元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【奈良】おふさ観音の秋のバラまつり。境内には”メダカの学校”もある!(橿原市・御朱印)

奈良・橿原市へ。

インスタグラムで拝見しているおふさ観音さんへ、初めて参拝しました。

「花まんだらのお寺」とも呼ばれるおふさ観音は、境内が花で彩られ、春と秋はバラまつりが開催されています。夏の風鈴まつりも人気みたい。

今回は、秋のバラまつりの期間で参拝することができました🌹

📝( ..)φメモメモ

・春のバラまつり 5月15日~ 6月30日
・秋のバラまつり 10月19日~11月30日
・風鈴まつり 7月1日~ 8月31日

 

近鉄橿原線大和八木駅から、南に徒歩約25分。暑くも寒くもない日は、歩くのが苦になりません(^^)

 

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↑山門。あれ、屋根の上に金のしゃちほこがいる!?

 

おふさ観音は、その変わった名前が気になりますが、正式名称は十無量山観音寺。高野山真言宗のお寺です。

その起源は、

その本堂が建つ辺り一帯は、かつて「鯉ヶ淵(こいがふち)」と呼ばれる、大きな池でありました。
時は慶安3年(1650)4月、ある日の早朝のこと。この地で暮らす「おふさ」という娘さんが、鯉ヶ淵のそばを歩いていると、白い亀の背中に乗った観音様が、目の前に現れたのです。おふささんは、池のそばに小さなお堂を建て、そこに観音様をおまつりすることにしました。
その観音様は、色々なお願い事をかなえてくださるとして、近くの村人たちに厚く信仰され、大切にまつられました。やがて誰からともなく「おふさ観音」と呼ばれるようになったといいます。

(おふさ観音HP「「おふさ観音」とは|おふさ観音」より)

おふささんという女性が由来だったのですね👀

御本尊は、十一面観音。かつて比叡山北谷の観音院の御本尊だったのを、1650年(慶安3年)にご遷座し祀られてきたそうです。

 

山門をくぐると、バラがたくさんの温かみある境内が迎えてくれます。

 

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↑「良い一日となりますように!」のメッセージが嬉しいです。

 

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↑手水舎。水がたぷたぷです( ´艸`)

 

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↑あいにくの曇りの時間帯がちょっと残念でしたが、たくさんの鉢植えのバラが並んでいます🌹

 

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↑境内のバラは、その数なんと、約3,800種類(約4,000株)!🌹副住職さまを中心に、丹精込めて育ててこられたそうです。

バラまつり|おふさ観音

 

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↑バラはそれぞれ、色も形もさまざま。バラってこんなに種類があったんだ!と驚きました🌹

 

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↑山門からまっすぐ進むと本堂があります。明治初期の建築です。

本堂手前の寺務所で拝観料300円をお支払いし、本堂の中を拝観させていただきました。

十一面観音像をはじめ、阿弥陀三尊像、北向き千手観音像、弁財天像、成道仏(菩提樹の下で悟りを開いたお釈迦様)、誕生仏(生まれてすぐ「天上天下唯我独尊」と説いたお釈迦様)など、たくさんの仏像を拝観することができました。

そして、バラまつり期間中には、特別に「生き人形」も公開されています。

生き人形とは、生きた人間そっくりに作られた人形で、幕末から明治にかけて人気を博したそうです。おふさ観音の生き人形は、明治の生き人形師安本亀八氏作の飯田喜八郎像。飯田氏は、明治のおふさ観音の発展に尽力した人だとか。

確かに、髪の毛一本一本や肌のシワ、静脈まで、精巧に作られていました。サイズは小さめですが、もし等身大だったら、本物の人間と見間違えてしまいそうです。

本堂をゆっくり拝観して、境内を散策。

 

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↑恵比須尊天社。大和七福神霊場の恵比須さんです。

 

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三宝荒神堂。

 

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弘法大師空海を祀る、大師堂。

 

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↑弁財天、愛染明王、玉置大神を祀るお堂。

 

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↑鐘楼。

 

そして、バラ園の奥には…。

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↑「メダカの学校」。えー、何ナニ!?

 

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↑このたくさんの水槽の中に、たくさんのメダカちゃんたちが泳いでいるのです!🐟

しかも、一つの水槽に一つの種類。どれだけ種類があるんだろう?というくらい、たくさんの種類のメダカちゃんたちがいました。私が知るメダカと言えば、小学校の教室で飼っていた、ちっちゃい子たちで、色も地味だったのですが😅

しかし、ここには大きさも形も色も、多種多様なメダカちゃんたちがいました。へぇー、こんなメダカがいたのか!と、びっくりびっくり。バラよりメダカを見ている時間の方が圧倒的に長かったです(笑)。

 

それぞれの種の、名前もユニークです。

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紀州黄金黒鱗。ああ、私のスマホのカメラでは、メダカちゃんが全然綺麗に撮れません( ノД`)

 

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↑サバの極み。メダカなのにサバって名前を付けられて!面白いですね~。インパクトあります( ´艸`)確かに、サバのような色合い!

 

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↑ここを通って本堂裏に行くと…。

 

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↑バックヤードにも、メダカの水槽がずらーり!育てている最中の子たちかな?

 

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↑魔王!カッコいい…。ちょっと黒っぽいですね。

 

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↑垂水ロングフィン。尾がスッと長いです。

その他にも、ユニークな名前のさまざまな種類のメダカちゃんたちが、元気に泳いでいました。写真を撮るのが難しかったので、ぜひ実際に見てみていただきたいです🐟

 

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↑本堂裏には、絵馬が飾られています。バラの絵馬もあって可愛い🌹そしてここからは、中で拝観した北向き千手観音像が拝めます。

 

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↑さらに奥には、喫茶「茶房おふさ」と、日本庭園「円空庭」があります。

私は事前情報で茶房おふさを知って、ぜひともここでお茶したい!と思っていました。しかし、この日は残念ながら茶房おふさはお休みでした。(´;ω;`)HPを見ても不定休とあるので、開いていたらラッキーという気持ちで行くのが良いかもしれません(笑)。

 

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↑紅葉も相まって綺麗です♡鯉が泳いでいます。

 

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↑こちらは亀の池🐢甲羅干しをしている亀さんがたくさん🐢🐢🐢

 

寺務所で御朱印をいただきました。とてもご丁寧に対応いただきありがとうございましたm(__)m

全部で4体です。

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↑直書き。右は大和十三佛第8番の観世音、この字体がとても良いです(*^^*)左は、大和七福八宝の恵比須天。

 

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↑書置き。右は「童心」、空を見上げる子供の絵がとっても可愛いです♡左は、バラまつりの特別御朱印。大きなバラの印が素敵です🌹

 

規模は大きくないものの、見所がたくさんあって、親しみやすくて、とても良いお寺さんでした。

今度は、夏の風鈴まつりにぜひ参拝したいです🎐その時には、茶房おふさも開いているといいなぁ( ´艸`)

 

 

おふさ観音

住所:奈良県橿原市小房町6-22

www.ofusa.jp