【大阪】”でんぼの神様”や”がん封じ”の信仰が篤い石切劔箭神社。神宝公開も見てきました(東大阪市・御朱印)
大阪・東大阪市の石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)を初めて参拝しました⛩
大阪では有名な神社と聞き、ぜひ参拝してみたかったのです✨名前がカッコいいし!「石切さん」と呼ばれ親しまれているようです。
近鉄けいはんな線新石切駅から、徒歩で7分くらい歩いて到着。途中にはEarly's Cafeというおしゃれなカフェがあります☕
神社に到着すると、すぐに境内に入ってもよかったのですが、境内と反対の南側に目を向けると、大きな門が見えました。せっかくなのでその門の方から入ろうと思い南に進むと、その門は大きな絵馬殿でした。絵馬殿のそばに駐車場があり、さらに南にはなんと!
↑どどーん!どえらい大きな、そしてちょっと変わった形の白い鳥居がありました。大きな鳥居自体は珍しくないけれど、この鳥居は個性的!
↑青空に映えますねぇ。思わず空を見上げて写真を撮りました⛩
この巨大鳥居から参拝開始。
↑干支の大絵馬です🐯
↑これが絵馬殿、最初に見えていた大きな門です。屋根に注目!てっぺんに、剣と矢が天に向かって立っています⚔🏹カッコいい!
↑絵馬殿の左右には、仁王像ならぬ…どなたでしょう?左のこの方は、矢を構えています🏹
↑右のこの方は、剣を持っています⚔
↑絵馬殿近くにいた、親子の神馬さん🐎子馬が可愛いです。
そしていよいよ、社殿の方へ。
↑まず、普通の週末なのに人の多さに驚きました。写真ではモザイクをかけているので分かりにくいですが、正直こんなに人が来ているイメージを持っていなかったのでびっくり👀
↑拝殿前には茅の輪が設けられており、私も半年の汚れを落とすべくくぐってきました。ただ、近くにお百度石があって、ぐるぐるとお百度参りをしている人の多いこと!お百度石自体は神社で普通に見かけるものだけれど、お百度参りをしている人を見ることはそんなになかったので、なぜここではこんなにたくさんの人がお百度参りをしているのか?とびっくりしましたよー。
そして、茅の輪くぐりの自分はお百度参り組と混ざってしまって、あれれれ、私こっちじゃない、となりました(笑)。
暑い中皆さん熱心にお百度参りされていて、すごいです。私も次回やってみたいな。
石切劔箭神社は、その創建はよく分かっていません。
今からおよそ700年前、足利時代の末に兵火にかかり、社殿などが焼失してしまったため記録が残っていないのだそうです。
しかし、
天文五年(1536年)に当神社社家の祖先藤原行春大人が社家に伝わる口伝をまとめた『遺書伝来記』によれば、神武天皇紀元二年、現生駒山中の宮山に饒速日尊を奉斎申し上げたのをもって神社の起源とし、崇神天皇の御代になって「下之社(現本社)」に可美真手命が祀られたとあります。
(「石切劔箭神社 参詣のしおり」より)
とのこと。神武天皇2年(紀元前659年)が起源だとしたら、相当古い歴史を有する神社ですね👀
上記からも分かるように、御祭神は饒速日尊(にぎはやひのみこと)と可美真手命(うましまでのみこと)の二柱。
詳しくは神社のHPにも記載があります。→石切劔箭神社(石切さん) / 御祭神
また、ここは”でんぼの神様”や”がん封じ”の信仰が篤く、健康や病気平癒を願って参拝する人が絶えないのだとか。でんぼとは、腫れ物のことです。
私も自分と周りの人、そして愛犬ぽー🐶の健康を願い、二礼二拍手一礼でしっかり手を合わせてきました🙏
↑↓拝殿前の狛犬さん。
↑本殿に隣接した、神輿殿。
↑さらにその隣には、神楽殿。こちらはまだ新しそうです。
↑水神社。周りは小さな池になっていて、亀さんがいましたよ🐢
↑末社の神武社と、五社明神社。神武社はもちろん神武天皇が御祭神です。五社明神社の五社とは、恵比須大神、大国主大神、住吉大神、稲荷大神、八幡大神。
↑本殿と繋がった小さな橋が、良い感じです😄橋の向こうも見てみます。
↑これは何だ??「願いを託す祈り亀」とあります🐢願い事を書いた紙を、亀さんのお腹に納めてここに放すと、亀さんが祈り続けてくれるのですって👀
↑数えきれないくらいたくさんの祈り亀さんたち。首を上げている亀さん、上を目指しているようにも見えますね(^^)
↑末社の乾明神社。
↑末社の穂積神霊社。
さて、石切神社では現在、「改元奉祝事業 永永無窮」と題した神宝公開が行われています。今更改元?と思ったら、延期となっていたのがようやく開催される運びとなったのですね👏
今年(2022年)10月までの各月1・8・15・22日、および10月21日、土日祝の公開です。拝観料500円。
もちろん拝観しますよ!お寺の仏像や寺宝公開にはよく行きますが、神社の神宝公開は実は初めてかもしれません。
↑宝物館内で開催されています。
授与所または崇敬会館で、拝観希望の旨を伝え、拝観料500円を支払います。拝観券替わりに渡されたのがこちら!
↑厄割符。これを、宝物館の入口で半分に割り、「厄」と書かれた方を落として入場するのですね~。面白ーい!力を入れなくても簡単に割れましたよ( ´艸`)この厄割符があれば、期間中何度でも入場できます。
宝物館内はもちろん撮影禁止なので写真は撮っていません。復元された太刀「石切丸」などの刀や矢、三角縁神獣鏡など、数々の神宝を近くで見ることができました✨
御朱印をいただきました。神宝公開に伴い授与されている、記念御朱印が2種類!
↑2枚とも、とてもカッコいい御朱印です。
賑わいがあり、規模感も広すぎず狭くもなくちょうどよく、信仰が根付いた良い雰囲気の神社でした。ぜひまた参拝したいです。