【大阪】何と読む?不思議な名前の止止呂支比賣命神社(住吉区・御朱印)
大阪・住吉区に鎮座する、止止呂支比賣命神社を参拝しました。
…えっ、何て読むの???
「とどろきひめみことじんじゃ」です。神社巡りをしていると、たまに、呪文のように長く珍しい名前の神社に出会えます。そんな長い名前の神社、結構好きです(笑)。これまで、自分の中では富田林の美具久留御魂神社(みぐくるみたまじんじゃ)が1位だったのですが、それに匹敵する名前の神社に出会えました😆
その珍しい名前がずっと気になっていて、ようやく参拝できました。南海高野線沢ノ町駅からすぐの場所にあります。
↑予想していたより大きく立派な神社でびっくり。長い神社名が刻まれた社標と、その向こうにそびえる石鳥居&注連縄がかっこいいです。
↑雨模様の日でしたが、水滴を湛えた注連縄がなんだか輝いて見えました✨
↑手水舎は、近づくと自動で水が出てくるタイプ。コロナ対策か、柄杓は撤去されていました。
止止呂支比賣命神社は、その創建は不明ながら、延喜式内社なので相当の古社ではあるようです。通称、若松神社とも呼ばれます。元は、住吉大社の摂社(奥之院)であったそう。
御祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)、稲田姫尊(イナダヒメノミコト)。そして止止呂支比賣命、と、神社でいただいた説明書きにありますが、こちらの神様のことはよく分かりません。Wikipediaでは、
社名のトドロキとは当時の境内にあった橋の名前から由来していると考えられる。また、稲田姫を『止止呂支比売』(トドロキヒメ)と呼んだことから由来する説や境内に流れていた小川がせせらぐ音、『轟く』(トドロキ)から転訛したことが由来とする説もある。
(「止止呂支比売命神社 - Wikipedia」より)
とのことです。
↑社殿前の狛犬さん。その向こうには、寅の大絵馬🐯この寅さん、ヒゲがたくましすぎじゃないですか😂
↑社殿を横から。社殿を建築物として見るのが好きなんですよね👀
↑わりと最近建て替えられたのでしょうか?新しく見えます。
↑社殿の奥の方に祀られているのは、霰松原荒神社。正式には、天水分豊浦命神社(あめのみくまりとようらのみことじんじゃ)と言います。
んんん…「霰」って何と読むのですかーっ( ノД`)
↑境内の外の看板でわかりました。霰(あられ)、ですね。
霰松原荒神社も式内社。元は住之江区に鎮座していたのが、1907年(明治40年)に合祀されたそうです。御祭神は、三宝荒神(天水分命、奥津彦命、奥津姫命)、大国主命、事代主命。
↑霰松原荒神社のお隣には、黒長社。蛇さんがいらっしゃいました🐍
↑遥拝所。
↑さし石?
↑稲荷社🦊
社務所で御朱印をいただきました。2種類の御朱印がいただけます。
↑止止呂支比賣命神社の御朱印です。シンプルで良き。
オリジナル御朱印帳もありました。
小雨降る中でしたが、それも風情となり、良いお参りができました(*^^*)また、耳慣れない長い名前の神社に出会えるのが楽しみです🎶
止止呂支比賣命神社