【北京】一見おしゃれなカフェなのに、実は日本料理がメイン!?798芸術区内の大千食
798芸術区の中にあるカフェレストラン、大千食。
おしゃれカフェのような雰囲気ですが、意外なことに、日本料理をメインに提供しています。
中国人の知り合いが、「“假”日本菜」だけどね、と笑いながら教えてくれました。
「ニセモノの日本料理」という意味ですが、「なんちゃって日本食だよ」くらいのニュアンスだと思います。
↑左側。この写真は、まだ暖かかった時…。
確かに、日本人が関わっている気配は感じられません。
このカフェのような雰囲気で日本料理というのは、北京ではまだ少ない気がして面白いですね。
というのも、中国人が経営している北京の日本料理店といえば、
居酒屋風とか、畳を敷いてあったりとか、店員さんが着物のような制服を着ていたりとか、やっぱりどこか和風にこだわっているお店が圧倒的多数です。
(それが、成功しているか、わざとらしく見えるかはお店によりますが)
なので、カジュアルなカフェっぽい空間で日本食を提供するというのは、何かアイディアがあったんだろうな、と思って面白く感じました。
↑入口。
↑秋頃までは、外の席を利用している人も多かったです。今はもちろん、全然いませんが。
↑中に入ると、カウンターが。
ここは特に、ランチタイムがにぎわっている印象。
早めの時間に行かないとすぐ満席になり、注文の品が出てくるのも時間がかかってしまいます。
ランチセットはいくつか種類があって、50元前後から。
↑ある日の親子丼セット(48元)。セットには漬物、サラダ、味噌汁、茶碗蒸し、デザート(この日は杏仁豆腐)が付いていて、結構ボリュームあります。
味噌汁にスプーンをつけるのは、中国でよく見ますが、日本人にはありえないですよね。
でも、なんちゃってだから、目くじら立てたりはしません(笑)。
↑またある日のランチセット。親子丼の鶏肉が牛肉になりました。55元。
牛肉が柔らかくて、なかなかおいしかった。
本格さを求めず敷居が高くないので、あくまでもカジュアルに楽しむことができるのもあり、
若い女性客を中心に、にぎわっているのかなと思いました。
アラカルトメニューをちらっと見ましたが、決して安くはなさそうでした。
刺身や鰻などは、ちょっとここで食べる勇気はまだありません(笑)。
ランチのピークを過ぎれば、カフェとして利用するのもありかな。
★おまけ★
↑1階には、京都発の前田珈琲がいつの間にか出店していました!
大千食
住所:北京市朝陽区酒仙橋北路2号798芸術区西二門入口
http://www.dianping.com/shop/69236095