元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【北京】798 Art Festival(798芸術節)開幕!改革開放以降の中国アートを振り返る『History in the Making 行進中的歴史』@798国際芸術交流中心~10月26日

芸術の秋です。

北京を代表するアート集積地・798芸術区では、「798芸術節 / 798 Art Festival」が開幕しました。

芸術区内のさまざまなギャラリーで、特別展やイベントが開催されています。9月27日から10月26日まで。

各ギャラリーで平行して開催中の展覧は、それぞれ期間が異なります。

798の微信アカウントにて詳細を確認できます。

 

その内の一つ、『行進中的歴史 History in the Making』という展覧をのぞいてみました。

会場は798の中でも北西側に位置する、798国際芸術交流中心です。

 

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↑こちら。スターバックスやHey Juice、貢茶、Tous les Joursの並びから北に延びる細道沿いです。

 

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↑展覧のポスター。ちなみに入場無料です。

 

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↑展覧の概要紹介。簡単に言うとこの展覧は、中国の改革開放以降の、現代アートの変遷や、中国と外国との芸術交流の歴史などを振り返る内容です。

そして、中国現代アートの発展には、ここ798芸術区も大きな役割を担っていることは間違いありません。

 

展覧の様子。暗くて写真ではよく分かりませんね💦

 

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↑パネル展示と、書籍やよく分からない模型が並んでおります。

 

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↑こちらは映像コーナー。

 

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↑古い芸術関連の書籍がたくさん。

 

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↑この模型が私にはよく分からなかったのですが、下に注目です。

 

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↑日本のスロットマシーン!?なぜ??

 

トピックスを年別にパネルで示してあります。

特に私が気になった面白いものを拾ってみました。

 

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↑1982年。アンディ・ウォーホルが北京を訪問。

アンディ・ウォーホルは中国語で安迪・沃霍尔(āndí wòhuòĕr)と表記されます。

 

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↑1987年。ケンタッキー(中国語名は「肯徳基」)が北京に中国1号店をオープン。ケンタがそんなに前から中国進出していたとは、知りませんでした!

 

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↑2000年。798芸術区が一定規模に発展したのはこの年だそうです。

 

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↑そして、2017年の時点で、798の参観人数は450万人、機構総数は495件に達しました。

ここに書いてある、北京にオープンした松美術館はとてもフォトジェニックな美術館なんですよね。市中心部からは離れていますが、行ってみたいなぁとずっと気になっています。

 

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↑アート情報を配信する微信アカウントのQRコードがずら~り。これをスマホで読み取ってフォローできるようになっています。

 

規模は小さめですが、中国の現代アートの変遷を短時間でおさらいするのにはちょうどよく、勉強になりました。

 

秋、この期間は798がきっと一年で一番盛り上がる季節。時間が許す限り、いろいろと散策してみようと思っています。

 

行進中的歴史 History in the Making

開催中~2018年10月26日

798国際芸術交流中心

住所:北京市朝陽区酒仙橋路2号工美楼1階(797路)