【北京】見どころたくさん、10月7日まで!ポール・スミス展『Hello My Name is Paul Smith』@今日美術館
私が北京で好きな美術館の筆頭は、今日美術館です。
北京1年目の頃は、わりと近くに住んでいたこともあって、週末ときどき訪れていました。チェックしていると、面白い展覧をやっていることが多いのです。
そして、人がそれなりに入っているように見えても、あまりガヤガヤしていなくて、わりと快適に観覧できます(笑)。
今回、見たい展覧があっていて、久しぶりに訪問。
↑百子湾にある、今日美術館。手前のオブジェはともかく、このレンガの建物がなかなか好き。
展覧会場は、1号館、2号館、3号館に分かれています。
↑位置。上の写真のメインエントランス(百子湾路側)は、1号館です。
ちなみに黄木厰路を南下すると、バーストリートにぶつかります↓。
私が向かったのは、2号館。
お目当てはこちら!
↑そう、あの世界的ファッションデザイナー、ポール・スミスの巡回展が北京で開催中なのです。その会場がここ、今日美術館というわけです。
開幕時には、ポール・スミス氏本人もはるばるここを訪れていたそうです。お見かけしたかった!
↑1号館の裏側にある、2号館。ピンクが目立っているのですぐに分かります。この展覧会、ピンクがメインカラーみたいです。
↑エントランスでは、「HELLO Beijing」がお出迎え。
↑隣では、オリジナルグッズも販売していました。
ここに受付があり、チケットを購入します。
今日美術館の通常のチケットは大人20元。しかし、ポール・スミス展は特別展扱いで、120元となっています。
で、ここで、いかにも中国らしい、面白いことが発生しました。
チケット1枚は、土日だと120元。(平日は90元)
しかし、ペアチケット(2枚)だと、200元、つまり一人100元とお得になるらしいのです。
私は一人だったので、120元を支払おうとしたところ、
後ろに若い女性3人組が並んでいました。
受付のお姉さん、私に「ちょっと払うの待って!」と言う。
そして、後ろの3人娘に、「1枚だと120元、2枚だと200元。彼女(私のこと)は一人だから、あなた達4枚買って、彼女があなた達に100元払えばいいじゃない」と、言うのです!
私がきょとんとしている隙に、後ろの3人娘はすぐ納得して、私の分を含めた4枚のチケット料金400元を支払いました。
そして、私は3人娘に100元を渡しました。
お互い20元安くなったので、ウィンウィンというわけです(笑)。
私はしばらくきょとんとしていたので、3人娘にロクにお礼も言えなかったのを申し訳なく思いながら、中国らしいなぁ~と心の中で笑ってしまいました。
そういうわけで、思いがけず20元得して入場(笑)。
展覧会場は広くて、見どころが盛りだくさん。
とっても見応えがあり、ポール・スミスのことをよく知らなくても楽しめる内容になっていました。
これから観る方もいらっしゃるかもしれないので、あまりネタバレにならないよう、写真は少なめです。
↑ポール・スミス氏初のショップの大きさを再現したボックス。
↑ポール・スミス氏の語りが映像と共に流れています。
↑代表的な服がずらり。
↑等身大?かは分かりませんが、おちゃめな人なんだろうな。
↑Everyday is a new beginning. 最近落ち込んだり悩んだりすることが多かったので、妙にこの一言が刺さりました(笑)。
ありきたりかもしれないけれど、この言葉に勇気をもらった。…気がします(笑)。
上記の写真はほんの一部。
他にもたくさんの展示があって、ワクワクできるのではないかと思います。
ピンクがメインのカラフルな世界に囲まれたひと時。
なんだか元気をもらえたような気がします。
10月7日まで開催中ですので、ポール・スミスのファンの人もそうでない人も、この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょう。おすすめです。
Hello My Name is Paul Smith
開催中~2018年10月7日
今日美術館 2号館
住所:北京市朝陽区百子湾路32号苹果社区4号楼