元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【和歌山】西国四十九薬師第11番のお寺、高室院(高野山・御朱印)

高野山を散策。

高野山のほぼ中央、宿坊協会案内所や消防署の近くにある、高室院を参拝しました。ビルマ塔(摩尼宝塔)のある成福院にも近いです。

 

高野山には117ものお寺があり、御朱印をいただける所も多いです。私も何度も高野山に来ていますが、まだまだ訪れたことのないお寺がたくさん。多くは宿坊という宿泊施設を兼ねており、宿泊客でないと拝観できない所もあります。

そんな中で、高室院を知ったのは、西国四十九薬師という霊場の第11番札所になっているからです。

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これまでに参拝したお寺の中でも、西国四十九薬師の御朱印をいくつかいただいたことがあります。専用の納経帳でしっかり回っているわけではないですが💦

1979年に創設された、比較的新しい巡礼です。現在、開創30周年のスタンプを押していただけるのですが、それが2022年12月まで。あと1年以上あるとはいえ、30周年スタンプがいただける間に多く回れたらいいな、なんて思っています😆

 

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↑山門。こちらからお邪魔します。境内はこぢんまりと、落ち着いています。

 

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↑山門をくぐると、左奥に「納経所」の看板があるので、御朱印をいただきに行くのも分かりやすいです。

 

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弘法大師空海像が迎えてくれます。

 

お寺のHPは見つけられませんでしたが、宿坊教会の紹介によると、縁起は

宗祖大師様が高野山を御開創なされてより三百数十年ほど後の鎌倉時代村上天皇の御血統を引かれる房海僧正によって、当院は創建された。戦国時代、天正年間に小田原城北条氏直公が当院に潜居してより、北条家の菩提所として小田原坊と呼ばれ、現在でも特に関東の寺院、信者との関係が深い。寺宝として行基菩薩真作本尊薬師如来(重文)、弘法大師御筆大威徳明王影、高野結界啓白文、十二天屏風、帆揚不動尊(重文)を蔵する。

(「宿坊のご案内」より)

西国四十九薬師のHPにも、詳しい紹介があります。

高室院 | 西国四十九薬師霊場会

 

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↑特に説明書きなども見当たらずよく分からなかったのですが、こちらのお堂が本堂でしょうか?薬師如来さまがいらっしゃる?

中を見ることはできなかったので、外からそっと参拝しました。

 

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↑玄関(?)の屋根を眺めていると、結構緻密な装飾であることに気付き、まじまじと見てしまいました。こういうの好きなんですよね。

 

宿坊利用ではないので、外から参拝するのみでしたが、宿泊客ならば中も拝観できるのかな?

 

納経所で御朱印をいただきました。

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↑宿泊客ではないけれど、丁寧に対応していただきありがとうございました。さらさらと流れる文字の、美しい御朱印です。

高野山にはもう一カ所、龍泉院というお寺が西国四十九薬師の札所になっています。そちらはまた次回、参拝に伺えたらと思います。

 

 

高室院

住所:和歌山県伊都郡高野町高野山599

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