北京の世界遺産~明代の皇帝が眠るスケールの大きな陵墓群、明十三陵
このブログには観光地情報が少ないなぁと思い、世界遺産観光の時の写真を。
世界遺産「明・清王朝の皇帝墓群」の構成遺産である、明十三陵へ行きました。
この世界遺産は、複数の省にまたがっていて、そのうちの一つが北京にある明十三陵。
北京から日帰りで行ける距離には河北省の清西陵と清東陵もあります。
清西陵はこちら↓。
とはいえ、私が明十三陵を訪れたのは、2015年10月。もう3年以上経ってしまいました…💦
観光の際はできるだけ最新情報をご確認の上お出かけくださいませ。
万里の長城の中でも、北京にあって一番観光地化されており行きやすい八逹嶺長城に比較的近いため、旅行会社では、八逹嶺長城と明十三陵がセットになったツアーが販売されていることが多いです。
私は、明十三陵へ自力で、単独で行きました。
北京市内から公共交通機関を使って自力で行く場合は、バスか地下鉄が便利かと思います。
私が行った時は地下鉄昌平線の開通前だったので、地下鉄2号線積水譚駅から徳勝門バスターミナルから出ている872番バスを利用しました。バスには2時間くらい乗っていたような。
今は、地下鉄昌平線が開通してより便利になりました。
行き方はこちらのブログが詳しいです↓。
明十三陵は、明代の皇帝13人が眠る陵墓群。
これまた一つひとつのお墓が大きく、まとまってあるのではなくそれぞれが離れて点在しているものだから、やけにスケールが大きい遺産となっています。
ただし全部見ることはできず、公開されているのは長陵、定陵、昭陵という3つの墓と、参道である神道のみ。
それでも長陵、定陵、昭陵はそれぞれ離れていて、徒歩では厳しいため、これらの移動もバスになります🚌
長陵、定陵、昭陵、神道それぞれ単独でのチケットも買えますが、私は共通チケット(135元)を買いました。高いですね~。
↑このように、山に一つひとつの陵墓が離れて点在しています。回りきるのは至難の業。非公開の場所がほとんどですが。
●神道
↑ただひたすら、道が続くのみ。
↑いろんな動物がいます。
↑人もいます。
神道、終わり(笑)。
●定陵
明の第14代皇帝、万暦帝の陵墓です。
お墓のスケールが半端ないです…。
定陵は、地下宮殿を一般公開しています。
地下も広い広い。ひんやりしていました。
↑万暦帝宝座。お札がたくさん投げられていました。
↑皇帝と2人の皇后の棺(レプリカ)。大きいです。
●長陵
明の第3代皇帝、永楽帝のお墓。明十三陵の中では最大の陵墓とのことです。
定陵ー長陵間は、バスで移動しました。
↑写真見返して見つけた、手前のピンクの帽子の人たち。団体ツアーの方々?
↑お、お邪魔します…💦
保存状態もよく立派です。
地下宮殿は発掘されていませんが、上に上れました。
定陵と長陵でお腹いっぱいになってしまい、昭陵には行きませんでした(笑)。
とにかく広い敷地内をよく歩くので、 夏と冬はちょっと辛いかもしれません~。行くならばやはり春秋が良さそうです。
明十三陵はスケールは大きいですが派手さはないため、北京の世界遺産の中では長城や故宮、頤和園、天壇の次くらいの人気というか位置づけでしょうか。
ちょっと足を伸ばせば世界遺産を訪れることができる北京。歴史好きには嬉しい場所ですね。
明十三陵(定陵)の訪問記でとても詳しく読みやすいブログを見つけました。↓
明十三陵の概要はこちら↓
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