元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

ウィル・スミス主演映画『素晴らしきかな、人生』(原題:Collateral Beauty)

映画鑑賞記録。ウィル・スミス主演の2016年の映画、『素晴らしきかな、人生』をAmazonプライムで観ました。

あれ、このタイトルどこかで聞いたことある…。そう、1946年の映画『素晴らしき哉、人生!』ととタイトルがかぶるのですが、リメイクではなく全く別物の話のようで。しかも、1946年のは原題が“It’s a Wonderful Life”、今回のは原題が“Collateral Beauty”。全然違うのに、邦題でがっかりなパターンです(笑)。

映画自体は、私は最後わりと感動しましたし、種明かしに驚かされたし、余韻の残る良い映画だったのではないかと思います。

主演のウィル・スミス以外にも、エドワード・ノートンケイト・ウィンスレットキーラ・ナイトレイなど、助演陣もスターぞろいで豪華でした。

 

『素晴らしきかな、人生』(2016年米)

原題:Collateral Beauty

監督:デヴィッド・フランケル

出演:ウィル・スミス、エドワード・ノートンケイト・ウィンスレットキーラ・ナイトレイヘレン・ミレンほか

Amazonでの視聴はこちら→素晴らしきかな、人生(字幕版)

予告編↓

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舞台はニューヨーク。広告代理店の共同経営者として成功を収めていたハワード(ウィル・スミス)は、最愛の娘を失ったことによって失意のどん底にいた。仕事への熱意を失い、別人のように変わってしまったハワード。しかし、会社の経営にも影響が出てきたため、同僚のホイット(エドワード・ノートン)やクレア(ケイト・ウィンスレット)らは頭を悩ませる。打開策を講じるべく、偶然知り合った3人の舞台俳優に協力を仰ぐのだが…。

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ネタバレを避けたいので詳しくは書きませんが、最後の種明かしは全然気づかなくて、「そういうことだったのかー!」と結構びっくりしました。と同時に、感動してしまったなぁ。

 

正気を失った(ように見える)ウィル・スミスが、ドミノを積み、倒すシーンが何度か出てくるのですが、そのドミノが壮大👀そして、そのドミノが何かを意味し象徴しているのだろうな…とずっと気になっていました。

しかし、考察の浅い私には、それが何なのかはっきりとは分からないし、うまく言い表せません😅

 

ハワードだけでなく、ホイット、クレア、サイモン(マイケル・ペーニャ)ら同僚たちもまたそれぞれ悩みを抱えていて、その悩みに向き合い前に進んでいく姿が少しずつ描かれていたのも良かったです。

3人の舞台俳優が出てくるシーンは、どことなくユーモアもあり。特にヘレン・ミレンの存在感が群を抜いていました。

 

冒頭でも述べましたが、原題が”Collateral Beauty”で、重要なシーンでのセリフにもこのワードが出てくるのに、変な邦題のせいでそれが分かりにくくなっていたのは非常に残念です(´Д`)

 

エンディング曲、OneRepublicの「Let's Hurt Tonight」も素敵でした。耳に残る印象的な曲です。

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