【北京】証明写真を撮りに、写真屋さん×カフェの北京照相Coffeeへ。何ここ、良いじゃない~
会社の、正確には前職の会社の総務なっちゃんと、ある手続きのため約束をしていた昨日。
なっちゃん(中国人。私が勝手にそう呼んでいる)から事前に、「〇〇姐(私のこと)、2寸の証明写真を持ってきてね。2寸は、大きいサイズ」と言われていました。
大きいのと言われても、2寸という大きさがピンとこなくて、具体的なサイズを聞いたら「3.5cm×5.3cm」と。
手元にそのサイズの写真がなかったので、撮りに行くことに。
日本では街ナカや駅構内で、セルフで証明写真が撮れる機械を見かけますが、
北京では写真屋さんを探さないといけません。
これまでは会社の近くにある写真屋さんで撮っていたけれど、家の近くで撮れるところないかな~。
と、思い浮かんだのが、ちょっと前に工体近くに登場した”写真カフェ”。
見かけた時に「写真カフェ~? 滑ってるんじゃないの」なんて心の中で思っていたので、覚えていたのです(笑)。
証明写真が撮れるかも、と訪ねてみたら…予想に反し、とっても良かった(笑)。
↑外観。
↑入って右手に、撮影用のスペースがあります。
店員さんに「証明写真を撮りたい」と言い、サイズを伝えます。店員さんは皆フレンドリーで愛想がとても良い。それだけでもはや印象が良いという(笑)。
2寸は4枚で60元。
↑奥には、メイク直しができる化粧台がありました。アイシャドウまである! やるなぁ。
↑この中で撮影します。
写真受け取りまでどのくらいかかるか聞いたら、「修正しないならすぐ。修正するなら午後になる」と言われ、すぐに欲しかったので修正なしと伝えました。
写真ができるまで、カフェラテ(31元)を飲みながら待つことに。
ラテアートの絵柄を選んで、と店員さんににこやかに言われる。何そのサービス(笑)。
ラテアート、上手いし(笑)。
待っている間、「どこの国の人?」「日本の証明写真は皆セルフで撮るんでしょ?」「中国語どのくらい勉強してるの?」とか、フレンドリーな店員さんと雑談。
↑赤い服のお兄さんが撮ってくれました。修正しなくていいと伝えたけれど、ちょっと修正してくれています。
写真はデータでももらえます。USBを持っていなかったので、メールで送ってもらいました。伝えたサイズのデータの他に、「必要な時に自分で好きなサイズにトリミングできるように」と、引きのデータもくれました。ちょっと感動(笑)。
↑写真を現像する機械も。
そんなこんなで、スムーズに証明写真を撮ることができました。
ここ、写真がすぐできてサービス良くてカフェ使いもできて、とても良かったです。
かつて「滑ってるんじゃないの」なんて悪態をついてたこと、心の中でそっと謝りました。
これから、証明写真を撮る時はここに来よう♪
北京照相Coffee
住所:北京市東城区東四十条新中街5号楼1号
【北京】白老虎屯も大小珈琲も、営業しています! 今の香餌胡同の様子
先日の記事でご紹介した白老虎屯。
最近、同店がある香餌胡同の整備(?)が進んでおり、
白老虎屯も従来の入り口を閉ざさざるを得なくなって、外観が変わったそうで。
通常通り営業しているとは聞いたのですが、このところ胡同の良いお店が、政府が進める区画整理(?)により次々と閉店や立ち退きにあっているので、
今日近くを通ったついでに、気になって見てきました。
東四北大街側から香餌胡同に入り、てくてく進みます。
↑こちらは理髪店。元々入り口だったところが、このように封鎖されていて、裏手から入るようになっています。他のお店も、このように灰色で従来の入り口が封鎖されていました。
白老虎屯、発見。
↑従来のエントランスが、このようになっていました。なんかちょっと寂しいな…。
で、今の入り口はというと、
すぐ西側に↓このような赤い門があるので、こちらから入れるようになっています。
通常通り営業中。よかったよかった。
ところで、この香餌胡同には、私の好きなカフェ「大小珈琲」もあるのです。
んん? さっき通りがかって同じく灰色レンガで塗りつぶされていたところ、もしや大小珈琲では…。
↑ここ、ここ! 元々大小珈琲のエントランスだったのです。
もしかして閉店しちゃったのかな…なんて一瞬思いましたが、気が付いた。
↑この矢印! この方向に入り口が変わったということでは?
