【大阪】月替わり御朱印がいただけるようになった、ミナミの法善寺★苔がはがされた仏像とご対面
大阪・ミナミの繁華街にある、法善寺横丁で有名な法善寺へ、2度目の参拝へ。御朱印集めを始めて間もない頃に来て以来です。
前回の訪問記&御朱印↓
今回法善寺に訪れた目的は二つ。一つは、つい先月ニュースで、法善寺の有名な苔むした仏さまの苔がはがされてしまうという出来事を知ってびっくりしまして。
苔をはがされた仏さまの様子はどうなのだろう…と気になっていたのでした。
↑続報にもある通り、苔をはがした人は「きれいにしたかった」との気持ちからで悪意があってやったわけではなく、反省しているとか。お寺さんの側も、被害届を取り下げているそうなので、外野がいろいろ言うよりも、これからも参拝に伺って温かく見守っていければいいのかな、と思っております😅
もう一つの理由は、法善寺さんは今年から、月替わりの御朱印の授与を始められたとインスタグラムで知りまして😆とっても素敵な御朱印だったのでぜひいただきたく、1、2月は行くタイミングがなくて、3月になってようやく行けました。
ミナミのこの辺りはいつも賑わっていて、法善寺にもひっきりなしに参拝者が訪れ、お不動さんに水を掛けていきます。
法善寺横丁の雰囲気は、賑わってはいるけれど、どことなく昔ながらの粋な風情や情緒を感じる気がして、なんだか好きなんです。私にとっては、ここもザ・大阪!の印象。
お参りの人が後を絶たないので、水掛不動さんの写真は正面から撮れず。
横から撮ってみました。
↑大きな水掛不動さんは健在で、全身苔に包まれた変わらないお姿。
苔がはがされてしまったのは、両脇の小さな仏像の頭部でした。
↑頭部だけ苔がはがされて、お顔があらわに!
ちなみに両脇の仏像は、矜羯羅童子(こんがらどうじ)と制吒迦童子(せいたかどうじ)。
↑こんなお顔をされていたのね👀
苔がはがされてしまったのは残念で、このニュースを初めて聞いた時は「けしからん!」と思ってしまったりもしましたが、
既にお寺の方も被害届を取り下げているということですし、本来のお顔が見られるようになって、これからまた苔が生えて育っていく様子を見守っていけると前向きに捉えたいです。
うまく言葉にできないけれど思いを込めて、そしてウクライナの人たちに早く平和な日々が訪れるようにとの願いを込めて、お不動さんに水を掛けました。
御朱印をいただきに寺務所へ。
通常御朱印は前回いただいたので、今回は新しく授与が始まった2種類を拝受しました。どちらも見開きです。
↑西向不動明王の御朱印。全身緑のお不動さんは、全身を苔に覆われたお姿そのものですね(*^^*)こちらは月替わりではなく、特に期間は書かれていませんでした。
↑こちらは3月限定の御朱印。3月はお彼岸ですものね。素敵な仏画です。
いただけなかったけれど、2月の御朱印は涅槃図で、そちらも綺麗でした。仏さまが描かれていて、季節にまつわるテーマで作られているのがとても好印象です。
寺務所の方のご対応も丁寧で、ミナミの真ん中でほっこりする時間を過ごせました。
また来月もお参りに来たいです。2体の仏像の、苔の育ち具合を見守りますよ( ´艸`)
法善寺