【大阪】ひょうたん形の古墳に鎮座する、瓢箪山稲荷神社。珍しい占い「辻占」もある(東大阪市・御朱印)
近鉄奈良線瓢箪山駅から徒歩約5分の場所に鎮座しています。瓢箪山、とっても気になる名前の駅です😄
瓢箪山駅のホームに、( ,,`・ω・´)ンンン?気になるものを発見。
↑なんと、駅のホームに、楠木正行の墓碑!?なぜ駅のホームに??
楠木正行は言わずと知れた、楠木正成の息子です。これまでゆかりの寺社をいくつか参拝したこともあります。
が、お墓については全然知らなかったのでググってみたところ、Wikipediaには下記の記述がありました。
大阪府東大阪市六万寺町の往生院六萬寺にも墓があり、こちらには胴体が葬られている。正行が幼少期の時分に往生院で学んでいたことや、また四條畷の戦いの際に正行が往生院に本陣を置いていた関係のためである。
(「楠木正行 - Wikipedia」より)
なるほど、東大阪市の往生院というお寺にお墓があるのですね。その最寄り駅がここ、ということか。ちなみに、首塚は京都にあるそうです。
駅から瓢箪山商店街を通って、神社へ到着。
↑赤い鳥居が分かりやすいです。そして、なんだか神秘的な雰囲気を感じる一帯。
↑こちらから参拝です。
↑手水舎には狐さん!さすが稲荷神社です🦊
瓢箪山稲荷神社は、1583年(天正11年)の創建です。公式HPがないようなので、御由緒はWikipediaを参照してみます。
羽柴秀吉が大坂城築城にあたり、巽の方(大坂城の南東)三里の地に鎮護神として伏見城から「ふくべ稲荷」を勧請したことが由緒とされている。 現在の本殿は、慶応2年(1866年)に建てられたものである。
神社本殿の背後にある小丘は、通称「瓢箪山古墳」とよばれる、古墳時代後期・6世紀末ごろに作られた双円墳で、北側を大塚(狐塚)、南側を鬼塚と呼ぶ。山畑古墳群の中で最大・最古のもの。 そのヒョウタンに似た形状から、古墳および一帯の地名が「瓢箪山」と呼ばれるようになった。
(「瓢箪山稲荷神社 - Wikipedia」より)
へぇぇ、秀吉さんが関係していたとは!
そして、神社の背後にある古墳の形がひょうたんに似ていることが、この地の名前の由来となっていたのですねぇ。面白いです。
御祭神は若宇迦乃賣命(わかうかのめのみこと・保食大神)。
ちなみに、日本三稲荷の一つとも言われているそうなのですが、日本三稲荷については諸説あり。伏見稲荷は絶対ですが、他はさまざまな神社が候補になっています(笑)。
↑夏越大祓の茅の輪が設けられていたので、くぐらせてもらいました。
少し高い所にある社殿は年季が入っていて、歴史を感じます。
↑お賽銭箱の神紋?、ひょうたんの形+「山」=瓢箪山!
↑拝殿前には、干支の大絵馬が飾られています。ここにもよく見るとひょうたんが描かれていますね😆毎年の干支とひょうたんがコラボするのでしょうか?毎年見たい!
社殿をぐるりと囲むように、たくさんの末社や稲荷神社が祀られていました。かなり雰囲気あります。
↑飛狐さん🦊下だけでなく、上を見ると、おおっ👀狐さんが飛んでいます🦊!後ろの竹やぶも相まって、カッコいいなぁ。
↑たくさんの神様。
↑社殿の真裏には、戸川神社。
↑こちらにも。
↑降りてきました。神馬さんもいます。
↑木の手作り風鳥居が、なんだかやけにスピリチュアルです…⛩
さて、瓢箪山稲荷神社が有名な理由の一つが、辻占(つじうら)という占いです。
私は占いをやらないので、今回も試しませんでしたが、なかなか他では聞いたことのない独特の占いとおみくじがあります。
こちらに詳しい紹介があります↓
万葉集にも登場する占い【辻占】の総本山「瓢簞山稲荷神社」 - ピカッと東大阪
↑社務所と反対側の東参道を進むと、占場があります。
↑私が訪れた時は誰もいませんでしたが、人気なのかな?
社務所で御朱印をいただきました。コロナ禍のためか分かりませんが、書置きでの授与となっていました。
↑金の印、よく見ると、お賽銭箱と同じ神紋が押されていますね♪ひょうたんの形+山😄
独特の雰囲気があって、とっても興味深く参拝させていただきました(*^^*)
ただ、仕方ないけれど、夏は蚊が多いですね💦虫除け対策をしていくといいかも。
瓢箪山駅に戻ってきました。
↑駅前の噴水も、ひょうたんの形です♪
↑商店街の入口を改めて見てみると、上にもひょうたんの形。しかも、ミニひょうたんがいっぱい!
名前の通り、ひょうたんづくしの瓢箪山でした😆