【マカオ】外国人は銀聯カードでキャッシングができないので注意！
先日、ちょっとマカオに行きました。
中国在住の私が中国大陸を出る時は、現地通貨は基本的に現地調達です。
両替の心配なんてしません。だって、私には銀聯カード（Union Pay）がありますから。
銀聯カードの普及は想像以上で、
日本はもちろん、これまで中国から行った海外：オーストラリア、カンボジア、タイ、マレーシア、ミャンマー、ベトナム、韓国…。これらの国において、銀聯カードさえあれば、現地のATMで現地通貨を引き出すことができました。
もちろん、VISAやMasterなど国際クレジットカードでもほぼ問題なくできるとは思います。
が、中国で働いて5年、中国の口座がメインになっている身としては、銀聯カードの方が圧倒的に使い勝手が良くなってしまっているのです。特に現地採用だと、同じような状況の方いらっしゃるのではないでしょうか。
なので、マカオに着いたら同じように、現地のATMでキャッシングをしようと思っていたのです。
マカオは中国に返還され、通貨が違うとはいえ、大陸から行くと中国語通じるし、大陸からの旅行者だらけだし、むしろ他の外国よりもいろいろ便利なのではないかと。
まさか、大きな落とし穴があるだなんて予想もせずに。
ATM、発見しました。
↑街中にはたくさんATMがあります。国際クレジットカードのロゴに加え、銀聯もあります。
いつものキャッシングの手順で、やってみました。
…できません。
なんと、外国人は、銀聯カードによるキャッシングができませんでした。
なぜなら、中国の身分証の認証が求められるから、なのです。
ATMに、中国の身分証を読み取る機能がついています。
これができないと、キャッシングはリジェクトされ、取引してもらえません。
↑これが、身分証読み取り機能。
ここでいう身分証とは、中国大陸のもの。外国人の身分証、つまりパスポートには対応していません。
他のATMもいくつか回ったけど、すべて同じでした。
銀行の窓口にも行って尋ねてみましたが、パスポートでは銀聯カードのキャッシングはできません、と言われるだけで、代替手段はないとのことでした。
そもそも、銀聯カードを使用する外国人というのが、考慮されていないということでしょうね…。外国人なら国際クレジットカードを持っているだろう、そっちを使いなさいと、そういうことか。
まさかこんな落とし穴があったなんて。
事前に調べなかった自分が悪いのですが、そんなこんなで到着早々あたふたしてしまったのでした（汗）。
もちろん、普通にお店で買い物をする時は、カード対応のお店ならば銀聯カードが普通に使えます。
わずかな自由時間、コスメが豊富なバラエティショップのSasaに行きました。
↑北京でも、三里屯太古里などにSasaはありますが、あれはあまり使えません。マカオのSasaは広くて超充実！
↑日本や韓国のコスメもたくさんありました。そしてお安い！キャンペーンもいろいろやっています。テンションが上がる上がる（笑）。
↑このメディヒールのマスク、200MOP（マカオパタカ）→69MOPになっていました。10枚入り。ミルクのような白い美容液をたっぷり含んだマスクで、使い心地もとっても良かったです。
↑このJAYJUNのマスクも10枚入り。118MOP→72MOP！
北京じゃこんなに安く買えません！
※レジでは1MOP＝1HKD（香港ドル）になっていました。現在のレートで1MOP＝約0.8RMB（人民元）
せっかくマカオに行ったのに、韓国コスメを買って喜ぶ私でした。
次に行く機会があれば、ちゃんとマカオのお土産とか調べて調達したいです。
ということでマカオでは、国際クレジットカードを普通に使える方はいいのですが、
銀聯カードをメインに使われる方は外国人は現地でのキャッシングができませんので、事前に現金を用意するなどしてご準備ください！
