元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【大阪】商売繁盛の十日戎が有名な堀川戎神社。境内の地車稲荷神社もユニーク!(北区・御朱印)

大阪キタで御朱印さんぽ。堀川戎神社を参拝しました⛩

商売繁盛の神様”えべっさん”として親しまれている神社で、大阪では、今宮戎神社と共に「ミナミの今宮、キタの堀川」と称されているそうな。

大阪メトロ堺筋線谷町線南森町駅、JR大阪天満宮駅から徒歩約3分と、好立地にあります。

 

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↑鳥居。こちらから、お邪魔します。

 

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↑鳥居をくぐってパチリ。境内は広くなく、こぢんまりとすっきりしています。私は十日戎(1月9日~11日)に行ったことはなく、ネットで過去の写真を見たら、ぎっしりの人、人、人!この境内が、すごい熱気に包まれるのだろうなぁ。十日戎の賑わい、もちろんコロナが収まってから、一度見てみたいものです。

 

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↑手水舎と思ったら、ん、蛇口?いや、れっきとした手水鉢です。

書いてある通り、令和になってから設置されたのでしょう、新しいですね。そして、近づくと自動で水が出る、ハイテク手水です!柄杓不要だし、コロナ禍でも安心です。

 

堀川戎神社は、欽明天皇の時代(539~571年)に創祀されたと伝わる、歴史ある神社。当初は堀江で祀られたそうで、その後文和年間(1352~1355年)に、現在地に遷座しました。

1945年(昭和20年)の空襲で、社殿をはじめ建物は全焼してしまいましたが、1963年(昭和38年)に復興され、今の姿となったそうです。

(参考:堀川戎神社HP「堀川戎神社>ご由緒」)

御祭神はもちろん、えびすさんこと商売繁盛の神様、蛭子大神(えびすのおおかみ)。少彦名命(すくなひこなのみこと)と天太玉命(あめのふとだまのみこと)も祀られています。

 

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↑拝殿。こちらで、二礼二拍手一礼します。

 

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境内社。たくさんの神様の名前が、提灯に書かれています👀大国主、松尾社、菅原社、淡島神社、などなど。

 

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↑そして、こちらの榎木神社。こちらがとっても、ユニークでした!

内部の写真は撮りませんでしたが、ぜひ現地で直接見ていただきたいです。なんと、本殿が地車だんじり)の形をしているのです。これは初めて見ました。別名「地車稲荷神社」とも呼ばれています。

そして、稲荷神社といえば、狐が神様のお使いとされていますよね。しかしこちらでは狐ではなくて、狸なのです!これもびっくり。

なぜ地車、なぜ狸?と不思議に思い、ご由緒を読むとこれまた興味深いです。

元は天満堀川の堀止めの側に榎があり、その根元に木の神・句句廼知神を祀る祠があった。天保9年(1838年)に天満堀川が大川まで通される工事が行われると、翌天保10年(1839年)に本殿・拝殿を造営して正式に榎木神社が創建される。祭神として堀川戎神社末社稲生神社の分霊を合祀し、稲生神社別魂榎木神社として成立した。

1907年(明治40年)に神社合祀により堀川戎神社と合併して同社境内に遷座し、11尺×7尺の大地車を本殿として祀った。1945年(昭和20年)6月1日の第2回大阪大空襲で焼失したが、1958年(昭和33年)、現在地に地車型の本殿を再建した。

かつての榎の大木の根元には吉兵衛という老狸が住んでおり、毎夜、決まった時間に地車囃子の真似をしていたと伝えられる。本殿が地車型なのはその為である。地車稲荷の神使は狐ではなく狸である。願い事が叶うとその夜に地車囃子が聞こえるとされ、願いが叶ったお礼として地車の模型や絵馬を奉納する習わしとなっている。

(「堀川戎神社 - Wikipedia」より)

狸が地車を引く、ユニークな絵柄の絵馬がありましたよ。 

 

社務所御朱印をいただきました。

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↑波の上に浮かぶ宝船の印が、金運を上げてくれそうで嬉しいです★まさに商売繁盛にご利益のある神社という御朱印ですね☺

小さいけれどユニークで、見どころの詰まった神社でした。

 

 

堀川戎神社

住所:大阪府大阪市北区西天満5丁目4-17

www.horikawa-ebisu.or.jp

 

この本↓にも堀川戎神社が掲載されています⛩