【北京】798芸術区を夜散歩。廃墟好き・夜の工場好きにはたまらない幻想的なスポットに変身
北京を代表するアートスポット、798芸術区。
すっかり観光地として定着しているので、訪れたことのある人も多いかと思います。
が、夜の798を楽しんだことのある人は、なかなか少ないのでは?
と思い、私は日常的に出没しているのでついでに!と、夜の様子を写真に撮ってきました。
もちろん、飲食店や一部のショップは営業しているものの、ギャラリーはだいたい夕方で閉まるため、夜の屋内でのアート鑑賞はできません。
しかし、798の面白さは、ギャラリー巡りだけではないことはご存知の通り。
798はもともと工場として使われていた敷地を芸術区としてリノベーションしたスポットで、昔の工場がそのまま残っているため、
レトロな廃墟感が生み出す景観もまた趣があって、なんだかタイムスリップしたみたいな感覚になります。
夜になると、昼間とは違った顔が見られて面白いですよ。
ギャラリーが閉まって観光客もぐっと減るので、全体的に静かですし。
まずは、北門近くから。
↑北門の「798」がライトアップされています。
↑このちょっと良さげな建物は…
↑レストラン「那家小館」です。ここは四合院造りの、広く上品な空間で、北京ダックを含む北京料理が食べられます。個室も充実していて、私はアテンドに何度も使っています。
北京旅行に来る人にもおすすめのレストランです。
南下し、751D-Parkの方へ。
工場が多く、廃墟感を味わいたいならば751がぴったりです。
↑もう、このライトアップされた工場跡地、鉄筋や煙突を見ただけで、なんだかゾクゾク・ワクワクしませんか?
…しませんか(笑)。
↑ライトアップされてほのかに浮かび上がる鉄柱が、なんだか幻想的。
↑写真では伝わりにくいのですが、真っ暗な夜空に延びる煙突もどことなくゾクゾクさせます。
↑こちらは、ウエディング写真を撮る撮影スタジオの前。煙突がどーん。
↑751でも目立つ存在のACE CAFE。ロンドン発祥のカフェで、多くのモータリストに愛されて続けてきたそうです。その通り、お店の前にはたくさんのバイクが。カッコいい~🏍
ACE CAFEがあるのはロンドンと、バルセロナやスイスなどヨーロッパ、そしてアジアには北京のこの店舗のみ。日本ではカフェはなく、ブランド展開はしているそうです。
世界のエースカフェ – エースカフェロンドン 日本公式サイト
↑751の顔、機関車。
向かい側には、Cafe Flatwhiteがあります。
↑751のそばにある広場。
↑ここにあるAt Cafeはわりと古株です。
↑At Cafeの前には、こんな文字型の石がたくさん放置されていました。何かの展示に使うのでしょうか。放置しておいて、一文字盗まれたら困らないのかな(笑)。
↑751から西側へ続く通り。左側にはAt Cafe、さらに進むと大型ギャラリーのUCCAがあります。
現在UCCAは改装工事中。内部の展覧は通常通り開催しているようです。
↑人気のカフェ、樹上珈琲館。
↑飲食店が3軒ほど並んでいます。外の席でビールを飲んでいる外国人もちらほら。
↑オープンしてまだ日が浅い、ヒュンダイの美術館「Hyundai Motorstudio Beijing」。日中は、この壁の前でたくさんの人が写真を撮っています。
中にはSoloist Coffeeが併設されています。
ヒュンダイ美術館からさらに南へ。
↑あああー、ここはEatalia Uniqueという798で一番本格的でおいしいイタリアンのお店だったのに、いつの間にか違うお店に変わっていました。残念(泣)。
と言いつつも、この新しいお店も良さそうです。
↑西4号門から798を出ます。
ここでも、中国名物・広場ダンスを楽しむおばさま方が、カセットデッキから流れる音楽に合わせて踊っていらっしゃいました。
ギャラリー巡りはもちろん日中でないとできませんが、
特にライトアップした工場は、昼間と全く違った景観を生み出していて、不思議な感覚をもたらしてくれます。
たまには違った798の楽しみ方もおすすめです。
798芸術区
住所:北京市朝陽区酒仙橋路2号
http://www.dianping.com/shop/4692412