【北京】一風変わったアート展、その名も『塩』@情緒美術館(798芸術区)
北京を代表するアートスポット・798芸術区に、今年オープンした小さなギャラリー。
現代アートと呼べるのか、芸術に疎い私はよく分かりませんが、
ポップ色強めなモダンアートの展覧をよく開催しており、若い中国人女性がひっきりなしに訪れるのだそうです。
↑こちらがその、「情緒美術館」というギャラリー。
798の西2号門から入ってすぐです。
斜め向かいにはセブンイレブンがあり、その並びには貢茶(ゴンチャ)、Hey Juice、スターバックスなどが隣接していますよ。
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現在開催中の展覧は、その名も『塩』。中国語では盐(yán)です。
塩が何なのさ?と言いたくもなりますが…。
↑「マタイによる福音書 5章13節」の文章を引用するとは。なかなか奥が深いです。
聖書の文章を中国語で目にしたのは初めてです。翻訳するとこうなるのですね~。
入場料は無料。さあ、展覧スタートです。
(と言っても、とても小規模な展覧なので、開始も終了もないのですが(笑))
↑「歓迎光臨」のhahahahaがイイネ!です(笑)。
↑「盐」アップ。
↑これは、実際に塩が売られています。20元で。
↑複数のアーティストの作品が、同じ空間に展示されています。
↑思わず並びたくなる👤
お気付きかもしれませんが、地面に注目です。
↑これは、もしかして…。
↑塩???
さすがにたくさんの人の足跡がついているので、なめて確認する気には当然なれませんが(笑)、確かに、塩っぽいです。
砂場や砂浜を歩いている時のような、アンバランスな感覚を足元に感じながらのアート鑑賞は、もちろん初めて。
狭い空間での小規模な展示なのに、ユニークなアイディアが詰まっていて、
予想以上に楽しめてしまいました。
私はアートに関しては素人なので、この展覧のレベルやクオリティが高いかなんて分かりません。
が、素人や一般人が見て、触れて、楽しめる空間がある。ここは学会ではないのだし、無知な人が「アートって楽しい」と興味が持てれば十分なのではないか。と、素人ながらに思います(笑)。そういう、アートを身近なものとして体感できる空間に満ちているのが、798の魅力でもある気がします。
さて、この情緒美術館、館内にはカフェとショップも併設しています。
↑カフェはわずかな席数のみ。「FISH EYE」というお店です。
↑こちらがショップのエリア。国内外の雑貨が並んでいました。
↑ショップカード。左がカフェFISH EYE、右の動物は情緒美術館のです。
本当に小規模な展覧ですが、思いがけず楽しめてしまった情緒美術館。
798散策の際にのぞいてみると、ポップなアートの世界を垣間見ることができそうです。
塩
開催中~2018年11月12日
情緒美術館
住所:北京市朝陽区酒仙橋路2号798芸術区797路01商務楼南楼105
http://www.dianping.com/shop/102725377