【大阪】10mの准提観音が圧巻!心温まるお寺 興徳寺(天王寺区・御朱印)
玉造周辺で御朱印さんぽ。
どんどろ大師善福寺から歩いてすぐの所にある、興徳寺を訪れました。
インスタグラムで知って、気になっていたお寺です。そしてお寺のHPを拝見すると、とっても可愛らしくて好感度UP。行く前からワクワクしていました(*^^*)
お寺のHP→高野山真言宗 興徳寺
↑山門。小さなお寺に伺う時は、どことなく「入っていいのかな」とちょっと緊張してしまいがちなものだけれど、「ご自由にお入りください」の文字が嬉しいです。
↑山門をくぐると、手入れが行き届いた綺麗な境内が広がります。緑やお花、そしてお地蔵さんや置物も多く、明るい気分になれます(^^)
↑可愛いフクロウさんたちにほっこり🦉
興徳寺は、聖徳太子の頃に「薬師院」として創建され、天平年間(729~749年)に行基によって再建された、機内49ヶ院の一つといわれています。ただし、大阪大空襲で山門以外全て焼失してしまったため、詳細は不明だそう。
現在の本堂は、1952年(昭和27年)に再建されました。宗派は高野山真言宗です。
(参考:興徳寺について | 高野山真言宗 興徳寺)
↑本堂。こちらでお参りを。
↑「御自由にお上りになってお参り下さい」とあったので、上がらせていただきました。堂内は撮影禁止です。
こちらに、御本尊の薬師瑠璃光如来が安置されています。が、御本尊は秘仏のため、御前立(おまえだち)を祀っています。
本堂で心安らかに手を合わせた後は、楽しい境内散歩♪決して広くはないものの、小さな楽しみがいろいろあって面白いです(^^)
一番目を奪われるのが、なんといってもこの巨大な観音様。
↑奥に見えるのが、准提観音さまです。大きい!33尺(約10m)あり、遠くからでも目立っているので、迷わずにたどり着けました(笑)。足だけでも大きいですね~👣
↑まだ新しそうな、綺麗な観音様です。手は18本あるそうで、それぞれに仏具を持っています。何持ってるんだろう、と見ているのが楽しくて(笑)。
無数の仏を産んだことから仏母と呼ばれ、子授けと安産の観音さまといわれています。
また、観音様の台座の周りには、西国三十三カ所霊場のお砂踏みがあり、歩くと西国を回ったことと同じ功徳があることになるんですって。
↑不動明王像。怖い顔の不動明王さんですが、小さくてちょっと可愛いです(笑)。
↑融通地蔵尊。お地蔵様の足元にいる、ミニ地蔵さんたちが可愛いです。これは「お願い地蔵」で、願い事を記入し奉納できます。
↑本堂の横にある、三宝荒神。木の鳥居が風景になじんでいて、なんだか素敵です。
↑三宝荒神は、火の神、台所の神といわれ、家内安全を願う人から信仰されています。
↑本堂前の、六地蔵尊。地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天道のそれぞれをお地蔵様が救ってくださる、のだそうです。
↑放生池(ほうじょうち)には、色鮮やかな鯉がたくさん泳いでいます。私が近づくと、口をパクパクさせて集まってきました( ゚Д゚)エサ持ってないんだよー、ごめんよー😅
もう少し水温が上がって鯉の動きが活発になったら、訪れた子供さんたちがエサやりできるように、鯉のエサを置くのだそうです。(ご住職の奥様談)
鯉の他、本堂前には大きな亀さんもいましたよ🐢
寺務所で御朱印をいただきました。どなたの姿も見えず、インターホンを押すと、明るい女性の声で応対してくださいました。
出てきてくださったのは、ご住職の奥様。とっても気さくな方で、御朱印を書きながらいろいろとお話していただき、嬉しかったです。
↑2種類いただきました。右が御本尊の薬師如来、摂津国八十八カ所の第12番札所でもあります。左は准提観音。どちらも、右下でほほ笑んでいる小さなお地蔵様が可愛いです♡
桜のスタンプは、3月限定です🌸今年から、月替わりの御朱印を始められたそうですよ(*^^*)
小さなお寺ではありますが、境内の随所に、来た人が年齢を問わず笑顔になれるようにとの気遣いやおもてなしが感じられ、とても心が温まる空間でした。心を落ち着かせたい時に気軽に立ち寄れるような、開かれた場所だと感じました。
寺ヨガや編み物教室など、イベントも開催されているそうですよ。
またふらっと訪れたくなる、癒しのお寺でした(*^-^*)
興徳寺