【大阪】神のお使いはなんとアカエイ!廣田神社(浪速区・御朱印)
久しぶりの難波で、御朱印さんぽ。
南海高野線今宮戎駅から北へ徒歩約4分の場所に鎮座する、廣田神社を参拝しました⛩
今宮戎神社のすぐ近くなので、セットで訪れるのもいいですね。
”えべっさん”で有名な今宮戎神社とは対照的に、ひっそりとあまり目立たずに佇む廣田神社ですが、ここにはずっと来てみたかったのです。
↑今宮戎からなんばまで、一駅歩く途中に参拝。なんばの喧騒からはちょっと離れていて、わりと落ち着いた雰囲気です。
↑手水舎。小さい神社ですが、なんと!柱の貼り紙を読んでびっくり。「水は自動ででますので、手水舎の前にお立ちください」とあるではないですか。
注ぎ口の前に立つと、ちゃんと水が出てきましたよ!素敵じゃないですか~( ´艸`)柄杓がなくてもいいし、コロナ予防にも安心ですね。
廣田神社の創建年代は不明ですが、Wikipediaによると、
神功皇后が三韓征伐から戻ってくると忍熊王が反旗を翻していた。皇后は王を避けて難波に上陸しようとしたが、船が海中でぐるぐる回って進めなくなってしまった。そこに、廣田の地に天照大神の荒魂を祀るようにとの神託が降りたので、皇后は天照大神の荒魂・撞賢木厳之御魂天疎向津媛命を祀るや船が動き出したという。
とのことで、実は長い歴史を有していそうな雰囲気です。御祭神は、撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめのみこと)って、な、長すぎるお名前…難しいわと思ったら、天照大神の荒魂のことでした。
さて、廣田神社に来てみたかった理由は…。
↑こちら!神のお使いがなんと、アカエイなのです(・□・)関西では、アカエと呼ぶのですね。
神社を巡っていると、狐、牛、鹿、ウサギなど、いろいろな動物が神のお使いとなってそれぞれの神社で参拝客を迎えてくれるのですが、アカエイは初めてです。この、アカエイが神のお使いになっているというのが気になって気になって、こちらの神社に興味を持ったのでした。
痔をはじめ、難病悪疫の守り神とは。恐れ入りました~!写真には撮らなかったけれど、アカエイが描かれた絵馬もユニークでした。
↑拝殿にて二礼二拍手一礼。拝殿の中を外からのぞかせていただきました。上にアカエイの額絵が飾られています。
↑境内にある、赤土稲荷神社。参道が長くて、なかなか立派でした。
拝殿横にある社務所で、御朱印をいただきました。ありがとうございましたm(__)m
アカエイのご利益を、少しは授かれたかしら( ´艸`)
小さいですがユニークなエピソードを持つ、都会の中の癒されるお社でした。