ちょっと変わった中国茶「小青柑」。小みかんの皮に入った、可愛い見た目のプーアル茶
北京から帰国前、自分用とお土産用に中国茶を調達。
「小青柑」(シャオチンガン)というお茶がとっても気になって気になって、専門店に買いに行きました。
私は中国茶は好きですが詳しくはなく、小青柑のこともつい最近まで知らなくて。
たまたまネットで見つけた小青柑の可愛らしい見た目に惹かれて、必ず買って帰ろうと思っていました。
この小青柑というお茶、ちょっと変わった見た目をしています。
未成熟の小さなみかんから果肉を取り出し、中にプーアル茶を詰めたもの。一つずつ渡せるので、中国茶をお土産にしたいけれど一箱は多すぎるんだよなぁ、と思っても、小青柑ならば小ぶりのばらまき土産にすることもできます。
日本語での詳しい紹介記事を見つけました。この北京のお店でも買えるみたい。
↑の記事には、丁寧に淹れ方を解説してありますが、私は「とりあえず飲めたらいいさ!」と、ティーポットにそのまま淹れてお湯を注ぎ足して飲みました。適当ですみません(^-^;
↑こちらでは買ったパッケージ写真しか載せていませんでした。これでは何がなんだか分からないので、下記に開封した写真を。
↑私が自分用に買ったもの。一つの袋に1個入っています。
この「3」とは、パッケージに書いてある「晒足三天」の「3」。3日間日干しにしたということかな?このブランドの商品は、他に1日、2日、5日、9日干したものがあります。日干しする時間が長いほど、より芳香で濃くなると、お店でもらったリーフレットに書いてありました。
そしてこのお茶の産地は、広東省江門市新会という所です。
小青柑についてネットで調べてみたら、このような記事を見つけました。偽物も多く出回っているみたいで注意ですね💦
↑包みを開けると、このように可愛らしい小さなみかんが1個お目見え。
↑大きさはこのくらい。
我が家にはちゃんとした中国茶の茶器なんてないので、普通のティーポットで普通に淹れてみました。みかんのふたは不要なので捨てます。
このみかんの大きさ、ちょうど急須に入るくらいのサイズです。皮ごとそのまま入れます。
↑IKEAのティーポットに、北京から持ち帰ってきた造作(Zaozuo)のマグカップで(笑)。
初めの1杯は抽出時間短めでカップに注いでみました。なので一見色は薄目ですが、ちょっと放置するとかなり濃い色になります。
ほんのり柑橘系の香りが漂い、今まで味わったことのない不思議な感じのお茶です。そして、なんだかホッとできて、おいしい🍊好き嫌いは分かれるかもしれませんが、プーアル茶好きには良いかも。
1個の小青柑で何度もお湯を注ぎ足して飲めます。
さて、小青柑は北京のお茶市場などいろいろな所で買えますが、私はネットと大衆点評で見つけた専門店で購入しました。
↑ロゴが可愛らしいこちらのお店。南鑼鼓巷にも近い、鼓楼東大街沿いにある小さな店構えです。
↑瓶詰めで何個も入ったものが並んでいます。
バラ売りもしていますが、店員さんに聞いたところ、1個や2個の少量では売ってくれませんでした。バラ売りの場合は1斤とか、ある程度の重さで量り売りになります。
↑私が買ったのはこちら。右下のは箱のデザインがイマイチですが(笑)、1箱に1個ずつ入っているので少量からチャレンジできます。左のは、3個入りと5個入りの箱。
ちょっと変わった見た目も可愛い中国茶、試してみてはいかがでしょうか。
私が訪れた店舗↓
小青柑
住所:北京市東城区鼓楼東大街144号
http://www.dianping.com/shop/102341704