【大阪】聖徳太子創建の堀越神社。一生に一度のお願いを聞いてくれる神様!(天王寺・御朱印)
大阪、天王寺にて。お寺や神社が多く、御朱印さんぽが楽しいエリアなので、時々訪れます。
JR天王寺駅から北に徒歩5分ほどてくてく進んだ所に鎮座する、堀越神社へ行きました。
ここは、”一生に一度のお願いを聞いてくれる神様”として親しまれていると聞き、ぜひ来てみたいと思っていたのです★
↑谷町筋沿いに鳥居が立っているので分かりやすいです。アクセス便利。「マスクの無い方は入れません この場で御参拝ください」とあります。屋外とはいえ境内はそれほど広くないですし、個人的にはこれくらいはっきり示してある方が分かりやすくて良いと思います👏
いや、余談ですが、たまたま御朱印が人気の別の神社さんのSNS投稿で、「マスクをされない方が見受けられます。感染予防に協力してください」というようなことが書かれていたのを見ました。私はSNSで言うよりも、堀越さんみたいに鳥居前にこうやってはっきり示す方が分かりやすいし効果あると思ったのですよね😅その某神社さんは限定御朱印が人気で、私はまだ行ったことはありませんが、期間限定の御朱印を求めて行列ができることが多いと聞くのでね…。密になりやすい環境ならばなおさらじゃないかと思ってしまったのでした😅話がそれました。
堀越神社は、推古天皇の593年に、聖徳太子が叔父である崇峻天皇を偲んで、四天王寺建立と同時に茶臼山に社殿を造営したのが始まりとされています。位置的にも四天王寺のすぐ近くですね。聖徳太子が四天王寺建立の際に、その外護として建立した神社が7つあり、四天王寺七宮と呼ばれています。堀越神社はそのうちのひとつ。御祭神は崇峻天皇です。
四天王寺、聖徳太子との深い関係。大坂の陣よりももっと昔から重要な歴史を築いてきたこの場所に、思いを馳せてしまうのでした。
↑奥に本殿があります。境内はこぢんまりとしていますが、さすが大阪でも屈指のパワースポットとして知られる神社。都会の中に佇む、小さな癒しの森という雰囲気が漂っています。周りの喧騒を気にせず、静かに参拝できます。
古くから大阪では「堀越さんは一生に一度の願いを聞いてくださる神さん」との言い伝えがあります。「ひと夢祈願」の御祈祷を受けに全国、また外国の国々からも多くの人が訪れます。
とのことで、一生に一度のお願いかぁ、何をお願いしようかとワクワクしながら行ったのですが、考えれば考えるほど、欲が出てきていけませんね(笑)。結局、いつも神社で手を合わせて願うことを、こちらでもお願いしてきたのでした( ´艸`)
境内には、個性的な末社が揃っていて興味深かったです。
↑熊野第一王子之宮。そう、和歌山県の熊野と関係があります。元は熊野九十九王子の一つ、第一王子だったそうです。つまり、熊野詣のスタートだったわけですね。
堀越神社に合祀される前は、四天王寺西門鳥居近くの「熊野神社」に鎮座していたと伝わっているそうです。
熊野九十九王子といえば、阿倍野区の阿倍王子神社もその一つですね⛩
↑茶臼山稲荷神社。鳥居は新しく見えますが、元は茶臼山の山頂に祀られていたそうです。
大坂夏の陣の際に徳川家康が茶臼山稲荷の白狐に危機を救われたことから、家康の信仰が厚かったと言われています。大坂夏の陣の後、現在の処に祀られるようになりました。
徳川時代、大阪城代が新たに任に就くと、茶臼山の家康陣所の跡に敬意を表するを例としましたが、その都度堀越神社に詣で幣帛を奉り、燈籠を献じ、盛んに礼典に尽くしたと伝えられています。
(「末社 | 堀越神社 公式HP | 大阪 天王寺」より)
とのことで、家康とも縁のある神社なのですね。
↑黒龍社🐉
↑白龍社🐉
黒龍と白龍。カッコいいなぁ。
↑かえる石。確かに、カエルに見えてきます🐸
御朱印をいただきました(^^)
↑右が堀越神社の御朱印。左ページの通り、熊野第一王子之宮の御朱印もいただけます!八咫烏がいますね★
シンプルだけれど、これぞ神社の本来の御朱印という感じで、気に入っています。
天王寺は、神社やお寺がたくさんあって、街歩きが楽しいです。他の四天王寺七宮にも行ってみようっと。
↓この本にも、堀越神社が紹介されています⛩