【北京】白塔寺に寄り添う、看板のない小さな隠れ人気カフェ。熊煮珈琲 Bear Brew
北京の地下鉄2号線「阜成門」駅から徒歩10分程度、北海公園にも近いエリアに、チベット仏教のお寺があります。
↑入口側から。奥に見える白い塔がシンボルの、白塔寺です。
白塔寺は、なんと元の時代にネパール人職人を招いて建てられたという歴史ある寺院。
シンボルであるチベット式の仏塔が、北京の空に白く伸びる様はなんとも趣があって美しいです。
私も訪れたことがあり、市内のわりと中心部にありながら、静かな時間が流れています。
そんな白塔寺のそばに、何やら北京女子に大人気のカフェがあるとの情報をゲットし、出かけてみました。
↑右側(東側)の、狭い舗道「白塔寺東夾道」を進みます。
↑白塔を左に、トコトコ。
↑ん?
ポストカードに見立てた黒板を発見。ここには何かがありそうです。
↑ここ、目的地のカフェに違いない。
しかし、カフェの看板が出ていません。あるのは、「自在場頭」という文字。ここだよなぁ〜、でも名前違うし、ここじゃないの?とチラチラ見ながら、しばらく周りをウロウロしてしまいました(怪しい…💧)。
↑上には、写真を撮っている人たちが見えます。
周りにカフェっぽい建物は他にないし、ここが噂のカフェに違いない!
入ってみました。
↑看板がありませんが、ここが間違いなくそのカフェでした。
名前は、「熊煮珈琲 Bear Brew」といいます。
なぜ熊??と思ったのですが、まさに熊みたいなオーナーか店長さんらしき男性が店内にいらっしゃって、変に納得してしまった私(笑)。
↑それにしても、この建物。
カフェ以外にも、何かがあるんです。住宅併設?人が住んでいるのでしょうか?
疑問に思いながらも、ひとまず店内に入り、注文。
↑うわー、激込み。
ここ、こんなに目立たない小さなお店ながら、中国人の若い女性を中心に話題になっているホットなお店なんです。
店内は満席でした。
しかし、ここが人気の理由は、上にあるんです。上というのは…。
↑階段を上がります。
↑ルーフトップ席。肌寒くなってきたにも関わらず、人がたくさん。
↑このガラスから下の店内がのぞけます~👀
このお店が人気である大きな理由。
それは、この景色が見られるからです。
↑目の前に、白塔!
この白塔をバックに写真を撮りたい人が後を絶たず、人気になっているんですね。
↑そして、お店の周りは、胡同の昔ながらの庶民の家が連なります。
この灰色屋根が並ぶ胡同の景色は、本当に北京らしい画。
本当は2階のルーフトップでのんびりしたかったけれど、こちらも満席でした。
というわけで、1階に下ります。
店内は混みすぎているのと空調が暑すぎたので、1階の外に落ち着きました☕
↑カフェラテ(30元)と、チョコレートデニッシュ(20元)。
ラテの器がきれい♪デニッシュはふわふわでおいしいです。
とても良いカフェだと思いました。
が、週末ということもあったからか、混みすぎ~。
ココといい、前門のBerry Beans↓といい、もう少し落ち着けたら抜群に良いのにな、と思う小さなカフェが、北京には何軒もあります。
そして、ここの場所の正体が分かりました。
「自在場頭」のショップカードがレジにあり、掲載されていたQRコードをスキャンして、微信アカウントをチェックしてみたところ…。
「自在場頭」とは、なんと宿泊施設だったのですね~!しかも、微信を見てみたところ、マンスリーで住めるようです。
うーん、ユニークです!マンスリーで胡同暮らしなんて、面白そう。
WeChat ID:zizaichangtou
↑近くにある建築事務所。うーん、このロケーションのこの建物で建築事務所、センスあります。うらやましい!(笑)
白塔寺に別れを告げ、自転車(モバイク)を漕いでいると…。
↑おーい😓😓😓標識危ない~!
熊煮珈琲 Bear Brew
http://www.dianping.com/shop/90293289