「長城の中の長城」と呼ばれる絶景の金山嶺長城に、雪が積もる中登った思い出。本当に怖かった…
約3年前、2015年の12月。
世界遺産・万里の長城の中でも、「長城の中の長城」と呼ばれ特に美しいとされている、金山嶺長城へ行きました。
冬になると思い出すので、備忘録で書いておきます。
とはいえ、3年前の話なので、詳細は忘れています(笑)。
金山嶺長城は、北京のお隣、河北省承徳市にあります。
シートリップ(中国語名「携程」)を通して、北京市内から日帰りできるツアーを利用しました。
価格は確か、一人200~300元くらいだったと思います。昼食付。英語ガイドがついているツアーに参加してみました。
早朝、6時半頃に集合場所へ行きました。
北京市内にいくつかピックアップポイントを設けていて、当時私は大望路に住んでいたので、近くのJWマリオットホテルでピックアップしてくれるとのことでした。
私たちがガイドさんと合流しバスに乗り込んだ後、市内いくつかの集合場所で他のお客さんをピックアップ。
英語ツアーだったので、参加者は全員外国人でした。当日は10人くらいだったかな。
ガイドさんは英語の話せる中国人で、私たちは中国語で会話をしていました。中国人相手なら英語より中国語の方が話しやすいし…(笑)。
バスの中で、朝ご飯が配られました。中国のどっしりとしたフルーツパン(?)で、欧米人参加者たちは意外にも食べていました(笑)。
そして着いた、絶景の金山嶺長城。
冬に行ったので当然と言えば当然ですが、雪が積もっていました。
そして、雪の中険しい長城を登るという、非常にストイックな内容だったのでした…(笑)。
ロープウェイもありますが、乗りませんでした。というか、動いていなかった気がします。冬だから?
金山嶺長城は、未修復の箇所も多く、自然に溶け込む雄大な長城の姿が拝めます。
これが、観光シーズンであれば美しい景色に感動する余裕すらあるのでしょうけれど、
私は、それどころではありませんでした。
寒いから、ではないです。確かに寒さもこたえましたが、それ以上に…ブルブル
↑なんか可愛くて、写真を撮っていたらしい。
↑このように、なんだか冒険の世界に迷い込んだような長城を楽しめます。
いや、当時は楽しむ余裕なんてなかった(笑)。
ただでさえ、起伏が激しくて険しいと言われている、金山嶺長城。
雪が積もっているので、何しろ足元が滑るのです。
これが、怖くて怖くて。
手すりなんかない所にも、ガイドさんはずんずん連れて行くので、
もしここで足を踏み外して滑ったら…と、本気で怖かったんです。
急な階段を通る時なんて、半泣きでした。冗談じゃなくて(笑)。
参加者の大半は、ガイドさんについてずんずん進んで行くのですが、
私と、もう一人欧米人女性が、階段で怖がってなかなか前に進むのに時間がかかっていました。
そうだよね、怖いよね(´;ω;`)分かり合えた気がした私と彼女…。
でも、それくらい怖かったんですよ(笑)。とにかく足を踏み外さないように一歩一歩必死で、景色を楽しむ余裕なんてほとんどありませんでした。
ときどき落ち着いて見る長城は、確かに勇ましくて、堂々たるものでした。
↑こうやって見渡すと、絶景です。
↑どこまでも続く長城。
もう、どこが何という名前の場所だか、覚えていません(笑)。
↑どこかで落ち着いたらしく、塀に積もる雪をすくって遊んでいたらしい私。
休憩スポットで、参加者の欧米人の一人がくれた干し芋みたいなお菓子が、妙においしく感じたのを覚えています(笑)。
長城散策が終わると、帰りの途中で農家の食堂みたいなお店に立ち寄り、皆で昼食をとりました。
いやぁ、本当にビビった長城登山でした~。今となっては良い思い出というか、笑いながら話せますが(笑)。
景色は確かに、とても綺麗でした。まあ雪の日に行く人はあまりいないでしょうし、私たちのツアー以外に観光客はいなかったように思います。
それにしても、これで懲りたので、雪の長城にはいくら絶景でも行かない( ノД`)と学んだ私。
北京での冬の思い出と言えば、迷わず真っ先に思い浮かぶのが、この長城です(笑)。でも、金山嶺長城には行けて良かったな。
できれば、暖かい観光シーズンに行かれることをおすすめします。
金山嶺長城は北京市内からは遠いですが、その絶景は見る価値がありますよ!
※当記事は、冬の金山嶺長城観光を推奨しているものでは決してございません。
足元が滑って本当に危険なので、行かれる際は十分にご注意ください。
※当記事の内容からは時間が経っているため、観光の際には最新情報をご確認ください。
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