【大阪】合格祈願の白いハンカチに覆われた”智恵の文殊さん”。行基生誕地でもある家原寺(堺市・御朱印)
大阪・堺ぶらり歩き。
JR阪和線津久野駅から徒歩約15分。てくてく歩いて、家原寺(えばらじ)へ参拝しました。ずっと行ってみたいと思っていたお寺です。
なんでも、ちょっと変わった合格祈願で有名なお寺なんだとか。
私は受験生ではありませんが(笑)、勉強することが山ほどあるので、受験生に紛れようが上等!日々向上!と、ご利益にあやかりに行きました(笑)。
↑山門。山門の向こうに駐車場があります。なので、山門をくぐっての風情には欠けます😅
↑↓筋肉隆々な仁王像が向かい合っています👺これは珍しい配置なのでは。
↑駐車場にあった説明書き。
家原寺はなんと、日本史でも有名な高僧である、行基さんの生まれた地です。
704年(慶雲元年)、行基が37歳の時に、生家にお寺を建立したのが、家原寺の創建とされています。
行基建立寺院の第一号であるが、いわゆる行基建立四十九院には含まれず、特別扱いされている。
(家原寺公式HPより)
とのこと。
宗派は行基宗。行基の名前は有名ですが、行基宗とは初めて聞きました。Wikipediaによると、元は高野山真言宗だったのが、2018年に独立し、行基宗を創設し本山となったそうです。かなり最近のことですね👀
(参考:家原寺 - Wikipedia)
御本尊は、文殊菩薩。「智恵の文殊さん」として親しまれ、合格祈願の寺として多くの受験生が訪れるそうです。
↑駐車場を抜けて、入口へ。
↑境内に公衆トイレはありませんよ、と🚾
拝観料500円がかかります。入口ではなく、奥の本堂前のお賽銭箱に納めます。
↑境内はところどころ工事中でした。まあ曇り空のせいもあるかもしれませんが、境内が広いわりには全体的に緑や色彩が少なく、なんだか乾いた感じがして、ややうら寂しい気がしてしまいました💦
↑お堂の稀に、石像がずらーり!中院です。
↑お坊さんキャラがこのように境内のあちこちにいて、いろいろ教えてくれます😆
↑↓三重塔。多宝塔好きなので、その佇まいをまじまじと見てしまいます。
↑近くには入れませんでした。この三重塔は、1989年に再建されたものだそうです。
↑やっと来ました、本堂!1648年(慶安元年)の再建とのこと。御本尊の文殊菩薩を祀っています。
↑本堂の壁には、合格祈願が書かれた白いハンカチがぎっしりと貼られています!かつてはハンカチではなく、お堂の壁に直接願い事を書いていたため、「落書き寺」とも呼ばれていたそうです。
↑側面の壁にもずらーり!この日も、受験生とそのご家族らしき参拝客が数組、ハンカチを貼っているのを見かけました。
↑放生池庭園。しかしこの通り、やや廃れている感が否めず…😅
春頃や、蓮の季節なんかに来たら、もう少し色彩も増えて、境内が明るい印象になるかもしれませんね。
↑弁財天。
↑水かけ地蔵。
↑手水岩、とは初めて見ました👀
↑こちらがその、手水岩。
↑日本随一文殊大菩薩、と書かれた石碑を支えるのは、獅子??笑っている??( ´艸`)
↑行基菩薩誕生塚。
↑中には行基像、でしょうか。
本堂横の寺務所には、本堂に貼り付ける白いハンカチの他、お守りや鉛筆をはじめ、合格祈願グッズがいろいろとありましたよ。
↑消しゴム。消し誤無(/・ω・)/ これで試験に挑めばミスなし、ということですね( ´艸`)
御朱印をいただきました。
対応してくださった方がとても優しかったです。ありがとうございました☺
↑いただいたのは2種類。右が西国薬師四十九霊場第15番「薬師如来」、左がおおさか十三佛第3番の「智恵文殊」。
他に、仏塔古寺十八尊の第1番札所でもあります。
↑おおさか十三佛のお寺なのでもちろん、スマホの御集印も忘れずに。文殊菩薩さまのカードをゲットです★
思った以上に広い境内で、しかも有名な行基さんの生まれた場所ということもあり、歴史を感じながら参拝&散策させてもらいました。
家原寺の近くに、これまた興味深いスポットが。
↑家原城跡、とあります🏯家原城というお城があったことを、初めて知りました。
↑家原城跡広場。しかし、中には入れませ~ん。「家原」のロゴがカッコいい。
↑向かいには、広い池。家原大池公園です。向こう側には家原大池体育館。
家原寺