気軽に観られる中国ドラマ『新恋愛時代』
ちょい古めですが、可愛い姚笛(ヤオ・ディー)が見たくて観た2013年のドラマ『新恋愛時代』。
あまり期待せずに観たけれど、普通に面白かったです。
タイトル、何が「新恋愛」なのかはさっぱり分かりませんでしたが(笑)。
姚笛と任重(レン・ジョン)が主演のラブストーリー。舞台は北京です。
ラブストーリーとは言っても、恋愛をずしーんと描いているわけではなく、友情や家族の描写を重くなくミックスしている感じが私には良かったです。
思いきり恋愛ドラマは、個人的にあまり好きではないので(笑)。
主人公の鄧小可を演じる姚笛、やっぱりとっても可愛いです。
相手役の任重とは、後のドラマ『結婚為什幺』では親友同士の役柄で共演していますが、この時カップルを演じているのがなんだか面白い。
『結婚為什幺』の記事でも書きましたが、
過去のスキャンダルが今なお世間の評判に影響を与えている感はあるものの、私は純粋に女優としての彼女が好きなので、今年はもっと復活してほしいなあと思っています。
任重はイケメンではないのに(失礼!)、役柄のせいか、観ているとなんとなくかっこよく見えてきてしまいました(笑)。
このドラマで主演の2人以外に存在感を放つのが、小可の親友の沈画を演じる曾泳醍(ゼン・ヨンティー)。
どちらかというと保守的なお嬢様タイプの小可と比べて、奔放で貪欲な沈画。美貌を武器に男に頼って生きる、友情よりお金と恋愛を迷わず選ぶタイプです。こりゃ同性に嫌われそうだ(笑)。
演じる曾泳醍はとても美人。観たことあるなと思ったら、昔観たドラマ『北京青年』に出ていたのでした。ちなみにこのドラマは、姚笛と任重も出演していました。
そうそう、小可の母親役を演じる張凱麗(ヂャン・カイリー)は、よくドラマでお母さん役をやっているのを見かけます。『裸婚時代』でも、姚笛と母娘を演じていたっけ。
『咱們結婚吧』では高圓圓のお母さん役でした。
結婚適齢期の娘を心配する、ちょっと口うるさい母親役ばかり観ていたので、『人民的名義』で静かな役で出ていたのが新鮮でした。
ちょっと古くなってしまったけれど、気軽に中国語のリスニング教材として観るのには良いのではないかな、と思います。