大小珈琲は、遊び心のあるデザインがとてもユニークなのです。こういうさりげないヒントがこの店らしいな、と思って、矢印の方向に進んでみました。
↑予想通り、ありました♪ こちらも通常通り営業していることが分かって、よかったよかった。
胡同の風景は移り変わりが早くて、どんどんその趣が壊されつつあります。
むりやり手入れされたのではなく、今残っている愛すべき胡同の風景を、北京にいる間にできるだけ目にしておきたいなぁと思うのでした。
白老虎屯 White Tiger Village
住所:北京市東城区香餌胡同84号
白老虎屯 White Tiger Village电话,地址(图)-北京-大众点评网
大小咖啡 BigSmallCoffee
住所:北京市東城区香餌胡同78号
大小咖啡BigSmallCoffee电话,地址(图)-北京-大众点评网
【北京】Alameenで珍しいアラビア料理
昨日書いた「一人カフェ巡り~C5 café」がある三里屯西五街。
この通りには、レストランも数軒立ち並んでいるのですが
外観の雰囲気が良くて気になっていた、「Alameen」というアラビアレストランに入ってみることに。(先月のことです。)
↑見た感じ、雰囲気よし。
店内はそれほど広くなく、通り過ぎるたびにそこそこゲストが入っている印象だったので、予約をして行きました。
それにしても、アラビア料理なんて普段全然食べないので、どんなものが出てくるのか想像つかずワクワク。
タッチパネル式のメニューを見て、ワイワイ言いながら選ぶ私たち…。
↑前菜盛り合わせ。どれも初めての味でなかなかおいしい。ナンに似た、平べったい円形のパンと一緒に食べました。食べ方が合っているのかよく分からない(笑)。
↑串ケバブの盛り合わせ。
↑魚のグリル(?)。付け合わせのポテトと野菜、同じやーん(笑)。
アラビア料理と言っても、どの料理がどこの国のものか分からず、初めて見るメニューに興味津々で食べてました。どれも口に合うしビールにも合う。
水タバコを吸っている人もいました。
アラブ系のマネージャーさんらしき人がいたし、アラブ系と思われるお客さんもいたので、本場の味なのかな?
チョイ残念だったのは、いつもじゃないかもしれませんが、中国人スタッフのサービスがイマイチ。あと、冷えたビールのストックが少ない(笑)。
他にも珍しい料理がたくさんあったし、アラビア料理に興味がわきました。次はデザートも試してみたいです。
Alameen
住所:北京市朝陽区三里屯西五街西2号
【北京】ここは本当に面白い。先入観を捨てて行きたい白酒バー、Capital Spirits
白酒、好きですか?
私は、嫌いです。嫌いでした。
鼻につく香り、度数は強いし。
大学時代、将来自分が中国で働くことになるなんて夢にも思ってなかった頃、
中国旅行に行った友人がネタとしてお土産で持ち帰ってきた「茅台」を一口飲み、強烈な香りと味にノックアウト…。
それ以来、苦手意識がずっとありました。
中国ドラマで見る接待や宴会シーンでも、飲める人が勝ち、面子のために飲む、商談を勝ち取るために飲む! みたいな。
中国に来てからも、その印象は良くなることはなく。
日本人にも、苦手な方は多いのではないでしょうか。
できるだけ白酒と関わらないよう生活してきた(笑)私が、ある日中国人の友人から「面白いバーがあるから行ってみて」と紹介されたのが、Capital Spiritsでした。
うーん白酒かぁ、飲んで潰れたら嫌だなぁ、なんておそるおそる訪ねてみたのですが、
行ってみたら驚きの連続、とても面白くて、そんな不安は吹き飛ばされたのでした。
Capital Spiritsはローカル色漂う胡同にあります。
しかし、エントランスは外からは見えません。民家を入ったところにあります。
該当の住所あたりに来たら、電話をするとお店の人が迎えに来てくれます。
大菊胡同、東直門南小街との突当り近くです。
↑この看板が出ていることもありますが、気づきにくいです。
