鳴らすと、感じの良いご住職さまが出てきてくださいました。
この日も良いお参りができ、ありがとうございましたm(__)m
盛松寺
【大阪】地獄体験と極楽体験ができる!?まるでテーマパークのユニークなお寺、全興寺(平野区・御朱印)
大阪・平野で御朱印さんぽ👣長寶寺から歩いて、全興寺へ向かいました。
マイペースで回っているおおさか十三佛のお寺ということで知ったのですが、ちょっと調べただけでも興味津々!なんでも、地獄体験と極楽体験ができるという、なんだか昭和のテーマパーク感あふれるお寺…。とっても楽しみに伺いました🎶
ホームページも充実しています↓。
YouTubeもどうぞ~。
↑こちらは西門。しかし私は、商店街に面した北門から入ってしまいました。
↑こちらが、商店街に面した北門。余談ですが、商店街もやたらと昭和レトロで面白く散策しました。
↑もう既に、怪しげな看板が…( ´艸`)ウソをつくと舌をぬくぞ、と言って舌を既に抜いている怖い人(いや、鬼👹)…ぎゃああああ
全興寺は、飛鳥時代に聖徳太子が平野の地に仏堂を建立して薬師如来像を安置したのが始まりと伝わる、古いお寺です。聖徳太子にルーツがあったとは。
境内には、地獄体験ができる「地獄堂」、極楽体験ができる「ほとけのくに」をはじめ、面白い見所がたくさんあり、退屈しません。
↑北門から入るとまず、西国三十三カ所石仏が迎えてくださいます。
↑次にお目にかかるのは、一願不動尊。水を掛けて拝むと、一つの願いがかなうとされます。モクモクと雲海が現れてびっくり!
↑おおさか十三佛のお寺に必ずある、ネパールから寄贈されたマニ車。ここでも回してきました。
境内には気になるスポットがたくさんありますが…、
↑まず本堂の御本尊様に参拝いたしましょう。
↑御本尊の薬師如来像を祀る、本堂です。1576年(天正4年)の建立ですが、大坂夏の陣で一部を焼失。1661年に再建されました。
本尊の薬師如来像は秘仏で、毎年1月8日と、中秋の十五夜だけ御開帳されるそう。
また、中には「首の地蔵尊」も祀られています。文字通り、首から上だけのお地蔵様。こちらは、
徳川家康と豊臣方が争った”大坂夏の陣”の時に、真田幸村が、家康が立ち寄ると見られた陣地横の地蔵尊に爆薬を仕掛けて待っていた。果たして家康は、ここに到来したが、たまたま席を立った時に地雷が爆発したため、家康は助かったが、地蔵尊のお首だけが、ここ全興寺の境内へ飛んできたと伝わっています。
毎年8月23・24日のみ御開帳されています。
↑本堂前には令和池。メダカが泳ぎ、夏には蓮の花が咲くそうです。
↑紅葉も終わって、落ち葉がたくさん。お寺の方が落ち葉掃除にお忙しそうでした🍂
↑地獄に行くか、ほとけのくにに行くか?
まずは、地獄堂で地獄体験です。寺務所で、地獄通行手形(100円)を購入します。地獄通行手形は、何度でも使えるらしいです(笑)。次来た時にも忘れずに持ってこないと(笑)。
↑こちらが、怖い怖い地獄堂ですよ~🔥
↑極楽度・地獄度チェックもできます。
↑子供も多いこのお寺。地獄堂の入口には、お父さん・お母さんへ、お寺からのお願いが掲載されていました。こういうところが、素敵だなぁと思うのです。
↑地獄通行手形のQRコードをこちらにかざし、急いで中の扉の前に建ちます。急がないと、扉は開かず、やり直し。私は3回繰り返しました(笑)。
扉が開き、中に入ると、閻魔大王様が目の前に。その横には、怖い怖い鬼の像が、下を抜く道具を持って立っています。そして、銅鑼を叩くと、地獄とはどんな所かを説明するアニメーションが流れました。
ちなみに、扉は開いたままでした。狭い空間なので、扉が閉まったら大人の私でも怖いわーと思っていたけれど、良かった(笑)。小さなお子さんは本当に怖いですよ、これ。
