北京でばくだん焼きを見つけたのだけれど…あちゃー(泣)
それは、中国で働くなんて夢にも思っていなかった10年ほど前の話。
私は関西の大学を卒業後、新卒で入社した会社で配属が東京になり、上京しました。
その会社は都内にも支店がたくさんあって、私の最初の勤務先は池袋だったので、池袋に2年ほど住みました。
池袋には思い出がたくさんあるのですが、ときどき買って食べていたばくだん焼きが懐かしいです!
ばくだん焼きといえば池袋だなぁ~。
なぜ、ばくだん焼きを突然思い出したのかというと、
朝陽大悦城をウロウロしていて、こんなお店を見つけてしまったからなのです。
↑北京でまさかのまさかの、ばくだん焼き!!そして、それなりに行列ができてにぎわっています。
でも、でも。
どこか、記憶の中のばくだん焼き本舗とは違う気がする…。
まあ食べてみるか、と、私も並んでみました。
↑ああ、もう、日本語がダメ。瞬時に、このお店は偽物だと気付きました。
シャキッとしたって、何だよぉ~。というか、なぜばくだん焼きと香港スイーツのジーダンザイが一緒に売ってあるんだよぉ~。
どこかで日本のばくだん焼きを知った中国人が、見よう見まねで始めたのでしょうか。
ガックリきたけれど、並んだからには食べます。
↑ばくだん焼き、中国語ではそのまま「炸弹烧」となっています。
一番スタンダードっぽい、「日式香葱」を注文したら、「メイヨー」(ありません)と言われました。えええ~。
なので、「日式明太子」にしてみました。21元。お会計を済ませ、レシートに書かれてある番号が呼ばれるのを待ちます。
↑焼いています。機械は日本から持ってきたのか、中国で似たようなのを作ったのか…なんて考えてしまう私。
で、数分待って、出来立ての明太子ばくだん焼きを渡されました。
↑おーい、ちょっと待ってー!!!!
これのどこが明太子なんですか~(泣)!あああー。
さらに輪をかけてがっくりしながら食べてみたものの、
やっぱり、池袋で食べたあのおいしいばくだん焼きには、遠く及びませんでした(泣)。
ばくだん焼きを思い出し、久々に食べたくなりました。もちろん本物を。
次帰国したら探してみよう。
本物のばくだん焼きはこちら↓。ちゃんと店舗一覧もあります。
ということで、くれぐれも中国の偽物ばくだん焼きにはご注意ください!
炸弾焼本舗
住所:北京市朝陽区朝陽北路朝陽大悦城8階
http://www.dianping.com/shop/104544634