初めてのHSKを北京で受験。5級を受けて結果が出ました!
中国在住5年目、留学経験がないとはいえ中国語学習歴はもっと長い私。
大変今さらではありますが、先月、ようやくHSKを初受験してきました。
そして今日、結果が出たので、初受験を振り返ってまとめてみます。
と言っても、ドタバタ受験記という感じでまとまらず、参考にならないかもしれませんが…(汗)。
ちなみに、申し込み、テキスト購入など一連の流れは全て北京で個人で行いました!
なので、日本で受験する場合とは異なります。
日本での受験については、日本の公式HP(http://www.hskj.jp/)でご確認ください★
- レベル選定
私は中国語中級レベルと上級レベルの間という自覚があって、
初めてなのでまずは4級のテキストを手に取ってみました。
一通り問題を解いてみて易しく感じたので、4級は受験せず5級から受けることにしました。 - 申し込み
個人での申し込みなら、ネットが即時に申し込めて簡単です。
HSKの中国公式HPから申し込みます。
私が申し込んだのは試験当日のちょうど1カ月前。申し込み締め切りは中国のHPで特に記載されていませんでしたが、皆さんもっと余裕を持って申し込まれていたようでした(汗)。
中国公式HP→http://www.chinesetest.cn
フォームに沿って入力していきます。5級は証明写真データのアップロードも必要です。
会場によるようですが、私が申し込んだ会場は、ネットで支払いを済ませる必要がありました。
しかし、この支払いの段階でつまずく人が多いようです。
私は中国で働いており、中国の銀行口座を持っているので大丈夫かと思っていたら、
銀行に電話番号など個人情報を登録していなかったので、最初オンライン支払いができませんでした。
(同じ理由で、WeChatペイも最初登録につまずきました)
銀行窓口で聞いてみたら、やはり登録情報が足りなかったのが原因で。
電話番号や勤め先などの情報を改めて登録すると、即時オンライン支払いができるようになりました。
北京の中国語学校でも、HSK申し込み手続きができるところがあるようですので、
オンラインでの申し込みがどうしても難しければ、そのようなところに相談してみてもいいかもしれません。
申し込みの際は、試験日時・会場・試験タイプ(PCで受験する「机网考」と、筆記で受験する「纸笔考」)を選びます。
練習もなしにPCで受験するのは怖いので、纸笔考にしました。
会場は、三里屯大使館エリアにある「北京外交人員語言文化中心」を選びました。↑こちら。AlameenやC5 caféのすぐ近くです。
申し込みが受理されたら、会場からメールが届きました。
「申し込みを受け付けました。HPから自分で受験票を印刷するか、または事前に会場まで受験票を取りに来てください」という旨が書いてあって、
私はプリンターを持っておらず、事前に会場を把握しておきたかったので、
会場まで受験票を取りに行きました。 - 準備と対策
申し込みが完了すれば、あとは勉強に励むのみ。
と思っていたら、受験票の注意事項を読んでいて気付きました。
「『纸笔考』の場合は、2B鉛筆を持ってくるように」ですと!
2B鉛筆なんて、小学校低学年の時以来使っていないのに、あるわけなーい!
ましてや、中国に持ってきているわけなんてなーい!
で、探しましたよ、2B鉛筆…。
近所のエイプリルグルメ(スーパー)で、発見。
しかも三角形。これを3本削って、当日持って行きましたとさ。
↑12本入りしかなかった。12本も要らないんだよーぉー!
私は試験勉強にあたり、授業などは全く受けていません。
王府井の外文書店でテキストを2冊買い、独学で勉強しました。
↑もちろんオール中国語ですが。このテキストがかなり良くて。
次の6級のテキストもこのシリーズを購入したくらいです。
日本語の解説が欲しい方は、やはり日本の書店で探した方が良いと思います。
5級の試験は、リスニング・読解・作文の三部に分かれています。
リスニングと読解は、テキストや模擬試験をやり込めば、どんどん力がついてきます。
しかし、独学においては、決まった解答がない作文は困りました。添削してくれる先生がいない。
でも、なんとかなるだろうと思って、テキストの解答例に目を通す以外は、作文の対策は本番直前までほとんどしませんでした(笑)。 - 試験当日
5級の試験は午後に開催されました。
持ち物:パスポート、受験票、2B鉛筆(笑)、消しゴム。
会場に行ってみると、私が受験した回の5級受験者はほぼ日本人でした。
日本の会場ではないので、試験前の説明などは全て中国語で行われます。
いざ、試験開始。最初はリスニングです。
正直私は、リスニングが一番自信がありました。
なのに、始まったら、録音された男性の声がこもり気味で聞き取りづらい(気がする)!
これには焦りましたが、だんだん慣れてきました。
その後読解、作文はわりと順調に解答を終えました。
テキストの模擬試験よりは簡単だった気がします。 - 結果
受験票に「試験30日後に、HPで結果を確認できる」と書いてありました。
受験日は5月20日。今日確認したら、出ていました。
リスニング 84点/100点
読解 96点/100点
作文 87点/100点
合計 267点/300点
5級は、合否判定がありません。
しかし、かつては6割(180点)で合格となっていたので、合格と考えていいでしょう♪
8割以上のスコアは取りたかったこともあり、まずは目標達成、かな?
リスニングは、当日の出だしの焦りが響きました(と、言い訳)。
一番、結果が読めないのが作文でした。試験では書ききって何度も見直し、自分なりのベストな文章を作ったつもりでしたが、何しろ添削をしてもらったことがなかったので。
それなりの点数が稼げたのは、自己分析すると
・仕事で中国語の文章を作る機会が多く、慣れていた。メールやWeChatのやり取りなどで、中国語で文章を書く脳がある程度できていた
・日々中国人と接したり、中国ドラマでさまざまな言い回しを覚えたりして、身についた表現を引き出せた
のが、試験にも生かせたのではないかと思います。
以上、まとまらないHSK受験記でした…。
早速6級の学習を始めていますが、最高級なだけあり、5級よりぐんと難しくなっている気がします。
が、めげずに6級も高スコア獲得目指して頑張ります~。