でも、上の「お寺からのお願い」にもあるように、あくまでもここで伝えたいのは命の大切さ。とても良いことだと思いました。Wikipediaにも、解説がありました。
地獄堂の設立は1989年。当時は中高生のいじめや自殺が大きな社会問題となっており、住職の川口良仁は何とか出来ないかと考えていた。そんな中、近所の高齢の女性から「昔、親に「悪い事をしたら地獄へ落ちる」と怖い顔で何度も言われ、そのせいで年を取っても悪い事をする気になれなくなった」という話を聞き、それをヒントに江戸時代からあった古い堂を改装し、名前を「地獄堂」と改めた。当初は人が入ると自動ドアで扉が締め切られる仕様だったが、あまりの恐怖に叫び出したり、非常ベルを押したりする人が続出した為、ドアを開けっぱなしにしている。閻魔大王が「命を大切に」と言っているのは、子供の自殺が頻発していた頃であった為だという。
(「全興寺 - Wikipedia」より)
↑地獄堂の出口。無事、地獄から抜け出せました~😅
↑地獄の釜の音が聞こえる石もあります。私も頭を入れてみましたが、聞こえたような聞こえないような…(笑)。
↑賽の河原石積み体験。これは、地獄に落ちた子供たちが、両親を想って石を積み上げるのですが、積み上がったと思うと鬼が来てバラバラに崩されてしまいます。永遠に積み上がらない石…(´;ω;`)
さて、地獄の次は、極楽へ。
↑赤い糸の縁結び。面白すぎますよ😂
↑ほとけのくにへ、足を踏み入れます。
中の写真は撮りませんでしたが、151体の石仏に囲まれながら、ステンドグラスの曼荼羅に座って瞑想体験をすることができます。なんとも不思議な空間でした。階段の手すりは、四国八十八カ所のお砂入りです。
↑ほとけのくにの隣には涅槃堂があり、涅槃仏がいらっしゃいました。見たことのない仏像の形。なんとこの仏像はガラスでできています。背景の色がゆっくりと変化し、なんだか不思議な癒され空間になっていました。
↑弘法大師像。
↑さまざまな石仏も。
↑ほほえみ地蔵さん。
↑仏足石。
↑小さな駄菓子屋さん博物館。中には、昭和20~30年代に駄菓子屋さんに並んでいたおもちゃが展示されていました。
↑昭和っぽさ満載です。
↑平野の音博物館。博物館といってもここだけ。昔の平野の音を集めてあり、懐かしく感じる人がたくさんいるのだろうなぁ。百連発、にはウケましたけど(笑)。
↑寺務所にも、面白いものがたくさんあります。注目はやはり、エンマ大王の地獄ミクジィ👹ミクジィ!👹
御朱印をいただきました。
↑おおさか十三佛の第7番札所です。左下に、輝く仏さまが☆彡他に、摂津八十八カ所霊場第39番札所でもあります。
おおさか十三佛の札所に来たら、スマホ御集印で仏様カードもゲットです。
↑優しそうな薬師如来さん。
いやぁ、こんなお寺は初めてでした!いろいろ個性的すぎますが、根底には、命の大切さを伝えたいという思いがしっかり感じられて、素敵な所だと思いました。
ぜひ、これからも後世に伝え続けていってほしい場所ですね。
全興寺
【大阪】膳や musi-vege+で、蒸し野菜たっぷりのヘルシー一人ごはん(堺市)
堺によく出没しています。気になる飲食店はたくさんあるのですが、ほぼ一人行動なので、一人で入りやすいお店は助かります😅
一人ごはんスポットとして最近お気に入りに加わったのが、南海高野線堺東駅直結、高島屋地下1階の膳や musi-vege+という定食のお店です🥢
↑こちら。地下1階には飲食店が数軒並んでいて、同じくお気に入りのミルクホールホシノも、この並びにあります。
なんばや梅田など、ここ以外にも大阪府内で複数店舗展開しているようです。
店内写真は撮っていませんが、一人でも入りやすいのが嬉しいポイント。店内はこぢんまりとしており、席数は少なめですが、空いていれば好きな席に通していただけました。
メニューは、定食がメイン。テイクアウトもできます。
