元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【大阪】生國魂神社の目の前。縁切り・縁結びの神様を祀る持明院(天王寺区・御朱印)

大阪・天王寺区をぶらり。

地下鉄谷町線千日前線谷町九丁目駅から徒歩約3分の場所にある小さなお寺、持明院を参拝しました。

”いくたまさん”こと生國魂神社の目の前にあります。しかし、とってもこぢんまりとした門構えなので、以前は気付かずに通り過ぎてしまっていました💦藤次寺もすぐ近くにあります。

 

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↑山門。ひっそりと静かにたたずむお寺です。

 

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↑境内。奥に見えるのが本堂です。

 

持明院は、真言宗御室派のお寺。御本尊は大日如来です。戦火により昔の資料を焼失してしまい、創建年などは不明とのこと。

摂津国八十八カ所の第22番札所になっており、摂津国八十八カ所霊場HPによると、

当寺は、草創のころは生玉十坊のひとつで「曼荼羅院」と呼ばれ、生玉宮(現 生國魂神社)内にあった。明治維新廃仏毀釈のさいに、生玉宮を出て、現在地に移転して今に至っている。
その昔、慶長以前、豊臣秀吉大坂城築城のころは、この界隈には木村長門守重成の屋敷があった。院中坊舎のかたわらには、いまもなお加藤清正朝鮮出兵のさいに持ち帰った唐木白檀移植の古碑が残る。
当寺には、江戸前期の国学者、契沖阿闍梨が止往したことがある、江戸末期の文人画家、田能村竹田も、その若き日に浦上玉堂と当寺に同宿したことが、「竹田荘師友画録」「山中人饒舌」(共、竹田著)に記されている。しかし、惜しい事には、当寺に伝わった契沖や竹田の遺墨画稿は、大阪大空襲によって灰塵と化し去った。また、境内には、江戸前期の俳人、滝瓢水の墓石が残る。

(「摂津国八十八所巡礼_第22番_持明院」より)

 

私がオロオロと(笑)境内に入ると、女性の方が「初めてですか?」と声をかけてくださり、簡単に説明してくださいました。

本堂の他にぜひお参りしておきたいのが、山門をくぐって左手にあるこちらのお堂。

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↑橋姫大明神、卯之日大明神、廿日大明神、とあります。この3神を祀るお堂なのですが、それぞれ、橋姫大明神は縁切り(男女の悪縁)、卯ノ日大明神は縁結び(良縁。入学、就職)、廿日大明神は開運・商売繁盛にご利益があるとされるのですね。

右から入って、まず橋姫大明神に縁切りをお願いし、それから卯ノ日大明神に縁結びをお願いすると良いそうです。

こちら持明院は縁切り・縁結びの神様として知られているのだそう。同じく縁切りのお寺として有名な、こちらも天王寺区鎌八幡さんを思い出しましたが、持明院の方が雰囲気はだいぶ穏やかです😅


寺務所で御朱印をお願いしたところ、とても丁寧にご対応いただきました。開運暦も頂戴しました。

 

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摂津国八十八カ所霊場第22番の御朱印です。

 

小さなお寺ですが、優しいご対応と温かな雰囲気を感じる場所でした。いくたまさんへ参拝する際には、こちらにもぜひ寄りたいですね(*^^*)

 

 

持明院

住所:大阪府大阪市天王寺区生玉町2-15

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