薄皮サクサクにぎっしりあん、お店もユニークなたい焼き屋さん。日本一たい焼き(奈良御所店)
奈良県御所市にて。何度か店の前を通りがかって気になっていたたい焼き屋さんに連れて行ってもらいました。
その名も…「日本一たい焼き」!!
行ってみたら、たい焼きのおいしさもさることながら、ブランディングも含めてとてもユニークで、気に入ってしまいました。
↑だって、こんな看板がドーンと目立っているんですもん。これは気になりすぎます。
↑やって来ました、日本一たい焼き!
私は、上の写真の看板を見た時、ずっとキャッチコピーだと思っていたのです。自ら「日本一」だなんて、強く出たなぁと(笑)。
そして、実際お店に行ってみると、この「日本一たい焼き」というのは、これがまさに店名かつ社名であることが分かりました。
店内に入ると、おじさんがお出迎え。
↑たい焼きおじさんこと創業者さんです。
↑ポスターにもなっています。
博多弁で「日本一たい」と言ったことが店名の由来になっているのだとか。へぇー、そういうことだったんですね。だから、「日本一“の”たい焼き」ではなかったのか。博多弁の「たい」とたい焼きの「たい」をかけているんですね( ´艸`)
店内では、楽しげなプロモーションムービーが流れていました(笑)。
↑ニャンさんたちも踊っています。
↑あれ、日本一どころか、世界一になっちゃった!(爆笑)
このムービーで流れていた歌が、今でも頭から離れずぐるぐるリピートしています。「にっぽんいち、たーいやき~♪」ああダメ、つい口ずさんでしまいそう…(;・∀・)
モニターの下に地図がある通り、日本一たい焼きは西日本を中心に複数店舗展開しています。九州と関西が多いですね。HPをのぞいてみたところ、東日本には神奈川に1店舗のみ。
↑こちらを見てみたら、店舗によって販売メニューが若干異なります。九州の一部店舗だけで売られている八女茶あんが気になります。食べてみたい!
↑たい焼きの成分紹介と、さらにインパクト大なのが「たい焼きには天然モノと養殖モノがある。」
!!!???
何を言っているのかさっぱり分からず頭の中にハテナが湧いてきましたが、このフレーズにもちゃんと意図がありました。ホームページを拝見すると、たい焼きを焼く釜の違いに秘密があるそう。
天然モノは、一度に2匹しか焼けない圧力式手焼き窯で作ったものを指し、薄皮サクサクッを実現しているのだとか。うーん、たい焼きの世界も奥が深い…。
↑こちらがその焼き窯。
さて、私は黒あん(170円)とカスタード(170円)をテイクアウト。イートインもできます。
↑来ました♡
↑袋にもこだわりがぎっしり書いてあります。
私が特に面白いと思ったのが、「年に1~2回程度社内検定試験を行っています。この試験に合格しなければ、たい焼きの焼き手になることはできません。」の部分。どんな試験なんだろう、気になります。
それにしても私、「しっぽからお召し上がりください」と書いてあるのに気づかず、1個目を頭から食べてしまいました(-_-;)2個目はしっぽから。
たしかに、しっぽまでぎっしりあんが詰まっていて最後まで嬉しい。そして、たい焼きには珍しいほどの薄皮サクサク。一つで十分なボリュームでおいしかったです。
1個170円というお値段が、たい焼きにしてはややお高めかなとも感じますが、ボリューム感あるしたまに食べるには良いのかも。
なんとなく気になっていたたい焼き店、なんだかこのややダサ感(笑)も良い意味で面白く、こだわりがあってユニークな会社だなぁと印象に残りました。また食べたいです♪
日本一たい焼き(奈良御所店)
住所:奈良県御所市室121-4