十六穀米ごはんに、せいろで蒸したほくほく、色とりどりのお野菜。そして、メインと小鉢などがついています。
いつも迷ってしまうのですが…。
↑初訪問時は、海老マヨチリと豆腐ハンバーグ(990円)を。この海老マヨが、プリップリの海老にサクサク衣、味付けも好みでとっても気に入っちゃいました🦐せいろにたっぷりの蒸し野菜もおいしくて、パクパク食べてしまいましたが、ボリュームもしっかりあって満腹でした😋
↑2回目の訪問時。旅するvegeプレート ヤンニョムチキン(1100円)です。ヤンニョムチキンの甘辛ソースと、サクサク衣がこれまたおいしい♡前回同様蒸し野菜はもちろんですが、手前の豆乳スープも好きです。こちらもまた、お腹いっぱいになりました~😋
最近栄養偏ってるなぁとか、体に良い物食べたいなぁと思った時に、ふらっと気軽に入れるお店なので重宝しています★またお世話になります~🎶
膳や musi-vege+ 堺高島屋店
【大阪】”えんまさんのお寺”長寳寺。御朱印にも可愛いえんま大王★(平野区・御朱印)
大阪・平野で御朱印さんぽ👣
前回平野に来た時は、猛暑で思うように歩き回れず、行きそびれたお寺がいくつかあって。
今回訪れたのは、まずは長寶寺(ちょうほうじ)。JR関西線平野駅から徒歩約5分、大念佛寺からも近い場所にあります。そうそう、ちょうど今、大念佛寺の御朱印帳を使っています★
↑山門。「後醍醐天皇行在所跡」の石碑があります。後醍醐天皇が吉野に皇居を移される時に、このお寺を仮の皇居とし、山号「王舎山」を与えたのだそうです。
↑手水舎。ひょうたんの手水は初めて見ました!ひょうたんとカエルさんが向かい合っているのも可愛いです🐸手を清めたら、ひょうたんに水をかけますよ🐸
長寶寺は、大同年間(806~810年)に創建された、高野山真言宗のお寺。開基は、坂上田村麻呂の娘さんであり、桓武天皇の妃でもあった、坂上春子さんという方です。
延暦25年(806)桓武天皇崩御により、春子姫は弘法大師に帰依し剃髪し慈心大姉となられ、坂上田村麻呂が大同年間に(806~810)に創建した長寳寺の開基となったのです。
(長寶寺HP「長寳寺 - 歴史・文化財」より)
御本尊は、十一面観世音菩薩像。
そして、ここは尼寺さんなのですね。坂上春子さんから、代々女性住職さんが受け継いでこられたのでしょうか。
境内は広くはなく、こぢんまりとしていますが、すっきりとしていて落ち着くお寺さんでした。
↑まずは本堂にお参りです。ん?どなたかいらっしゃいますねぇ👀
↑閻魔帳を持った、閻魔大王でした!自由に記念撮影してください( ´艸`) 怖いお顔というよりは、どちらかというと可愛く優しそうなえんま様ですが…😆
ここ長寶寺は、”えんまさんのお寺”でもあります。お寺に伝わる、室町時代に書かれた『よみがえり草紙』によると、
本堂に安置される閻魔王は、永享11年(1439年)6月6日、慶心坊尼を頓死させた。頓死させた理由は、存命中に仏道の修行を怠(なま)けると地獄に堕ちるということを知らせるために、地獄の恐ろしさを見聞させ、逆修を勧めさせるためであった。閻魔王は「閻魔大王の証判を持つ物は地獄に落ちない」といい、閻魔王の証判をもっていた慶心坊尼は地獄に堕ちた3日後に蘇生したという。
その後、嘉吉元年(1441年)10月15日、読経中の慶心坊尼が青蜘蛛(くも)をつかむと青蜘蛛は舎利に変わったという。嘉吉2年(1442年)、慶心坊尼が逆修供養を営んだ際に、客僧が来訪し、閻魔王の木像を刻んで姿を消した。その客僧が閻魔王であったという。(「長寶寺 - Wikipedia」より)
地獄に落ちて、よみがえった尼さん!
毎年5月18日に、秘仏である閻魔大王と御本尊十一面観音菩薩像がご開帳されています。いつか見てみたいなぁ。
↑えんま様だけでなく、こちらの方も。僧侶の方かな?
