元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

中国ドラマ『遇見幸福』~アラフォー男女3人が家庭に仕事に悩みながら、前に進んでいく

今年の夏から秋にかけて放送されていたドラマ『遇見幸福』を観ました。

特別面白かった!というわけではなく、とっても普通でしたが、それでも私は「こういう普通の中国現代ドラマが観たかったのー!」と夢中になり、中国語のシャワーが嬉しくて一気に観てしまいました(笑)。

幼なじみの男女3人が、アラフォーになって再会し、それぞれの家族や仕事などの問題に直面しながら前に進んでいくお話です。

 

『遇見幸福』(2019年中国)

出演:蒋欣(ジァン・シン)、李光潔(リー・グァンジエ)、郭京飛(グオ・ジンフェイ)、劉孜(リウ・ズー)ほか

baike.baidu.com

 

中国では愛奇芸↓などで観られます。私は、YouTubeで観ちゃったけれど…(;・∀・)

www.iqiyi.com

 

甄開放(ジェン・カイファン、蒋欣)、欧陽厳厳(オウヤン・イェンイェン、郭京飛)、蕭晴(シャオ・チン、劉孜)の3人は幼なじみ。父親同士が親友で、幼い頃は家族ぐるみで付き合っていた。成長し連絡も途絶えていたが、20年以上ぶりに再会することに。

甄開放はTV局の敏腕プロデューサーだったが失業し、夫に浮気され離婚、3歳の娘を連れてシングルマザーに。娘を養うために、配車サービスのドライバーになる。

欧陽厳厳は医療機器を売るやり手の営業マン。看護師の妻と高校生の息子と暮らすが、同僚の美人女性に思いを寄せられ、浮気を疑う妻とうまくいかなくなる。

蕭晴はベテランCA。夫はアクション映画の監督で、撮影のため蕭晴とはほぼ別居状態。高校生の娘と口喧嘩が絶えず、娘との関係に悩む。

久々に再会したアラフォーの3人が、それぞれの家庭や仕事の問題に直面しながら、助け合い前を向いて進んでいきます。

 

中国ドラマでよくある話のような気もしますが、中国の都会でもがき生きる人たちの生活や仕事を描く話、私は好きです。例によって、ツッコミどころは多いしイライラする場面も少なくありませんが(笑)。

主人公3人がアラフォーというのも、より現実味があって親近感が湧きました。そろそろ健康が気になる親のこと、思春期の娘や息子との関係、子どもの進路、夫婦間の関係、シングルマザーの仕事と家庭の両立そして恋愛・再婚、起業してもうまくいかず挫折、女性ドライバーへのセクハラ、などなど。トピックが盛りだくさんで、見ていてなんだか中国が恋しくなりました(笑)。

 

そうそう、上の百度百科には、ロケ地が「青島」となっていますが、北京でも撮影されています。宵雲路のストラスブール(日系パティスリー)が何度も出てきたのはすぐに分かりましたよ~。あの辺りよく行っていたので懐かしいです。

 

蒋欣は好きな中国女優さんの一人で、出演作を見つけると応援したくなっちゃいます。

過去に観たのは『歓楽頌』『継承人』『盲約』『凡人的品格』など。

『遇見幸福』で初めて、母親役を演じているのを見ました。とっても美人な女性なのに、衣装がときどきダサいのが惜しいです(笑)。

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郭京飛は、『都挺好』で知ってから、気になっている俳優さんです。特にイケメンというわけではないのですが(笑)、人間味のある演技が上手いなぁと、毎回面白く見ています。映画『宝貝児』にも出ていました。  

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甄開放と付き合う司問渠(スー・ウェンチー)は、飛行機のパイロットという設定。演じる李光潔、機長の衣装がカッコ良くて素敵でした(笑)。

蕭晴役の劉孜も綺麗な人です。美人でCAとしてキャリアを積みプライドが高く、しかし思春期の娘と上手く行かず悩む、そんな役柄がぴったりでした。ときどき目が笑っていない笑顔が怖くて上手いなぁと思いながら見ていました。

 

こういう普通の現代ドラマは、中国語の学習にも最高のツールです。これからも面白そうなドラマを探してちょこちょこ観ていきたいな。