【北京】老北京の趣を感じる国子監そばの、小さなカフェ。April and Cafeでラム酒の効いたコンパナを
地下鉄2号線安定門駅から南北に延びる、安定門内大街。
国子監や雍和宮も近い、老北京の風情が漂うエリアです。
その安定門内大街沿い、ローカルなお店と並んでひっそりとたたずむ、小さなカフェを訪れました。
↑赤い屋根が目印のこちら、April and Cafeです。
注意して探さないと、うっかり通り過ぎてしまうくらい、周りに溶け込んでいます。
↑店内はこぢんまりとしていて、アットホームな手作りの温かみを感じます。
奥の方の席に通してもらえました。
↑お店自体は小さいけれど、一人用のカウンターテーブルは広くてコンセントもあり、なかなか長居するのにも心地良いです。
↑メニューはここに吊り下げてありますよ~。
オリジナル(?)の名前がつけてあるドリンクも。
興味をそそられて、コンパナを注文してみました。コンパナって、エスプレッソ+ホイップクリームですよね☺
ここのコンパナはラム酒が入っているとのことで、店員さんが念のため「ラム酒が入ってますが大丈夫ですか?」と聞いてくれました。
一応ラム入りとメニューにも書いてありますが、お酒入りとは知らずに頼む中国人女子が多いのでしょうね、と、予想します。昼間からラム酒を平気で飲める中国人女子は、それほど多くないと思うので、飲んでびっくりする人がいるのではないかと。
↑Salty con panna 咸康宝藍(35元)。小さくて可愛らしいビジュアル。
上に載っているホイップがふわふわで、甘くておいしい♡
と思ったら、下のラム酒がとても効いていて、びっくりしました!(笑)いやー、こんなにラムが効いているとは思いませんでした。
うーん、一気に体が温まってきました!これからの寒い季節にぴったりなのではないでしょうか♪お酒好きな人はぜひ!
↑クロワッサン(15元)🥐中国語では可颂(kĕsòng)といいます。
周りはサクッ、中はふわっでとてもおいしい。
コンパナのラム酒のせいか、ほわっと良い気分になってきたようなそうでもないような…(笑)。
お店の入り口付近では、可愛らしいポストカードが売られていました。
↑手書きの柔らかいタッチで描かれた、北京の胡同のイラスト。
気になって調べてみたら、カナダ系中国人の女性、Jen Raoさんというアーティストによる「drift & dune」というプロジェクトの作品なのだそうです。
こういう若いアーティストの方々の作品に触れられるのって、良いなぁと思いました。
drift & dune
コンパナのラムにびっくりしながらも(笑)、
オリジナリティがあって、温かくて、小さいけれど好印象のカフェでした。
こういうお店があるから、この辺りを散策するのが楽しいです。
April and Cafe
住所:北京市東城区安定門内大街64号
http://www.dianping.com/shop/69853342