↑もうすぐ丑年が終わってしまいますが、まだ牛さんが飾られていて、丑年の私は嬉しい🐮なんとも味のある顔をした牛さんです。
↑大みそかには、こちらで除夜の鐘が鳴らされるのですね。
↑楠木大明神⛩
↑本堂前の、如意輪観音さま。優しいお顔です。
↑輪廻塔。
↑密祖堂(大師堂)。弘法大師像が祀られています。
庫裡のインターフォンを鳴らし、御朱印を拝受しました。ご丁寧に対応くださり、ありがとうございましたm(__)m
↑御本尊の十一面観世音の御朱印です。左上で、えんま様が見ていますよ~👀
摂津国三十三カ所の第31番。聞いたことのない霊場だったので調べました→
↑摂津国三十三カ所の散華も渡してくださいました。この散華、可愛いです♡
他に、摂津国八十八カ所第38番札所でもあります。
規模は小さくても、このように歴史があって、温かさを感じるお寺に出会えるとほっこりします。この日もご縁に感謝です★
長寶寺
【兵庫】境内には桜モチーフがたくさん。嵐ファンにも人気の櫻井神社(尼崎市・御朱印)
尼崎で御朱印さんぽ👣尼崎城のすぐ近くに鎮座する、櫻井神社を参拝しました⛩
阪神尼崎駅から南に徒歩10分ちょいくらいの場所です。
嵐のメンバー櫻井翔さんの名字と同じことから、嵐ファンの聖地の一つにもなっているそうですよ~🌸
絵馬には、嵐ファンによるメッセージがたくさん書かれていました🎶
↑私は北の方から入ってしまったのですが、本殿の裏側でした。
↑「尼崎市発祥之地尼崎城址 尼崎城内史蹟櫻井神社」とあります。
櫻井神社は、1882年(明治15年)の創建という、比較的新しい神社。当初は尼崎城址に建立されましたが、1961年(昭和36年)に現在地へ遷座しました。拝殿と本殿は、創建当初のものだそうです。
御祭神は、尼崎藩初代藩主の櫻井松平信定から、16代櫻井忠興まで16社となっています。
↑こちらが、南側にある正門のようです。参道が伸びる先に、拝殿があります。
境内はそれほど広くなくこぢんまりですが、桜モチーフがたくさんで可愛いし、落ち着く雰囲気の神社でした(*^^*)
↑拝殿。こちらで二礼二拍手一礼。
よーく見ると、あちこちに桜がたくさんなんです🌸
↑一番目立つのは、お賽銭箱。
↑上にも注目!屋根を見てみると、小さな桜がたくさん並んでいます🌸可愛いー♡思わずにっこり。
↑狛犬さん。ちょこんと角が立っています。
↑拝殿前には、本丸御殿の棟瓦。1847年(弘化4年)の尼崎城本丸御殿のものだそうです。
↑拝殿前には、「創建百年」の石碑も。ということは、1882年創建なので、1982年の石碑でしょうか?
そして…。
↑「ここから尼崎城の天守が見えます」🏯どこ、どこ~?と目を凝らすと、あら、そんな目の前に(笑)。尼崎城は小さく復元されていて、近くから見てもやはり小さかったです🏯
↑境内にある、学問の神・契沖社。
屋根を見ると、あれ…?
↑白い子を発見!🐱
↑じーっと見ていたら、気付かれて逃げてしまいました🐈
↑キリッとした表情のカエルさん🐸多賀得(おおがえる)だそうです🐸
↑瓢箪山稲荷神社⛩ 方除け、商売繁盛の神様です。
↑博愛地蔵。尼崎城最後の城主、櫻井忠興は、1889年(明治22年)に尼崎で最初の幼稚園「博愛幼稚園」を設立しました。その時、子供たちの無事成長を願って祀られたのがこの博愛地蔵だそうです。
櫻井忠興は、幼稚園の前に尼崎最初の小学校も設立しています。さらに、
明治十年(1877)西南戦争が始まり、日毎に戦傷者が増え、その上コレラが蔓延しているという惨状を聞き及び、有志救護団体「博愛社」を結成し医師看護夫を派遣、自らも戦地へ赴き敵味方の区別無く戦傷者を看護され「博愛の精神」(境内の石碑)を大いに発揮されました。 これらの功績により、明治政府・世界赤十字社に認められ明治二十年(1887)日本赤十字社は誕生に至りました。
(「櫻井神社-尼崎市神社あんない」より)
素晴らしい最後の藩主だったのですね。
社務所で御朱印をいただきました。ご丁寧に対応くださり、ありがとうございましたm(__)m
↑櫻井神社と、瓢箪山稲荷社、2種類の御朱印がいただけます。櫻井神社は直書き、瓢箪山稲荷社は書置きでした。桜の印がやっぱり嬉しいですね🌸