↑店内はとても狭いです。ほとんどが外国人客で、旅行者も訪れるそう。
同店のオーナーの一人であるDavidさんは、中国と胡同と白酒が大好きな米国人。白酒を独学で勉強し、約2年前に”世界初の白酒専門バー”(Davidさん談)としてここをオープンさせたそうです。
だいぶ年上に見えるけど、私より年下だった(笑)。
初めての人は入門セット(40元)を試しましょう。
↑写真右から、桂林三花(38%)、杏花村汾酒(53%)、瀘州老窖(52%)、茅台王子酒(53%)の順でテイスティング。それぞれ米香型、清香型、濃香型、醤香型に分類されています。
Davidさんの説明を聞きながら飲んでみると、一口に白酒と言っても、味も香りもまったく異なることがよく分かります。
約50種類そろえているという白酒は、他にもいっぱいあります。Davidさんのおすすめを見せてもらいました↓。
ボトルも個性的で面白い。
ショットで飲み続けなくても大丈夫。同店はオリジナルの白酒カクテルも好評です。
↑白酒サワー(40元)。レモン、ライム、コアントローを使った、すっきりとした飲み口です。
↑スパイシーなゴースト・ストリート・ゾンビ(50元)。
↑ココ・マオタイ・クリーム(60元)。茅台とチョコレートリキュール、ココナッツミルクで作るデザートカクテルです。これが飲みやすくてびっくりした。大学時代、あんなに強烈な苦手意識を植え付けられた茅台酒が、こんなにマイルドに飲めるなんて。
↑お土産に持ち帰れる、テイスティングボックスも販売しています。
お店は月曜休み、それ以外は20時オープン。
かなりの人気店なので、混んでいることが多いです。
うーん、私にとってCapital Spiritsとの出会いはかなり衝撃でした。
胡同の中で、こんな面白いバーに出会えたのも、北京ならではの体験です。
Capital Spirits 首都酒坊
住所:北京市東城区大菊胡同3号
Capital Spirits 首都酒坊(图)-北京-第页-大众点评网
大众点评には情報が少ないので、HPのリンクも貼り付けておきます。
Capital Spirits Baijiu Bar and Distillery Beijing 北京白酒吧
※入り口が分からない時は、HPに載っている携帯番号に電話するとスタッフが迎えに来てくれます。中国語・英語両方可。
【北京】一人カフェ巡り~C5 café
一人カフェで読書したり、勉強したり、ポーッとしたりするのが好きです。
(もちろん一人じゃなくて、誰かとカフェでおしゃべりするのも好きです♪)
以前から気になっていたけれど、通りからは見えず場所が分からなかったカフェに
今日こそは行こうと、行ってみました。
住所は「三里屯西五街」ですが、その通りからは見えません。
三里屯西五街とこの一帯は、雰囲気が良くて好きです。
それなりに人はいるけれど、ガヤガヤしていなくて。
まずは三里屯西五街の、この門↓から入ります。
↑芸術区のような、画廊やデザインスタジオ、オフィスが集まる小区になっているようです。
一瞬入っていいのか迷いますが、そんなことはお構いなくずんずん進みます。
↑すぐこの白い建物が目に入ります。この東側が、C5 caféの入り口になっています。月曜日はお休み。
↑やっと見つけました! うん、なかなか雰囲気は良さげです。週末だからか、わりと混んでいました。店名のC5は「西五」ですな。
↑晴れた日は日差しが気持ち良いです。
↑壁に書いてあるメニュー以外にも、紙のメニューがあります。サンドイッチやサラダなど、軽食も注文できます。
↑アイスラテ(38元)とアップルパイ(15元)。アップルパイ、小さっ! お味はなかなかでした。
店内には、デザインスタジオ(?)が併設されているので、ついでに見学。
↑このように、日本の工芸品や家具も展示販売されていました。
隠れた人気店らしく、週末ということもあり日中はほぼ満席でした。平日は違うのかも?
