元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【大阪】空海が配置した星塚や楠木正成の首塚があるお寺 観心寺(河内長野市・御朱印)

大阪の河内長野にあるお寺、観心寺を訪れました。

高野山真言宗のお寺で、空海が配置した”日本唯一の星塚霊場”や楠木正成首塚をはじめ、見所が多くありました。広い境内を歩いているとたくさんの発見ができ、歴史好きにも魅力的な場所です。

 

駐車場では、楠木正成銅像が迎えてくれます。

 

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↑カッコいい!

 

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↑ぽー🐶も一緒に、スリングに入ってお邪魔しました。暑いけれど、自然の空気が吸えて楽しそうです( ´艸`)

 

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↑こちらから、お邪魔します。

 

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701年、役小角役行者)により開かれます。808年、空海がこの地を訪れ、北斗七星を勧請。815年、空海は再度この地を訪れ、如意輪観音菩薩(国宝)を刻み本尊とされます。827年に空海の一番弟子実恵とその弟子真紹が、造営工事を始めました。

観心寺パンフレットを参考)

 

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↑山門。門にある箱に、入山料300円(大人)を納めます。

 

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↑山門を入ってすぐ、右手側に後村上天皇御旧跡があります。

また、左手側には中院があり、楠木正成は8歳~15歳までここで仏道修行について学んだそうです。

まっすぐ進んでいくと、大きな金堂が見えます。

 

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↑金堂。国宝です。

 

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↑金堂の手前には、弘法大師礼拝石。

 

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↑建掛塔(たてかけのとう)。楠木正成は三重塔の建立を計画したが、1336年に湊川で戦死したため、三重にはならずそのまま建掛塔として今に伝わっています(観心寺パンフレットより)。

 

さて、観心寺にはとてもユニークな場所があります。それが、星塚です。

1200年前に空海如意輪観音の周りに配置した北斗七星の塚で、一巡すると一年の厄除けになるんですって。これは回らないと!

 

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↑こちらから、順路に沿って歩きます。

 

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↑ぽー君も一緒に回りますよ^^

 

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↑貪狼星を1として、1から7まで順番に進みます。

 

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↑一、貪狼星。

 

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↑二、巨門星。

 

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↑三、禄存星。この辺りから、山をほんのちょっと登ります。

 

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↑四、文曲星。

 

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↑五、廉貞星。

 

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↑六、武曲星。

 

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↑再び下に降りて、七、破軍星。

 

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↑鎮守堂(訶梨帝母天堂)。

 

北斗七星巡りが終わり、東の奥の方へ進みました。 

 

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弘法大師空海の御影堂です。

 

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↑お砂踏み道場、とあります。

 

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↑修行大師。

 

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↑そして奥の方にひっそりと、ありました。楠木正成公の首塚です。

 

最後に、金堂の今度は西の奥の方にある、霊宝館へ。 

 

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↑こぢんまりとしていますが、内部には楠木家文書など、かなり貴重な資料が展示されていました。

 

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山に囲まれ、落ち着いた気持ちになれます。人も少なく、ゆっくり参拝できました。

 

さて、私最近、ついに御朱印集めを始めてしまいました…!楽しみが増えて嬉しいです。

 

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↑ありがたく頂戴いたしました。

 

広くて落ち着いた気持ちになれる、見所の多いお寺でした。

境内にはたくさんのモミジの木が植えられています。紅葉の季節はきっと圧巻なんだろうなぁ。

 

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観心寺

住所:大阪府河内長野市寺元475

www.kanshinji.com