韓国映画『ハッピーログイン』 3組の男女を描く、ほっこりなラブコメ
映画鑑賞記録。『ハッピーログイン』をAmazonプライムで観ました。サクッと観られて楽しいアジア映画を観たい気分になって、なんとなく選んでみたけれど、観て良かったです♪
『冬のソナタ』のイメージが強いチェ・ジウも主演の一人。アラフォーCA役を素敵に演じていました。コメディも似合いますね!
『ハッピーログイン』(2016年韓国)
原題:좋아해줘
監督:パク・ヒョンジョン
出演:チェ・ジウ、イ・ミヨン、キム・ジュヒョク、カン・ハヌル、ユ・アインほか
Amazon.co.jp: ハッピーログイン(字幕版)を観る | Prime Video
これも邦題に違和感ありありですが…😅
予告編などを見ると「SNSを通じて繋がる男女のストーリー」色を押し出されているけれど、実際観たところSNSはあくまでもストーリーの手助けになるツールの一つにすぎず、それよりも普通にラブコメとして楽しめました。出会いもSNSがきっかけではなくて、実生活で出会った後に、一つのコミュニケーションツールとしてSNSを使うだけで。まあ、相手の投稿の内容やSNSを通してのやり取りにヤキモキしたり、一喜一憂したりして、それが微笑ましいのですが( ´艸`)
映画に登場するのは3組の男女。
・飲食店オーナーのソンチャン(キム・ジュヒョク)と、客室乗務員のジュラン(チェ・ジウ)
ソンチャンは新婚生活のために新しく家を借りることにする。その家のオーナーは、CAのジュランだった。しかしソンチャンは入居直前に彼女に振られ、またジュランは詐欺にあい家を失う。しぶしぶながらも同居生活を始めた二人。
・著名脚本家のギョンア(イ・ミヨン)と、売れっ子韓流スターのノ・ジヌ(ユ・アイン)
ギョンアの作品に出演したことで売れっ子になったジヌだが、人気絶頂の最中入隊。除隊後仕事のために再会するが、実は二人には世間に隠している過去があって…。
・作曲家のスホ(カン・ハヌル)と新米プロデューサーのナヨン(イ・ソム)
恋愛経験のないスホは、ソンチャンの店で知り合ったナヨンに一目惚れし付き合うことに。実はスホは、耳が聞こえない。しかし話すことはでき、相手の唇を読み会話ができるため、耳が聞こえないことをナヨンに打ち明けられずにいた。
それぞれ素直になれずにすれ違いもするけれど、思わず応援したくなってします。最後クライマックスに向かう演出が温かく、まさに「ハッピー」でした。
キャスト皆良かったです。自然体で、好感が持てました。悪役のいない話は肩の力を抜いて観られるのでいいです(笑)。特にカン・ハヌルさんが良かった!チェ・ジウさんも、気の強いアラフォーCA役がハマっていたし、相変わらず綺麗。
ソンチャン役のキム・ジュヒョクさん、お亡くなりになられていたのですね、知りませんでした…。良い俳優さんだなと思ったのに、新作が観られないなんて残念です。
ほっこりふんわり、温かい気持ちになれる一作でした。