【和歌山】高野参詣道「黒河道」の入口はここ~定福寺(橋本市)
和歌山県橋本市にあるお寺、定福寺(じょうふくじ)を訪れました。
ここは、高野山へつながる道「高野参詣道」の一つ、黒河道(くろこみち)の起点となっていて、ここから高野山へ歩いて登ることができます。私は歩いて登ったことはありませんが、約18㎞、健脚向きの険しいコースだそうです~👣山歩きに慣れていない私は、軽い気持ちで挑戦しないほうがよさそうです💦
黒河道は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として、世界遺産にも登録されました。
私が定福寺のことを知ったのは、「紀伊山地の霊場と参詣道」を歩くアイテムとして和歌山県が主催している「高野七口押印帳」というスタンプラリーがあり、丹生官省符神社でなんとなくそれを手にした時のこと。せっかくだから押しておくか~と軽い気持ちだったのですが、難所が多くて全然集められていないです(笑)。踏破したら踏破証明書がもらえますよ。
定福寺もそのスタンプ設置場所になっているので、行ってみました。
高野七口押印帳についてはこちら↓
↑定福寺の前に、黒河道の看板がありました。ここからどれだけの人が歩いて高野山を目指したのでしょうか。歩かなくて楽ばかりしている私…😅
↑黒河道の旗です。下にいるキャラクターは、橋本市のゆるキャラ「はしぼう」です。なかなか可愛い( ´艸`)
↑定福寺さん。小さいですが十三重石塔が目立っています。
↑あれ、見切れてしまっていますが、九重石塔も。鎌倉時代の1285年に建立された、とあります。
↑愛犬ぽー🐶も一緒にお邪魔しました。本堂の前で、お参りします。高野七口押印帳のスタンプも、ここで押しました。
↑御本尊は阿弥陀如来坐像。秘仏であり、通常は公開されていないそうです。
↑境内から十三重石塔と見渡す風景が、なんだか素敵。
↑四国八十八カ所お砂踏み霊場がありました。
↑境内はとても小さいのですが、その中になんと八幡宮が!ちょっとびっくり。
↑八幡宮、近くに寄ってみました。神仏習合の名残をまざまざと感じることができ、なんだか不思議な気分です。
定福寺でも御朱印がいただけるのですが、私が訪れた時はどなたの姿も見えず、いただかずにお寺を後にしました。
再訪した際にはぜひ、いただけるといいな。
小さいお寺さんですが、昔からここから高野山に登る人たちを見送ってきたのかなと思うと、とても重要な場所であるような気がします。
黒河道を登る方、お気をつけて行ってらっしゃいませ!
定福寺