元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【京都】東福寺塔頭・勝林寺、秋の特別拝観へ。紅葉と花手水、御朱印も美しい!(東山区・御朱印)

珍しく京都へ。私の住む和歌山からは、もちろん日帰りは可能なのですがやや遠いので、行きたいけれど頻繁には行けないなぁ、という距離感です。

先日たまたま、京都に行く用事ができたので、ついでに京都でお寺巡りもしてきました。

ぜひとも行きたかったのが、東福寺塔頭の勝林寺。インスタグラムでよくこだわりの御朱印の写真を見かけていて、素敵なお寺さんだなぁ、行ってみたいなと気になっていたのです。見開きの御朱印帳があることも知りました。

というのも、ちょっと前に奈良の榮山寺で、初めて見開きの切り絵御朱印をいただいたのですが、保管をどうしようかと考えていて。いつもの御朱印帳に折って貼るのはもったいないし、ファイリングするのは味気ないし…。やっぱり見開き御朱印帳が欲しいなと。ただ、個人的なこだわりで、御朱印帳メーカーから直接購入するのではなく、お寺オリジナルの物が欲しいんです(笑)。

それで思い浮かんだのが、インスタでよく見かけた勝林寺さんでした。それよりも近場のお寺には、授与されている所はなさそうだし。これは見開き御朱印帳をゲットしに行かなければと、憧れの(笑)勝林寺さんへ参拝することにしました。

HPを拝見すると、ちょうど秋の特別拝観中とのこと。良いタイミングでの参拝がかなってラッキーです★

※秋の特別拝観は、12月5日までです。

 

東福寺塔頭のお寺なので、東福寺の近くにあります。東福寺には塔頭寺院がたくさんあり、勝林寺さんへ向かう途中にも、特別拝観や御朱印授与をしているお寺をちらほら見かけました。お邪魔したかったけれど、今回は時間の関係で見送り。また伺いたいです。

JR奈良線東福寺駅を下車し、東福寺方面へ歩きます。途中勝林寺の看板が出ているので、迷わず到着できました。

徐々に紅葉が色づいてきた時期でもあり、東福寺周辺は多くの参拝客で賑わっていました。

これでも、コロナ前はさらに外国人観光客も大勢いて、もっと混雑だったんだろうなぁ…💦人出が増えたとはいえ、確かに今が国内観光のチャンスというのも、分からなくはないです。私も人混み苦手だし(笑)。

 

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↑東門。南門は階段を上って風情がありましたが、特別拝観期だからか、南門は閉められ東門からの入場となっていました。

 

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↑門をくぐってすぐ、拝観料600円を受付で支払います。受付の方も、秘仏拝観時のスタッフの方も、授与所の方も、皆さんとても笑顔で気持ち良い対応をしてくださいました。

 

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↑花手水❁素敵ですね♡よく見るとカニ🦀やお地蔵さんもいます。

 

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↑境内は広くはありませんが、とてもよく手入れされています。和傘やお花など、見る人を楽しませてくれる演出が楽しいです。紅葉も徐々に色付き、たくさんの人が写真を撮っていました。

 

勝林寺は、臨済宗大本山東福寺塔頭寺院の一つで、1550年(天文19年)に創建されました。

御本尊は毘沙門天王像。東福寺創建以前の、10世紀後半(平安時代)の造立とも伝えられています。

美しい四季の風景と、華やかな花手水、期間限定のものも多い種類豊富な御朱印などで、若い人にも人気のお寺さんです。

HPを拝見すると、座禅体験や写経・写仏体験なども開催されているとのこと。

 

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↑あいにくの曇り空だったのがちょっと残念。それでも、紅葉と和傘で、ああ、京都だなぁー、良いなー、と、思わず笑顔になりながら写真を撮っていました( ´艸`)

 

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↑ところどころ、ミニ花手水のようなスポットもあり可愛いです❁

…あれ!紅葉の写真を撮るのに夢中で、本堂の写真を撮っていませんでした💧

 

本堂に上がり、お正月・春・秋の特別拝観期間のみ公開される、秘仏毘沙門天王像を拝観しました。

御本尊の毘沙門天王像は思った以上に大きく、迫力がありました!近くでじっくり拝ませていただきました。平安時代の作とも伝わる仏像で、かなりの年季を感じるものの、しっかり綺麗な姿で残っていることにも感動しました。

毘沙門天王像の両脇には、吉祥尊天像と善膩師童子像。この脇侍は、毘沙門天王像よりも新しいものだとお寺の方が教えてくださいました。確かに、彩色もよりはっきりしており、毘沙門天王像と比べるとよくわかります。

また、堂内の虎の大襖絵も見ごたえがありました。1926年(大正15年)作のものです。虎は毘沙門天さんのお使いですものね🐅

 

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↑ここにも虎さんを発見🐯

 

秘仏毘沙門天さんと、紅葉が彩る美しい境内を堪能して、御朱印をいただきました。

もちろん、お目当ての見開き御朱印帳を!

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↑こちら、今秋新しく出された紅葉&和傘の見開き御朱印帳を購入しました♡

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素敵です~♡

見開き御朱印帳は、他に通年授与されているデザインが2種類ほど。さらに、見開き用御朱印ホルダーもありました。

もちろん、見開きではない普通の御朱印帳もデザインが数種類。どれもデザインが良いですよね。おしゃれな和モダンで、新作が出るたびに欲しくなるのも分かります~。

 

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↑見開き御朱印帳の1ページ目に書かれている御朱印です。

 

そして、書置きの御朱印もこれまた種類がたくさん。迷ったけれど、今回はこちらの1種類のみ拝受しました。

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↑見開き切り絵御朱印、紅葉と和傘。これも素敵だなぁー。センスが良いです。

御朱印の直書きは時間帯が決まっており、この日は既に受付が終わっていました。次の機会には、直書きでいただけるといいな。

 

とっても京都らしい、素敵なお寺さんでした(*^^*)京都に来たら、またぜひ立ち寄りたい場所になりました♡

 

 

勝林寺

住所:京都府京都市東山区本町15-795

shourin-ji.org