Wi-Fiももちろんあり、一人でも十分過ごせました。
C5 café
住所:北京市朝陽区三里屯西五街5号F座C5art西五芸術中心内
【北京】ビルの中とは思えないシックなバー、Mao Mao Chong(光華路店)
Mao Mao Chongは元々、南鑼鼓巷近くの胡同にオープンした小さなバー。
レベルの高いカクテルが胡同で味わえることで、外国人にも大人気となったのですが
昨年11月、CBDに2号店ができました。
光華路SOHOの2階にあります。
↑外観。光華路SOHOをセブンイレブン側入り口から入り、エスカレーターを上がるとすぐです。
店内は商業ビルの中にあるとは思えないほど、シックで粋な空間になっています。
↑写真が悪くてすみません…。BGMも素敵なんです。
同店のオーナー兼バーテンダーのエリックさん(中国人)は、北京の英字誌で”ベスト・バーテンダー”に選ばれたことがあり、英語も堪能で在住外国人の信頼も厚い人。
エリックさんのカクテルは、素人目から見ても本当にレベルが高い! 一杯のカクテルを作る様子は見ていて飽きません。
そして、エリックさんは人柄も魅力的。ゲストへの気配りを怠らず、気持ちの良い接客をしてくれます。
私はそれほど北京でカクテルバーに行ったわけではありませんが、エリックさんはかなり個人的上位に入っています。
さて、肝心のメニューですが
↑メニューの表紙と背表紙。可愛い♪
お酒はカクテルが中心です。世界各地からそろえたリキュール、ウイスキーが豊富にあります。シャンパンやワイン類も。
↑ウォッカベースのプラハ・スプリング(55元)。甘酸っぱくて好き。
↓以下は、名前を忘れてしまいました(汗)。私が「フルーツを使った甘酸っぱいカクテル」とリクエストしたら、エリックさんが次々と作ってくれたものです。
どれもおいしかったです♡
また、同店のもう一つの売りはピザ。
↑ガイズ・アンド・ドールズ(65元)。薄生地の上にスパイシーなトッピング。一人でパクパク食べちゃいました。
毎週火曜日は、ピザ全品40元です!
エリックさんは、この光華路店と胡同の1号店を行き来しているので、必ず会えるわけではありませんが、せっかくなら会いたい(笑)。
付近で飲むことがあれば、ぜひ覚えておきたい、私の好きなバーです。
Mao Mao Chong 毛毛虫酒吧与披薩(光華路店)
毛毛虫酒吧与披萨(光华路店)电话,地址(图)-北京-大众点评网
【北京】ちょっと贅沢したい時に。滙 HUI 日式料理
霄雲路沿いの5つ星ホテル、北京マリオットホテルノースイースト。
2階にある日本料理店が、滙 HUI 日式料理です。
1年ちょっと前にオープンして以来、何度か訪れています。
今春のレストランウィークにも初参戦し、”モスト・ポピュラー・レストラン”に選ばれていましたね。
決してお安いわけではないので頻繁には行けませんが、ちょっと贅沢しておいしい和食が食べたい時にはぴったりだと思います。
ランチなら、夜よりもお手頃に定食がいただけます。
料理長は、この道約50年のベテランである渡辺孝さん。高級ホテルで腕を振るい続けてきたそうで、お人柄も素敵です。
単品や既存のコース以外にも、リクエストや予算に応じてコースを見繕ってもらえますよ。(要予約)
私が先月訪れた時にいただいたお料理。どれも上品な味わいです。
↑前菜3種。
↑刺身。とても新鮮。奥はふぐ刺しです。
↑ふぐ唐揚げ。これ好き♪ 同店はふぐ料理にも力を入れています。
↑ロール寿司。
↑ミニサイズの牛丼。
↑日本酒アイス。この味ハマります♡銀杏入り、大人の味。
数回訪れているのに、店内写真を撮っていませんでした(汗)。
下部の大众点评には写真がUPされています~。
季節に応じてメニューや食材を変えているのはもちろん、
期間限定の特別コースもときどき提供していますよ。
現在、8月まで↓こういうのがあるそうです。
夏にぴったり! 焼物とビールの会席料理【滙 HUI 日式料理】
店内にはテーブル席や寿司カウンターのほか、個室も備えており、大個室には茶室が併設されています。
普段使いにはややハードルが高いけれど、ちょっと贅沢したい時や誰かをもてなす時に、知っていておいて損はない一軒ではないでしょうか。
滙 HUI 日式料理
住所:北京市朝陽区霄雲路甲26号海航大厦万豪酒店2階(北京マリオットホテルノースイースト2階)