【北京】北京ブックカフェの先駆け的存在?なんだか落ち着く、彫刻時光珈琲館(工体店)
2014年、まだ私が北京に来たばかりだった頃。
たまたま麗都をぶらぶらしていて、外観というか看板が良さげに見えて、ふらっと入ってみたカフェが、彫刻時光珈琲館でした。
その時はたしか、パスタとビールを注文したのでした。
その、彫刻時光珈琲館というカフェは、実は北京市内どころか中国各地にたくさん店舗があるチェーン店。
麗都店にはそれっきり行っていませんが、中国美術館近くの北京三聯店にも行く機会がありました。
そして、ちょっと前に工体店へ。
↑工人体育場の東門から近いです。
隣接の本屋が気になって、入ってみました。
外文書店とある通り、英語の本を中心に、外国の本や雑誌が置いてありました。
が、見た感じ、古かったです。店の雰囲気も、商品も(笑)。
一通り書店内をうろうろして、カフェで一息つくことに。
彫刻時光珈琲館は、ブックカフェと言えるかはよくわかりませんが、
店内に本をたくさん置いてあり、自由に読めます。
新しい本はあまりなかった気がしますが。
それにしてもこのお店、ブックカフェとしては、中国では先駆け的な存在ではないでしょうか。
百度では、1997年に1号店がオープンしたとあります。
↑工体店の2階。そこそこお客さんが入っています。
グループで勉強している人、一人でPCで作業している人、読書している人、勉強している人、さまざまです。
私もこの時は、中国語のテキストを持ち込んで勉強していました。
古くからあるカフェのせいか、洗練されているわけではないし、
なんだか素朴というか、レトロな感じさえします。
そんな頑張らない感が、ちょっと良い。
おしゃれで内装に凝る、頑張ってる感あふれる都会派カフェが増えてきた北京で、
良い感じに落ち着く、田舎っぽさが残っているような感じがするのです。私だけ?(笑)
↑カフェラテとティラミス。価格は忘れましたが、わりとリーズナブルだった気がします。
ティラミスは、「うん、中国だし、まあいいか」という感想(何それ)。
フードやドリンクがおいしい!というわけではないのですが(失礼)、
それでも、良いのですよ。うん。
その空間で、落ち着いて過ごせることの方が、私にとってはプライオリティが高いかなって気がします。
褒めているか褒めていないのかよくわからない感じになってしまいましたが、
こんなカフェも良いよね、これからも残ってほしいな、って思うし、
若い人たちが勉強したり、一息ついたりしに集まる場所であり続けてほしいな、と思うお店でした。
彫刻時光珈琲館(工体店)
住所:北京市朝陽区工体東路16号
http://www.dianping.com/shop/14706777