【奈良】西国三十三所番外札所・法起院。長谷寺門前にある、徳道上人のお寺(桜井市・御朱印)
2023年になりました。昨年書きたかったことが全然書ききれておらず、時間差でゆっくりアップしていこうと思います。
10月に奈良県桜井市の長谷寺を参拝した際、門前にある塔頭寺院の法起院にも立ち寄らせていただきました。
西国三十三所の番外札所としても知られているお寺です。
↑こちらから山門へ。
↑山門です。境内はこぢんまりとした小さなお寺ですが、西国巡礼の方々が多く参拝に訪れているようでした。
法起院は奈良時代の735年(天平7年)、徳道上人という僧により創建されました。徳道上人は、718年(養老2年)、西国三十三所霊場巡礼を始めたとされている人物です。
ここ法起院で、晩年を隠棲して過ごしたのだそうです。
宗派は真言宗豊山派、御本尊は徳道上人像。この像は上人の自作と伝えられるとか。
西国番外札所 長谷寺開山堂 法起院 【縁起】 (houkiin.or.jp)
私は西国巡りはしていませんが、現在も多くの人が巡礼を続けているその起源がここにあると思うと、長い時間信仰が受け継がれてきたことに感慨深くなり、思いを馳せてしまうのでした。
本堂のお写真を撮っていなかったので、以下は本堂以外を😅もちろん、まずは本堂にしっかりと手を合わせてから境内を回ります。
↑手前の小さなお堂には、弘法大師と馬頭観世音が祀られています。
↑弁財天堂。
↑仏足石。インドで制作されたのですって👀
↑笑顔が印象的…(^^;
↑本堂の左側に、徳道上人の御廟がありました。正面に見えているのが、上人御廟十三重石塔です。周囲には、西国三十三所各寺院の御砂が納められており、御砂踏みをしながら一周させていただきましたm(__)m
↑そばには、”はがきの木”もあります!
モチノキ科の常緑高木。葉の裏に尖ったもので書くと文字が浮かび上がる。「はがき」の由来となった言われる木。当院の葉書きの木に願い事を書くと叶うと言われている。
↑本堂に隣接した畳の間。
御朱印を2種類拝受しました。
↑「開山堂」と書かれた、西国三十三所番外の御朱印です。左上の1300年特別院は、閻魔大王と徳道上人さんですね☺
↑もう一体、「徳道上人」の御朱印もいただきました。
長谷寺だけでなく、西国三十三所の始まりとも言えるであろうこちらのお寺も合わせて参拝することで、より古くからの信仰に思いを馳せ、理解することができるのではと思います。
また長谷寺と一緒に、立ち寄らせていただきたいです。
西国番外札所 長谷寺開山堂 法起院 (houkiin.or.jp)