桜×尼崎城がデザインされた、オリジナル御朱印帳もありましたよ🌸🏯
参拝を終え、尼崎城の方へ。
↑周りは綺麗に整備されています。
↑2018年に完成したばかりの復元天守。ピカピカですね。
↑この日は何かのイベントだったようで、たくさんの親子で賑わっていました。
今回の尼崎さんぽはこれで終わり。アクセス便利だし、またちょこちょこ来ます~。
櫻井神社
【兵庫】えびすさんの笑顔にほっこり。可愛い御朱印がいただける尼崎えびす神社(尼崎市・御朱印)
尼崎で御朱印さんぽ👣阪神尼崎駅から徒歩約3分の所にある、尼崎えびす神社を参拝しました。
インスタグラムでよく可愛らしい御朱印の写真を見かけており、行ってみたいと思っていた神社です⛩
↑阪神尼崎駅からすぐという、好立地も嬉しいです。いきなり現れるとっても大きな鳥居!この大鳥居は、高さ17m👀神田公園と境内がつながっており、大鳥居の下では、世間話に興じるおじいさんたちでほのぼのしていました。
↑思わず下からまじまじと見上げてしまいました。曇りなのが残念ですが、これが青空ならばもっと映えたでしょうね~⛩
↑「尼のえべっさん」と呼ばれ親しまれています。
↑神田公園にいた、タコ🐙なぜー🐙たこ焼き屋さん風。
↑公園の先に境内があるという、変わった造りをしています。境内字体はそれほど広くはないものの、和みポイントがたくさんで、楽しい気分になれる神社でした。
↑二宮金次郎さん。久しぶりに見ました。
尼崎えびす神社は、醍醐天皇時代(885年)以前の創建とされる古社。
古代からえびす様は海の神様、漁業航海を守る神様として漁業人から崇拝されてきました。
海の市・尼崎でも「えべっさん」の愛称でお祭りされ、深いご神徳を受けたことにより漁業人たちの生活が栄えたといわれます。
その繁栄ぶりが現在の商業、工業の発展へとつながり、尼崎の躍進と共に当神社も商売繁盛の神様「尼のえべっさん」として知られるようになりました。(尼崎えびす神社HP「神社紹介 | 尼崎えびす神社」より)
主祭神は八重事代主大神(やえことしろぬしおおかみ)、えびすさん。
そして、こちらの神社の宮司さんは女性の方!HPにご挨拶とプロフィールなどが掲載されているのですが、元客室乗務員の経歴を持つすごい方でした(・ω・ノ)ノ カッコいいですね、素敵だなぁ。
↑拝殿でしっかりお参り。えびすさんの赤い提灯が良いですね~🎶
↑月像石(つきいし)。これは、アポロ11号が月面着陸を果たした日に和歌山県で発見されたという奇石だそうです。なでて下さい、とのことなので私もなでてきました😆
↑干支の大絵馬。もうすぐ丑年が終わってしまうのが、丑年の私は寂しいのですが、まだ丑の絵馬を見ると嬉しくなります🐮
↑縁結び、恋愛成就の神様です♡猿田彦大神と、天宇受命の夫婦神。
↑六福かえる🐸表情が可愛いです。
↑ここにもえびすさん。
↑こちらはなでえびすさん。何とも言えない表情です( ´艸`)悩み・病気など気になる所をなでるといいみたいです。
↑願掛け稲荷。小さな願掛けきつねがたくさん奉納されていました🦊
社務所で御朱印をいただきました。人気の神社さんでしかも週末に訪れたため、混んでいるかもなぁと思い昼一番(13時~)に伺ったところ、空いていてすぐに拝受できました。
女性宮司さんが対応してくださり、3種類の御朱印をいただきました★
通常御朱印と月替わり御朱印は、御朱印帳に書いてくださいました(^^)願掛け稲荷は書置きです。
月替わり御朱印、もうすぐ主役の座を離れるため落ち込む牛さんの背中を、えびすさんが慰め、また12年後に会いましょうと約束しているシーンだそうです。そして、空には次の主役・虎の形の雲が…🐯☁
なんて可愛いストーリーなんでしょう。和みます~。
通常御朱印も、えびすさんの顔に「えびす」で笑っているように見えるし可愛いです。
これは、毎月参拝して御朱印をいただくのが楽しみになってしまいますね( ´艸`)
えびすさんの笑顔につられてこちらも笑顔になってしまうような、温かな神社でした。月替わりの御朱印も気になるし、またお参りに行きます🎶
尼崎えびす神社