【北京】中国各地の料理が手軽に食べられる、北京のフードコート〜インディゴ編
地下鉄14号線将台駅直結のショッピングモール・インディゴ(頤堤港 Indigo)。通勤途中にあり便利なので、よく立ち寄っています。
レストランも充実しており、いろいろ試してはいますが、
サクッと食べたい・食費を安く済ませたいという時は、3階のフードコートが味方🥢
↑こちら、広いです〜。
中国のショッピングモールのフードコートって地下フロアで営業していることが多いのに、3階にあるのは珍しいのではないでしょうか。
まあ、まともな(笑)レストランがインディゴにはたくさんあるので、あえてフードコートで食事をする外国人は少数派だとは思いますが…。
中国のショッピングモールのフードコートは、まずエントランスでプリペイドカードにお金をチャージし、フードコート内の各店で使える、という方式が主流。
ここもそうなのですが、プリペイドカードにチャージできるのは現金支払いのみです。
フードコート内の各店では、微信と支付宝で支払えるので、スマホ支払いができる人は、わざわざプリペイドカードを買わなくても問題ありません。
ここのフードコート、インディゴの雰囲気に合わせて、中国のフードコートらしからぬなかなかスタイリッシュな内装です。
肝心のお店のラインナップは、北京料理、上海料理、武漢麺、山西料理、四川料理、湖南料理、香港飲茶などなど、中国各地の料理が大集合。見て回るだけでも結構面白いです。
さらに、韓国料理やピザ屋さんまであります(笑)。
インディゴの他の飲食店に比べれば、もちろん値段設定はリーズナブルです。
私のある日のチョイスは…
↑どーん、まずはマーラータン(麻辣烫)!
こういう風に、棚に野菜や肉や乾麺などが並んでいるので、好きな具材を自分でボウルの中に取り、レジでお会計します。
ここは、重さで値段が決まるのではなく、それぞれの具材に1~4元の値段がついていて、その合計でお会計でした。
私は、ほうれん草、レタス、じゃがいも、糸こんにゃく、うずらの卵、麺を選んで、お会計は16元。トッピング(調味料)として2元が含まれていました。
辛さを聞かれたので、「微辣」(ウェイラー)に。
↑すると、具材を辛いスープでぐつぐつ煮込んでくれます。
数分立ってできあがると、レシートに書かれた自分の番号が呼ばれます。
ごまだれ、辣醤(辛いたれ)、小葱、ニンニク、麻油などをかけてくれますので、不要なものや少なくしてほしいものは伝えましょう。何も言わないと、全部適当にかけられます(笑)。
私は、自分の前の人が何もリクエストをしなくて辣醤を多めにかけられているのを目撃し、「これは少なくして!」と言いました(笑)。
私がこれまで利用したマーラータンのお店では、こういうトッピング調味料は、セルフで用意されているところばかりだったので、このパターンは初めてです。
↑できました、私のマーラータン♪
あれー、辣醤を少なくと言ったのに、結構かかってます!(笑)
おかげで、微辣を注文したはずが、普通に辛くなってしまいました。
というか、ごまだれは別の皿で自分で取って、つけ麺風にして食べたかったなぁ~。
マーラータンは、やっぱり楊国福の方が好きです。
続いて別の日には、いそいそと上海料理のカウンターへ。
↑こちらです。
決め手は、焼き小籠包(生煎)がおいしそうだったから!
上海在住時に好きでよく食べていた、上海のウマウマB級グルメです。
北京にはお店が少なく、おいしさも上海本場には及ばない気がします。
期待値は低くして(笑)、いざ注文。
↑目の前で焼いています!おおお〜👏
テンションが上がってきました(笑)。
↑鮮肉生煎(4個・10元)。
肉汁たっぷりでなかなかおいしい!こんな所で(私の中で)合格レベルの生煎に出会えるとは思っていませんでした😆
↑咸肉菜飯(21元)。チャーハンにしては高いなぁと思ったら、出てきてびっくりの量です!!😱
軽く4人分はあります。一人で半分食べるのも精一杯でした(汗)。
しかも、味が薄くて、生煎用の酢を垂らして食べていました😅
チャーハンは特筆するほどでもありませんでしたが、生煎がアタリだったので良しとします(笑)。
フードコートではないけれど、フードコートに隣接した火鍋店「湊湊」は、いつ見てもだいたい行列ができている人気店。
↑こちら。
あの、一人火鍋でおなじみのチェーン店「呷哺呷哺」(Xiabu Xiabu)グループが打ち出した高級ラインで、すごく人気です。
火鍋だけではなくて、ミルクティーも看板商品。
テイクアウトもデリバリーもできます。
ということで、フードコートで味の濃い料理を食べたあとは、湊湊のミルクティーをデザート代わりにテイクアウト♪
写真右側が、ドリンク専用カウンターです。
↑手前にはモクモクしたオブジェが…。
↑アイスの大紅袍珍珠奶茶(24元)。大紅袍で淹れる、タピオカミルクティーです。
アイスなのにプラスチックの透明コップではなく、紙コップなので中が見えません~。
タピオカがもっちもち♪そして、茶葉の奥行きがしっかりと感じられる、とてもおいしいミルクティーだと思いました。
砂糖の量を「正常」にしたらかなり甘めでしたが。砂糖少なめでもおいしく飲めそうです。
中国のフードコートは、ショッピングモールの客層や性質によって、かなりレベルに違いがある印象です。
洗練された・高級路線のモールであれば、フードコートもそれに比例して他よりも小ぎれいな傾向がありますので、外国人でも比較的挑戦しやすいのではないかと思います。
ローカルご飯を食べてみたいけれど、そこらへんの食堂みたいなお店にはちょっと入る勇気が…なんて人は、ちょっと小ぎれいなフードコートからトライしてみるのもアリですね。
頤堤港 Indigo
住所:北京市朝陽区酒仙橋路20号