元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【大阪】立体御朱印がキラキラ★素敵な庭園に癒される、東光院萩の寺(豊中市・御朱印)

大阪・豊中御朱印さんぽ👣

豊中までやって来た一番の目的は、ここ、東光院萩の寺を参拝したかったからです。

萩の寺っていう名前が素敵だなぁ、というのと、Instagramで見た”立体御朱印”がとても綺麗で、ぜひ拝受したい!と思ってやっと来ることができました🎶

阪急宝塚線曽根駅から、東へ徒歩約5分の場所にあります。曽根駅からすぐ、参道の看板が出ていたのでとても分かりやすかったです(*^^*)

 

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↑山門。手前には駐車場があります。

 

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↑山門前の竹が清々しくて、ここで既に身も心も清められそうな雰囲気(笑)。

 

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↑拝観料200円を料金箱に入れます。「御朱印だけの方は拝観料不要です」というような看板がありましたが、私はしっかり参拝させていただきたいので、迷わずお納めしました。

 

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↑駐車場にあった北向延命地蔵尊。お寺の目の前にある萩の寺公園の、「えんめいばし」命名ゆかりのお地蔵様です。

 

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↑山門をくぐると、綺麗に手入れされた、緑がいっぱいの広々とした境内が迎えてくれました。一歩足を踏み入れてすぐ、このお寺、好きだなぁ(*^^*)と、気分が高まりました(笑)。

 

東光院は、曹洞宗のお寺。境内には萩が随所に植えられており、「萩の寺」の名前で親しまれています。毎年9月には「萩まつり」が開催されているので、ぜひその季節にも訪れてみたいものです。

その始まりは735年(天平7年)に行基が開創したという、非常に古い歴史を持つお寺です。御本尊は薬師如来

もと当山があった豊崎あたりは、古くから死人が出ると淀川河畔に捨ててしまう風習があり、「浜の墓」とも呼ばれていました。のちに行基菩薩がこの地を訪れたとき、浜に風葬されている光景を見て、民衆に我国で初めて火葬の方法を伝授しました。天平7年(735)、行基68歳の秋のことといいます。
行基菩薩は荼毘に付した死者の霊をなぐさめるため、自ら一体の薬師如来像を造り、その仏前に淀川水系に群生する萩を手折り供えました。それを縁に人々の浄財で薬師堂を建立したのが東光院の始まりです。

(「奈良時代、行基菩薩による草創|由緒と歴史|東光院 萩の寺 【大阪・豊中】 」より)

 

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↑綺麗なお顔の観音さま。「魯山人観音」とあります。手前に活けられたお花も素敵❁

 

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三十三観音堂「お砂踏み霊場」。御本尊は厄除薬師如来。これは、かつての川崎村(現:大阪市北区天満)にあった、川崎東照宮が廃社される際、本地仏をこちらへ移されたのだそうです。

 

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↑この庭園は、「萩露園」と名付けられています。大阪みどりの百選にも選ばれていて、秋には三千株もの萩の花が咲き誇るとか。見てみたい!

 

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↑庭園越しに見えるお堂が、本堂です。

 

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↑東照閣仏舎利殿(あごなし地蔵堂)。

 

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↑上述の川崎東照宮の、本地堂だったのですね。

 

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↑さらに、「スリランカ国請来 釈迦牟尼仏舎利塔」とあります。中には入れませんでしたが、覗いてみると…。

 

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↑白い仏塔が!

萩の寺は、スリランカと友好を結んできており、こちらはスリランカの寺院から寄贈されたものだそうです。

 

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↑御本尊の薬師如来さまや、十一面観音、毘沙門天像がいらっしゃる本堂。静かに手を合わせました。こちらの本堂は、1999年(平成11年)に再建されたばかりとあって、まだ新しく綺麗です。

 

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↑吉祥林永代塔に安置された、釈迦如来白仏尊(ホワイト・ブッダ)。こちらもスリランカゆかりだそうです。

 

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↑宝船に乗った、楽しそうな七福神さんたち。

 

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↑本堂側から、萩露園を。植栽中につき入れません~。

 

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↑寺務所の隣には、道了大権現堂。遠く小田原の最乗寺より勧請したのですって。しかも、豊臣秀吉ゆかりだったとは。

祭神の道了大権現は、名を妙覚と号し、修験道の奥義を極め、神変自在の神力を現した室町時代の禅僧で、小田原の大雄山最乗寺の開山・了庵慧明(りょうあんえみょう)禅師に随身していましたが、応永18年(1411)了庵禅師遷化の翌日、山門守護を誓願、天狗に化身して神籍に加えられた仏様です。関東地方では「小田原の道了さん」と呼ばれ、畏敬され信仰されています。
天正18年(1590)、豊臣秀吉公が小田原征伐の陣中にて夢告を受け、「両翼脱落」の奇瑞を得たことから、遠く大阪の発展を願って大雄山最乗寺より勧請されました。

(「道了大権現堂|境内|東光院 萩の寺 【大阪・豊中】 」より)

 

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↑お堂の前の、道了大権現石像。

 

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↑大きな写経塔がありました。

 

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↑ところどころに、小さな仏さまがほほ笑んでいて可愛らしいです。

 

参拝を終え、寺務所で御朱印をいただきました。まずは通常御朱印

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↑右が薬師如来、新西国霊場の第12番札所になっています。

左は毘沙門天。阪急沿線七福神毘沙門天さまです。三重塔の形をした朱印が可愛いです♡

 

そして、こちらがどうしてもいただきたかった、春詣の立体御朱印

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↑とっても素敵♡右下の蝶の羽が立体になっています🦋そして、左下の2つのお花の真ん中には、スワロフスキー💎切り絵御朱印はよく見かけるようになりましたが、このような御朱印は初めて拝受しました。

綺麗で折るのはもったいないので、もちろん、見開き御朱印帳に貼って保管します🎶

 

境内の雰囲気が良く、とっても気に入った萩の寺。これからもっと緑が映える季節になると思うので、ぜひ再訪したいです。立体御朱印のような限定御朱印も、時々出されている様子。

ご縁に感謝し、また伺います!

 

 

東光院 萩の寺

住所:大阪府豊中市南桜塚1丁目12-7

www.haginotera.or.jp