【大阪】境内には見どころたくさん。神仏習合を感じるお寺、”福島の聖天さん”了徳院(福島区・御朱印)
大阪・福島区にて。
JR大阪環状線にはしょっちゅう乗っていますが、福島駅で降りたのはこの日が初めてです。福島駅周辺は飲食店がたくさんで、寄り道したい気持ちをなんとか抑えながら(笑)、福島駅から徒歩約6分の場所にあるお寺、了徳院(りょうとくいん)を参拝しました。
初めて参拝しましたが、思った以上に広く、見所がぎゅっとたくさん詰まった、魅力的なお寺さんでした。
↑お寺なのに、こんなに大きな鳥居が!狛犬さんもいます。境内に足を踏み入れる前から、神仏習合色を強く感じます。
↑狛犬さん。なんだか細身で、珍しい(?)スタイルです。
↑了徳院案内図。へぇぇ、意外と広そうです!
↑鳥居をくぐり、まっすぐ歩いた先に山門が見えます。
↑聖天尊、の文字が刻まれた石碑。そう、ここは大聖歓喜天を祀るお寺です。
了徳院の創建は不明(洪水のため記録が失われたそう)。江戸時代、徳川吉宗の頃の1739年(元文4年)に再興されました。
旧地名の「浦江」から「浦江聖天」、そして今は「福島の聖天さん」と呼ばれ親しまれているお寺とのこと。
大阪大空襲により境内のほとんどを焼失してしまったものの、山門は残ったそうです。その後、復興されました。
さて、山門をくぐると…。
↑二手に分かれていて、どちらに行こうかな?状態になります(笑)。
そして、目の前にはなぜか南国風の木が。ここは何なの!?こういう雰囲気のお寺は初めてです😆
↑分かれ道の分岐点には、歓喜天の文字が刻まれた石。
↑水掛地蔵さま。
↑鐘楼🔔
↑この鳥居もなかなかいい感じです⛩この奥が本堂。
↑本堂です。
↑本堂の中に上がれるようになっていたので、上がらせていただき、聖天さんに手を合わせましたm(__)m
お堂の中に上がれるお寺がやっぱりいいなぁ☺
↑本堂前の狛犬さん。赤褐色で、ちょっとカッコいいです。
↑さっきは南国風の木でしたが、こちらは松。
↑不動堂。不動明王を祀っています。
↑地蔵堂。
↑役行者(えんのぎょうじゃ)。
↑白髭稲荷大明神。
↑お稲荷さんの前には、シーサー風な狛犬さん。まだ新しそう?
↑お稲荷さん、なんだか独特の雰囲気です。
↑おもかる石。「この石を持ち上げた時、軽く感じれば願いが叶い、重く感じれば叶わないといわれています」。私、持ち上げてみたら、重かったんですけど…ショボン(´・ω・`)笑
↑水掛不動さん。
↑阿弥陀如来尊。
↑龍の住む池もあります🐉!
↑橋の向こうに祀られているのは、弁財天さん。
池には、松尾芭蕉の句碑もありました。松尾芭蕉はここを訪れ、「杜若 語るも旅のひとり哉」と詠んだそうです。
見るものがたくさんで目移りしそうな境内を参拝・散策し、寺務所で御朱印をいただきました。
ご丁寧に対応くださり、ありがとうございました。
境内には保育所が隣接していて、子供たちの元気な声が聞こえていましたよ🎶
いやぁ、それにしても、予想以上に見ごたえがあって、お寺でありながら鳥居も狛犬さんもたくさんで神仏習合色が濃く、魅力的な空間でした!好きなお寺さんになりました。またぜひ伺いたいです。
福島駅から了徳院へは、この商店街を通って来たのですが…。
↑「売れても占い商店街」、ダジャレかーい。それにしても、占いのお店をちらほら見かけたのですが、占いスポットなのでしょうか🔮
了徳院