【北京】中国サッカーリーグの試合を初観戦。北京国安を応援してきました!
日本ではあまり知られていないと思いますが、中国にも、国内サッカーリーグがあります。
中国サッカー・スーパーリーグ(中国足球超级联赛)と呼ばれ、現在は全16チームでシーズンを戦っています。
そしてもちろん、首都である北京にもクラブチームがあります!
”国安”(グオアン)の名前で親しまれている、北京中赫国安足球倶楽部です。
北京の繁華街である三里屯に近い、工人体育場というスタジアムをホームにしています。
試合の日は、ホームカラーであるグリーンのユニホームを身に着けたファンをスタジアム周辺で大勢見かけます。
私はスタジアムの近所に住んでいるので、すっかりこの光景もおなじみになりました。
熱烈なサッカーファンというわけではなかったのですが、思いがけず中国人の友人が国安の試合観戦に誘ってくれました。
せっかく北京にいるのだから、観に行ってみよう! と、昨日試合を初観戦してきました。
チケットも友人が手配してくれました。ありがたや。
工人体育場東門で友人Gちゃんと待ち合わせし、Gちゃんとその彼氏&友人と合流。
Gちゃんは北京人、もちろん彼らは国安のサポーターなので、ばっちり緑の応援ユニホームを着ていました♪
初めての私は、Gちゃんからいろいろ教えてもらいながら観戦。
スーパーリーグは全16チーム。現在一番強いのは広州恒大というチームで、
ACLにもよく出場していてJリーグのチームとも対戦しているので、日本のサッカーファンも名前を聞いたことがある人が多いのでは。
そして、我らが北京国安ですが、
「以前は強豪クラブだったけれど、最近はめっきり弱くなった」そうな。
そうそう、昨年元日本代表監督のザッケローニ氏が監督に就任したことで、北京在住の日本人の間でも話題になりました。
しかし、成績不振ですぐに解任されてしまいました…(泣)。
私たちが観た昨日の試合は、天津のチームとの対戦です。
北京と天津は、地理的に隣り合う都市。
ということもあり、ライバル意識が相当あったようです(笑)。
↓順位表はこちら
↑選手入場。皆スタンディングで大歓声。サポーター層は小さな子どもからお年寄りまで幅広いです。
↑手を叩いたり、フラッグを振ったり、サポーターは総じてかなり応援熱心です。熱気がすごい! ヤジもブーイングも飛ばすし、好プレーには惜しみなく褒めます。いろいろな球技の応援で使われる「好球」(ハオチュウ)という言葉もよく飛び出していました。「ナイスボール」の意味です。
↑試合中の様子。昨日は雨上がりということもあり、空が赤く綺麗でした。
国安、2-0で勝ちました!
サッカー観戦なんて、10年以上前に日本でJリーグの試合を観た以来。
(私は佐賀出身なので、サガン鳥栖を応援しています。あの頃の鳥栖はまだJ2でした…)
国が違っても、スポーツを生で観戦するのはやっぱり良いですね。
スタジアムの問題かはわかりませんが、ちょっと物足りなかったのは、
ゴールシーンの映像がスクリーンでリプレイされないこと。
なので、ゴールの瞬間万が一目を離していたら、「あれ、入ったの?」みたいになってしまいます(笑)。
Gちゃんが言っていましたが、多くの北京の人にとって、国安を応援するのはもはや文化になっている、のだそう。
日本と比べて、私が知らないだけかもしれませんが、娯楽が少ないような気がする北京。
そこで、サポーターが一つになってチームを応援することが、生活の一部になっているのかもしれません。
初めての中国サッカー観戦。
日本との違いを感じながらも、いろいろ考えさせられることもあり、なかなか面白い体験でした。